Daily Archives: 2018年4月14日

蜜の味💓

私たちのお気に入りの食堂が最近お休みがちなんです。

聞いたところによると、旦那様の調子が良くないとか・・・。店主の奥様が看病でお忙しいのだそうです。

とんと食べに行けていません。早く良くなるといいですね。

近くを通ると、このレトロなポスターが気になります。可愛い!!

そして、もう一軒のお気に入りのお昼のお店は、カレー屋さん。たまに無性に食べたくなります。宮古ではあまりナンを食べさせてくれるところがないので貴重なお店ですね。美味しすぎてついついナンをお代わりしてしまうのですが、気を付けてください。その日は夜ご飯が食べられなくなります。私はですが・・・・。

宮古に頻繁にいらっしゃる方は、是非、ご自分のお気に入りのお店を見つけてください。ポークランチョンミートも皆さんのお気に入りの宿になってくれたらいいな。と日々夢見ています。

ポークランチョンミートの「海を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、宿泊の方限定で朝食と夕食をお出ししております。完全お任せメニュー・完全予約制です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

新しく手に入れた雑貨達・・・ボチボチと宿のあちこちに飾っています。

静佳日記 *********

多くの人達と同様、私は義務という、つまらないことがあまり好きではない。

それでも、世の中には沢山の「義務」が存在する。社会の一員として果たさなければいけない義務、家族を持ったことで貫き通さなければいけない義務・・それらは納得しているから当たり前に果たせる。だけど、会社や学校に「やれ!!」と言われた義務や、痩せるために自分で義務付けたダイエットなどはクソ面白くない。だから続かなかったり、ストレスがたまったりするのも当然だろう。

それに比べて、自分が本当にやりたいと欲することは、とてつもない蜜の味。たとえそれが人から見たら何ともくだらないことであったとしてもだ。誰しもがそんな「蜜の味」を一つは持っているだろう。

私にはそんなくだらない蜜の味の一つに、朝のウオーキングがある。

頭を空っぽにしてただひたすら歩く。朝の爽やかさと、新しい発見と、誰にも気を使わなくていい解放感。朝のいいところは数え上げたらきりがない。

いつも行こうと思っているわけではないのだが、目が覚めるとまず無意識に「今日は行けるかな?」が頭をよぎる。向かう先もその日の気分で行き当たりばったり。それがまたワクワク感を誘うのかもしれない。

その日の朝は、家を出て何故か港へと向かった。日が昇っていく様を確認しながら・・。これがまた躍動感に満ちていて、毎回同じことの繰り返しなのに同じに感じない。気に入った映画を繰り返し見ることが好きなように、お気に入りの曲を何度も何度も聞きたくなるように・・・・・もしかしたら私はリピートさん?

港の奥へ奥へと進むうちに、空がどんどん開けてゆく。

その情景を眺めるだけでも心地よい。

次第に未踏の場所へと辿り着き、この先はどうなっているのか好奇心が止まらない。港なのだから当たり前だが、海(船?)関係の道具がたくさん並んでいた。宿から眺めていた時、沖の方に確認したあのジョーズ映画にでてくる檻のようなものも置いてある。本当にこれに人が入って海の中を調査するのだろうか?いつものことだが、疑問の答えは返ってこない。答える人がいないから。

港の周りの工事が進んでいるので、様々な道具が置いてあるのだが、どれもこれもまじかで見るとバカデカイ。

見ただけでは何をするものなのかさえもわからないものもある。

道具が大きいのだから勿論ロープも桁違いの太さだった。メイクマンで買ってくるロープの10倍以上の太さはあるだろう。小学校の綱引きだってこれには敵わない。

大きな建物が海に浮かんでいた。

 

何もかもがびっくりサイズ。高所恐怖症の私にはあの階段を上る勇気はない。まあ、上らせてもくれないだろうけれど。

 

 

港の中は意外と緑が存在し、可愛い花も鑑賞できた。

来た時とは違う順路で戻ることにした。沢山並んだコンテナのネーミングから中身を想像するのも楽しい。

この辺りには一般の船ではなく、ものものしい船が多く停泊していた。

『東京』と書かれた船も発見。忍び込んだら東京へ帰れるかもしれない。そんなくだらないことを考えた。特に東京が恋しいわけでもないのに。

多良間島行きの船が出航を待っていた。いつかは乗ってみたい。

朝昼晩と大忙しのクルーズ船「モンブラン」。船底はガラス窓で海の中を眺めながらのクルーズ(食事付き)が人気を集めている。

船の免許を取得する際の実技の試験は、この桟橋から出港したっけ。あれ以来一度も船の操縦をしていない。

自分で構築し、自分で体験する解説のない港見学コースはかなり楽しいものだった。こんなに近くでこんなに楽しめるなんて、やはり朝のウオーキングはやめられない。

帰りはいつもと違う方向から宿を眺めて帰宅。

私の中で何か新しいことが芽生え始めていた。