Daily Archives: 2017年2月10日

健康診断まで楽しい宮古島

こんにちは。宮古島の「海が目の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。

鉄板で雨が降るだろうと予想される日に、雨の日ドライブに行ってきました。

そして、見つけた新しいビーチ。こんなに大きなビーチなのに今まで気が付かなかったなんて!!宮古には本当に数えきれないほど沢山の素敵なビーチがあります。自分のお気に入りのビーチを見つけて下さいね。

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帰りに、初めて行くカレー屋さん。東京ではナンを食べれるカレー屋さんはいくらでもありましたが、宮古では数少ないです。美味しかったので次回はパスタを頂きに来たいと思います。前菜もオシャレでした。

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ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。夕食も同様です。

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夕食の新メニューとしてビーフカツレツを試作中!!産地や部位の違うステーキ用の牛肉を何種類か購入して、味比べをします。

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幸せな試食タイム。家族全員が一致したものがお客様の食卓にのぼることになります。

色々と試してみるため、連日ビーフカツレツを頂きましたが、毎日食べても飽きません。料理が仕事の男と結婚すると餓死することはないようです。

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静佳日記 *********

夏の間に行けなかった健康診断。そろそろ期限切れになるのでようやく夫を連れて病院へ向かう。

東京では何をするのも時間がかかり、健康診断も予約をしないといけなかった。そんなわずらわしさは宮古では必要なし。

受付で「健康診断をお願いします」というと「なんの健康診断?」と聞かれた。健康診断に何もクソもあるのだろうか?正確には特定健診と呼ぶらしい。

さほど待たされずに名前を呼ばれ、(レディーファーストだった)まずは先生の問診。「煙草は吸いますか?」「吸います」「お酒は飲みますか?」「飲みます」

「1日どれくらい?」・・・・問診の際、いつも私が一番答えづらい鉄板の質問をされ、お酒なら何でも飲んじゃう私は、どのお酒での量を言おうか迷った。ビールなら〇〇本、ワインなら・・・と頭の中で考えたそのちょっとの間に、先生が誘導した。「1~2合ですか?」島なのできっと泡盛の量で聞いたつもりだろうが、私の中で〇〇合は日本酒。「えっと、4合位ですね」とすかさず少なく見積もって答える。ここで初めて顔をあげて目をまん丸くした先生は、私の顔を直視して言った。「毎日4合~~?」「はい」「毎日~~?」「はい」・・・やばい!!やはり怒られるんだろうな。そんなに飲んだら健康でいられませんよ。・・ところが「そんなに飲んだら、後は酔っ払って寝るだけだね~」先生の答えはいい意味で期待外れのものだった。

聴診器を胸に1秒あて、脈を1秒測り、はい、後は計測~。看護師さんに回される。外扉のないトイレで検尿し、紙コップを持ったまま大勢の患者さんのいる診察室でウロウロしていると看護師さんが受け取ってくれる。同じ部屋で夫も問診を受けていた。完全にプライバシーが守られる至れり尽くせりの東京の医院に慣れている私には驚かされることばかり。

血圧を測り、採血を済ますと、「体重を計ります」。隣には夫が座っていた。実は彼と知り合ってから、隠し事のない私でも二十数年間黙っていたことがある。それは自分の体重。何故かというと、彼は数字を聞いてしまうと誰彼構わず喋ってしまうからだ。知らなければ言えないだろう。夫もそれを承知で、隣で私が乗る体重計を見ないでくれていたらしい。

すると、「〇〇キロですね~~」と元気よく大きな声で数字を叫ぶ看護師さん。ご丁寧に、そこにいる10名あまりの患者さんと夫に報告してくれた。怖くて夫の顔を見れなかったが、隣で肩を振るわせて笑う気配を感じた。

他の看護師さんが「はい、身長はいくつ?」と聞いてきた。「え?」と戸惑っていると、「じゃあ、測ります?」・・・「そ、そうですね」(健康診断ですから)

だが、見回してみても身長の計測器はない。「ごめんなさいね~、ここの壁で測るのよ~」といわれ、メジャーが貼られた柱の前に立つと(言われなかったが靴は脱いだ)、「ちょっと前に出て下さい」と看護師さん。どう前に出ればいいのかな?「測り終わったからちょっと前に・・」ああ、そうか・・と、振り返ると、頭に乗せていたのはティッシュの箱。確かに直角にはなるけれどこれで測っていたのか・・。

「胴囲を計ります。Tシャツをあげて下さい。」

何度も言うが部屋の中には沢山人がいる。Tシャツの下に何も着ていなかった私はちょっと恥じらって少しだけあげると、骨盤の当たりを測られた。これって胴囲じゃなくてヒップじゃないの?しかもGパンの上からだった為、夫が測った数値よりもかなり大きかった。きっと結果は「メタボ」と診断されるに違いない。

笑いあり涙ありのかなり楽しかった健康診断。その時以来、夫は私の体重を連呼している。

松本ちえこの歌をもじって「〇〇キロの人が~~好き~~好き~~」と鼻歌まで歌い出す始末。

二十数年間閉ざされていたベルリンの壁は崩壊した。

夫の旬が終るまで、誰とも呑まないようにしようと固く心に誓った。