宮古島は連続晴れ日続行中~~~!!と思いきや、本日は雷が鳴っています。
そんな中、暑さと闘いながら日曜大工に励む毎日です。
我が家のテラスのリビングテーブルを新しくしたので、以前使っていたテーブルが「俺の立場はどうなるんだよ!!」と文句を言い出しました。
はいはい。ちゃんと考えておりますよ~~~~~だ。
外で使っていた為、ボロボロになってしまった「彼」をリメイクです。
まずはきれいに洗って干してから、白くペンキを塗ります。
そして・・・・今回はツートンカラーにチャレンジです。
どうでしょう~~~か???宿の室内のリラックススペースにジャストミート!!になりました!!
「今までは無理やり可愛いねって言ってたけれど、今回のはマジで可愛いね」
夫の感想です。
正直者かっ!!
ポークランチョンミートの「海を眺めるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」の朝食の一例です。
ご近所さんにバカでかいしし唐を頂きました。長さ20センチ弱。
それを使ってパスタの試作品を作ります。
お昼はお客様に頂いた山形の鳥ごぼうラーメンを作ってみました。
と~~~~~ても美味しかったです♪
静佳日記 ***********
宿の夕食の予約がない日は、私たち夫婦にとって時間のご褒美をもらえる日。
少しだけ贅沢な時間を楽しみます。
「行く?」という私の誘いを断ったことがあまりない夫。本来は出不精であまり自分から行動を起こさない彼を連れ出すのはいつも私の役目。
夕方のこの時間の行き先は「ここ」に決まっている。
アイスコーヒーを作って宿の前の桟橋へと出た。私だってノンアルコールの時もある。
途中で綺麗に脱ぎ捨てられたサンダルを発見。ここにも宮古の履物摩訶不思議物語が展開されていた。
桟橋の塀の上へ登る。ここって、もしかしたら宮古中で一番好きな場所かもしれない。
この時期ちょうど正面に落ちていく夕日を眺めながら、夫とたわいもないお喋りに花が咲く。
そして、この写真を撮った時に夫が言った。
「足の写真を撮る人ってダサいんだって。テレビで言ってたよ」
誰もいないから、自由に大きな声で笑える。大きな声で歌も歌った。ここでは何をしても自由だ。無人島ってこんな感じなのかな?
ビーチを振り返ると、同じように夕日を眺める人々。みんなが優しい気持ちになっている・・そんな気がした。
ビーチの後ろのお店の窓が夕日を受けて、エジプトの財宝のように輝いていた。
この素晴らしい景色は凡人をも名カメラマンへと変えてしまう。
私の隣にいる凡人も然り・・。
そこから始まる撮影ごっこ。カメラは3つ持ってきている。珍しく名カメラマンが私を撮った。私がモデルになるのは暗闇か後ろ姿くらいだ。
眼鏡からキラリと光がこぼれ、
口からもこぼれた。
そして私も負けじと飛行機を捉える。
肉眼で見てもかっこいい形の飛行機だった。
撮影対決を続けていると、鳥たちの食事の時間になったらしい。大きく旋回し、目的地へと狙いを定める鳥達。なんと・・・さっきまで見ていた飛行機の「着陸態勢」と同じだということに気が付く。「見ててごらん。こっちから回り込むと急降下するよ」夫の言葉通りに海の中の魚を捕食する鳥達。狙いを定めたら右から大きく旋回し、ピタッと止まったかと思うとストンッと海に落ちる。
もう、夢中になってカメラを構えた。「どこどこどこ???どこだ?」
「待って待って待って~~~」
レンズ越しに追いかけるが、あまりの速さにシャッターチャンスがつかめない。
やっとのことで写せた1枚。
この遊び・・・病みつきになりそうだ。
ふと見ると、塀の上にはアンカーが打ち込まれていた。釣りをするときに使うのだが、島中どこでも見る光景。みんな勝手にやっちゃっている。
それを見ていて思った。
「これってちょうどいいんじゃない?」
吸っていたたばこを入れるとまさにドンピシャ。釣り以外の有効活用だった。
勿論吸い殻は持ち帰ろうね。
宿に帰ると2階からお客さんが下りてきたので「夕日は見ましたか?」と尋ねる。「2階のテラスで見てました。そして、桟橋で夕日を見ているオーナーさん達も写真に撮りましたよ!!」との応え・・。
その写真、見たかったなあ。まあ、この時代だからいつかどこかのSNSとやらで見つけられることだろう。その時が楽しみだ。
暗くなりアルコールが入るころ、今度は月がカメラを向けてくれるのを待っていた。その体全部を丸出しにして・・・。