島で一番のスポット
宮古島の「海が見える宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
宿の前に桟橋があります。
毎日ここを眺めていて、思うことがあります。
島で一番人気があるスポットなのでは??・・・・と。
朝早くから夜遅くまで、本当に沢山の人が訪れます。観光の人もしかりですが、地元民が多いんです。
夕日の時間。一番のピークかもしれません。
ビーチにはハンドボールの大会で沖縄中から集まった高校生。
島の子供たちはやはり桟橋で遊びます。
棒っきれを振りかざす子供は何をするのでしょう・・・。
見当もつかないと思いますが、これで友達を海に落とすんです。勿論パフォーマンスです。いじめなんかではありません。
それにのっかて、海に飛び込む子供達。
鮮やかな飛び込みです。もしかしたら宮古島からオリンピックの選手が産まれるかもしれません。
島の子供たちは本当に純粋です。「楽しいなあ~~」口々にそう言いながら未来の選手たちは海に吸い込まれていきます。
夜には高校生がバイクに乗ってやってきます。先日、その中の一人がPLMに遊びに来ました。夫の同窓生の息子さんです。お母さんの同窓生のおじさんのところに遊びに来るなんて素敵だと思いませんか?
お友達も集まってきました。その中の一人は名前をいまだに知りません。私達は「しげいち」と呼んでいます。
夫の西表島時代の友達の「しげいち」に似ているからです。「しげいち」なんて古い名前を受け入れているのかどうかは知りませんが、友達も私達の前では彼を「しげいち」と呼びます。
大人になってもきっと私達は「しげいち」と呼び続けると思います。ごめんねだけど・・・・。
ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN (へルズキッチン)」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。いらしてからではお受けできない場合もございます。
我が家のお昼ごはんは焼きそばでした。焼きそばには目玉焼きが定番です。トーストと共に。
夜はミックスフライ。
これはスタート時点の試作品。ここからどんどんグレードアップしていきます。完成したらメニュー入りを果たします。乞うご期待!!!!
静佳日記 *****
誰もいない海。
いつの間にか、私達が目指す海はそれが条件になっていた。
ある晴れた日。やはり目指したのは陸続きの無人島。
相変らずの絵本のような空を走り抜け、
到着。
お腹がすくと機嫌が悪くなる、子供みたいな夫に合わせてまずはお弁当から。
とっておきの時に呑もうととっておいた缶ビールはキンキンに冷えている。一杯くらいならこの後泳いでも酒気帯びにはならないだろう。
ここの海も何回も来ているので、おおよそ海の中の造形は覚えている。海のビギナーズラックが多い私は、いつも初めての時が一番いい状態。それをまた見たくて何度も通うのだが、二度と同じがない。
海に入ると、魚達が物珍しそうににらめっこをしてきた。
プールの様に澄んだ水はそれが海水だということを忘れさせる。
いたいたいた!!こいつ!!こいつはやばい。前回泳いだ時の記憶が蘇る。私をデカい魚だと勘違いしたのか、敵が現われたのと思ったのかわからないが、突進して来てつついてくる。狙いを定めたミサイルの様に、逃げても逃げてもどこまでも追いかけてくるのだ。追跡装置が埋め込まれているかのように、ロックオンされたら逃げ場がない。コイツの周りには沢山の綺麗な魚達が泳いでいるから近づきたいのだが、近づけない。
今回は違う魚をロックオンしていたので一安心。
一通り海の中を楽しんだら、浅瀬に戻って人魚になろう。
大胆に大の字になっ人魚はどこまでも続く海と空を独り占め。
この気持ち良さを知ってしまったら最後。もう一生中毒。
気が付くと、鎖で繋がれた囚人の様に、宮古から離れられなくなっている自分がいた。
夫を道連れにして・・・。