海が見えるシリーズ

今年はご家族連れのお客様が非常に多かったので、急遽シャワー室を増やすことにしました。みんなで一緒に入れるシャワー室です。

しかも!!徹底的に「海が見える」にこだわる海大好き女(少女ではありません)のわたくし・・・海が望める露天風呂ならぬ露天シャワー。

この建物を造った時にお願いした宮古タイルの下地さんにタイルをお願いしました。とても丁寧な仕事をしてくださいます。世間話をしていて、知り合いのシュノーケリングショップのご夫婦の弟さんだったということが発覚。やはり宮古は狭かった!!

思い付きから約2か月ほど??やっと先日完成しました。

こんな感じで海が望めます。実際はもっともっと広いスペースです。

ところが。海が見えるということは海からもこちらが見えてしまいます。でもご安心を!!どんなに背が高い方でも首から下が見えないようにカーテンで隠してあります。桟橋にいる人が鼻血ブーにならないように、カーテンの上部から海を覗いてください。

嬉しくて嬉しくてたまらないわたくしは、1日に5回はここへ行って出来上がりを眺めています。立ったままシャワーを浴びるふりをして、「ふふふふ~~ん♪」と鼻歌交じりで海を眺めたりなんかしちゃって・・・・。きっと、お客様より何より、一番喜んでいるのは私自身ですね。そう思います。

さてさて、先日、高校の同級生夫婦が遊びに来てくれました。

オープンしたての頃にも一回来てくれているので、今回は2回目の宮古。なのに・・・・・・・・・!!

彼らは宮古を殆ど観光していません!!説得して説得して、やっと今回は離れたシュノーケリングスポットに出かけました。

「俺らはゆっくりゆっくりちょっとずつ来る度に見る所を増やしていけばいいんだよ」

そう言う彼は、海に入るのも「静佳の海で十分なんだから!!」と言い切ります。

静佳の海・・じゃなくて、静佳ビーチだけれどね・・・以前私がパイナガマビーチのことを「静佳ビーチ」と呼んでいたのを覚えていたようです。「静佳の海」を連呼する彼はきっとこのビーチの正式名称が「パイナガマビーチ」であることすら知りません。

東京にいた頃はあまり会えなかった友達に、こんなにも会えるようになったのも、宮古に来たお陰だと思っています。東京は狭いようで広い。宮古は遠いようで近い。そんな感じでしょうか?

また、会える日を楽しみに・・・・。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」は、宿泊の方限定で朝食と夕食をお出ししております。

朝食の例

夕食の例

夕焼け空から星空へと移り変わる自然の芸術を眺めながら、テラスのカウンターでお召し上がり下さい。最近は凄いカメラを持参のお客様が増えています。私もいい刺激を受けまくりです。

静佳日記 ****************

暑くて暑くていられないので、短パンを買いに出かけた。ハーフパンツではなくて「短パン」!!

宮古中探しても見つからない。短パンの需要がないのか?

ないのなら、作ってしまえホトトギスが定番の私は、ジーンズを買ってちょん切ることにした。

ところが・・・いざ履いて出かけようとして驚いた。左右で長さが微妙に違う。微妙どころじゃないなあ。一目瞭然。しかも斜め。

ま、いっか。

そのまま買い物に出かける。と、スーパーではもっと驚くものに遭遇。

マグロちゃんが1匹で売られていた。レモンを加えて・・。

そして、〇〇こドリルの顔出し人形を発見した夫。背が低いから子供用だね。

そう思うなかれ。物事は決めつけてはいけない。

大人だってやるときゃあやるんだ。

そして、知り合いのダイビングショップへと行ってみたら「短パン」が沢山売られているではないか。盲点だったな。こりゃ。

ところが、ここで私は己を知ることになる。

可愛い短パンを着こなすために、その日の夜は大統領の「ダイエット宣言」が大々的に我が家で放送された。

そしてその翌朝、大統領に出されたボリューミーな朝食。

夜には、大統領が『何時間でも食べていたい』ほど大好きな茄子とモッチェレラのトマトソースパスタを反逆者の夫が作ってくれた。

自問自答の末に、大統領が出した結論は「美味しいものを好きなだけ食べられる権利を放棄するべからず」だった。