Daily Archives: 2016年3月10日

宮古島の海を忘れない

こんにちは。宮古島の 海が目の前の宿 ポークランチョンミートです。

一人旅のゲストさん。初めての宮古島で、ゆっくりと過ごす予定でNOレンタカー。

毎度、皆さんそうなのですが、来てみると「やっぱり・・・」と、必ず借りることになります。宮古島は意外とデッカイです!!

最後の朝、お隣の「静佳ビーチ」をお散歩。

宿からカメラでキャッチしました!!

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カメラのレンズの中で、ドラマが繰り広げられています。

(ここからはフィクションの世界。勝手な想像です)

ビーチを歩いていると、知らない人に声をかけられた。「観光ですか?どこに泊まっているの?」と尋ねられ、「あそこです!!」と、彼女はポークランチョンミートを指さした。二人で振り返り、宿を確認。

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「へ~!いいところだね~」「そうなんです~奥さんが綺麗な人でね~」

(あくまでもフィクションです。むしろ願望)

 

「良かったら、海をバックに写真を撮ってあげましょうか?」と彼が言い、

「お願いします」と携帯を渡す。

はい!!ポーズ!!

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彼にお礼を言い、そのあと、一人で桟橋まで散歩。「なんて気持ちがいいんだろう。このままずっとここに居たい・・」

彼女は、帰りの飛行機の時間が迫っていることを恨めしく思った。

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THE  END

チェックアウトまでの素敵な時間をストーキングさせていただきました。

暖かい時にまた、宮古にいらして下さいね~~~!!

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静佳日記*******

東京にいた頃は、「上地」という性は殆どいなく、正しく読まれることも、正しく聞き取られることも殆どなかったが、宮古には「上地」がいっぱい。

どこに行っても「上地さ~~~ん」と呼んでいる人がいて、その度に反応してしまう。

銀行でも、郵便局でも、市役所でも、病院でも、「上地さ~~ん」の度に、立ち上がっては、座り、また立ち上がってはまた座り・・・タ~ンタッタタッタ タ~ンタッタタッタ~と、つい言ってしまいそうになり、一人でウケる。

歯医者に行き、顔にタオルを被せられ待たされている時にも、

「上地さ~ん、口を開けて下さ~い」

大きく口を開けていると、隣の上地さんだったり・・。

そんな歯医者もいよいよ治療が終わりに近づいた。

「上地さんは、頑張って通ったからね~。少し休もうね~~」と、自分より20歳は若いであろう先生に言われた。隣に座っている小学生と同じ、子ども扱いだ。

この言葉使いが表すように、島では人と人との距離が近い。

初めて会ったのに友達みたいだし、朝の散歩では、すれ違う人はみんな「おはようございます」と挨拶をする。

この間は、スーパーの駐車場を歩いていて、「おね~さ~ん、ちょっと~」と、車の人に声をかけられた。

あらっ?ナンパかしら?と一瞬だけドキッとして振り返り、運転席を見てガッカリする。

鉄板な地元のおじさんだった。

ヴァンダレィ・シウバを日本人にしたみたいな顔のその人は、身振り手振りで、反対側のミラーを直せと指示をした。

言われるままに、ミラーを調整。

「ありがとう~」と言ってシウバは去って行く。

こんな些細な近さが、この島の居心地の良さなのだろうかと考え、自然と笑顔になった。

そして、全く関係ないけれど・・・・

「冷やし中華始めました」

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