こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
韓国からお一人でいらした女の子。「綺麗な景色を撮りたい!!」が一番の目的だそうです。お互いの国の言葉がわかりませんが、(彼女は少しだけ日本語を喋れます)今回も何とか意思の疎通ができました。
夕日タイム。「どこで綺麗な夕日が撮れますか?」と聞かれ、宿の前の桟橋へお連れする途中「あなたのブログをいつも見ています」と教えて下さいました。宮古の美しさが国境を越えて飛んで行ったんですね。すごく嬉しかったです。
後で彼女の携帯を見せてもらうと、ポークランチョンミートのホームページが「韓国語」になっていました。恐るべし翻訳機能!!時代の流れについていけない私です。それよりも、私の文章がどう翻訳されているのかが気になるところ。
そして、今回2度目のお客様。再会した時はお顔を覚えている程度だったのですが、お話していくうちに沢山思い出しました。去年、お客さん同士で初めて「台風パーティー」をした時の方です!!
同じ日に泊まられた「福ちゃん」(初対面ですが・・)と意気投合して以前ブログで紹介した「スナック」と、夫の同窓生がやっている「BAR」へと繰り出しました。
「福ちゃん」の感想は「宮古の言葉は英語よりも難しかった」です。
翌朝、夫と二人で朝日を見に行こうと出掛ける間際、彼女の部屋の電気がついていたのでお誘いに・・・・。朝の5時にお客様のお部屋のドアをノックするなんて勿論ないことですが、彼女の人柄の良さが私を自然とそうさせました。すると、気配で起きてきた人が全員「行きた~~~~い」と名乗りを上げ、みんなで出発。
日の出から30分前の素敵な空。
背後には月がまだ居座っています。少し欠けてきましたね。
待ち時間はビーチを散策します。
ぎょぎょぎょ!!何の足跡なのか!!
犬に決まっています。
ハリウッドのような看板も見つけました。
誰かが飲み物も冷やしてくれていました。
いや、中身は空です。
そして、コーヒーを煎れて乾杯!!
この日も分厚い雲に水平線からの日の出は諦めます。
すると、またまたミラクルが起こりました!!!!
浮かれてしまい、お決まりの影絵で遊びます。
場所を変えて高台からも眺めます。
泳ぐな危険!!の看板の下には
海に降りる階段が・・・
これじゃあ、「誘ってるんじゃあないのお~~~~!!??」
宿に戻り、遥々韓国から来てくれた女の子は朝から「ビール」を飲み干しました。
きっと、宮古の空と海に満足をしてくれたことと思います。
それぞれに沢山の想い出を作り、夢の国からさよならです。
また、会える日まで・・・。
お土産をありがとございました。
静佳日記 *******
かなり馴染んだ「静佳ビーチ」。久し振りに泳ごうか・・。
ここを「パイナガマビーチ」と呼ぶ人もいる。(えっっっっ??)
「泳ぐのか~~?」と知り合いの漁師さん。「泳ぐんならモリを持って入らにゃ~~」と、あおってくる。
泳ぎ始めは少し冷たいと感じるが、ほんの数秒ですぐにぬるくなるので大丈夫だ。
まずはあのクマノミ団地に挨拶をしなければ。
数か月ぶりだけれど、住民の人数はあまり変わっていなかった。
私が知っている限り、この子がここのボス。長老だ。
お天気がいいのにかなり濁っていて視界が悪い。少し沖まで行ってみたが、こういう日は沢山は泳がない。
海からあがる前に振り返ってみると、中の濁りを感じさせない程綺麗な海。
階段を上がると、おじぃ達はランチに出掛けたようだ。彼らがどこかからか集めてきた椅子達。
彼らはここに朝から晩まで代わる代わる来ては、お喋りをしている。間違いなく、家は寝る為だけの場所だろう。
お手製のカウンターテーブルは、夕暮れ時から始まる「スナックおじぃ」のためのもの。魚もここでさばいて刺身で食す。
こんなところに年がら年中いたら、そりゃ~~幸せでしょうよ。そして、それを今見せつけられている私の未来もきっと幸せになれるんだと、自然に思える。
宮古は「年寄り天国」の島。ノンストレスが、長寿の秘訣なのかもしれない・・・。
お家に帰って「じゅーしー」と「そば」を食べたらお昼寝をしよう。テラスのベッドで。
目が覚めて目の前の大きな雲を見た時、私の「年寄り天国予備軍」は既に始まっているように思えた。