本当はプーケット島に行くはずだったバケーション。悪天候により、飛行機が飛び立った空港に戻ってしまい、急遽、旅先を変えざるを得ませんでした。
仕方なく、代わりに選んだのは宮古島。
こうして、大きなハプニングから始まった結婚記念日の旅行で宿泊先にポークランチョンミートを選んでいただいたご夫婦。勿論、宮古島は初めてです。
災い転じて福となす。
私の好きな言葉ですが、まさにこれでした。絶好調にいいお天気と、馬鹿みたいに奇麗な夕日の毎日。
ただの一つも「残念なこと」がなかった3日間。
初めてでこんなにいい宮古島を見ちゃって、次が心配・・・。そんな言葉が出るほどでした。・・・・本人も気が付いていないようですが、滞在中からすでに心の中では「次」が決まっていたに違いありません。
またきっといつの日か、今度は初めから旅先を「宮古島」と決めて少し長い休暇を取っていただくことを期待して・・・
ポークランチョンミートの「海を眺めるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、宿泊者限定で朝食と夕食をお出ししております。
テラスのカウンターで海と空を眺めながらお召し上がりください。
お天気が良すぎて、お昼に作った「ただの焼きそば」が五つ星のレストランに勝っちゃいました!!(※個人の感想です)
ディナータイムの夕日が連日、凄いことになっています。
夕日が落ち始めると、宿の後ろ側では満月が昇ってきていました。
静佳日記 ***************
そういえば、もう何年もあそこで泳いでいないね。
そう思いだして、東洋一と称されるビーチへ向かった。
あまりにも有名すぎて、数々のライターがここの美しさを表現してきているので、彼らの言葉を台無しにしないためにも、私の乏しい表現力は差し控えよう。
敢えて一言だけ付け加えるとしたら、
「行く前からその美しさが決まっているところ」
シュノーケルをつけて暫く泳ぐが、すぐ近くを通るマリンショップのジェットのエンジン音が怖くて、安心して泳げない。早々に退散する。
場所を変えよう。
そこでは誰も泳いでいなかった。一人、地元のおじさんが軽トラで帰るところだったので「魚はいますか?」と尋ねると「イカがいっぱいいるよ~」
早速、釣り竿を取り出す夫。
同時に私は海の中へ・・。
入った途端、数ミリの小魚たちの集団がお出迎えしてくれる。
そこから次々に魚たちとご対面。
彼らに誘われて沖へ沖へと進んでいくと、きらきらと輝く魚の群れに遭遇し、ゆっくりと近寄っていく。
そして、気が付くと私は「お魚のメリーゴーランド」の中に入っていた。360度囲まれて中心で廻っていると、まるで遠心力が働いているかのようにどんどん中心に寄ってくる魚たち。カメラを構えていたが、あまりに近すぎてどう撮影していいのかわからなくなる。おいおいおいおい!!ぶつかるぞ~~~~!!
なんだかおかしくておかしくて、シュノーケルをくわえたままゲラゲラと笑ってしまう。
これだから宮古の海はやめられない・・・・。