宮古島の宿こんにちは。宮古島の宿 ポークランチョンミートです。
島の友達とテラスで飲んでいたある夜。
「彼女が寝ちゃったんです～～」と言ってゲストの男性が加わりました。
話しは弾み、彼の言った一言で更に盛り上がります。
「明日、彼女にプロポーズしようと思ってます」
ななななななな～～～～んと！！
それならば、フラッシュモブもどきをしようということになり、酔っ払いの回らない頭をフル回転。今からはダンスのレッスンは間に合わない・・・。
翌日、もう一組のカップルのゲストさんに協力をしてもらい、何気なく宴のスタート。（これも仕込み）知らないのは彼女のみ。
島の友達や他のゲストさんにも協力してもらい、何とな～～く人が集まります。
打ち合わせでの主役の彼の合図は、一人で部屋に上がった時・・・・プレゼンとを持って降りてきたらプロポーズです！！彼がトイレに行ったり、キッチンに行ったりと、席を立つ度に、右往左往する挙動不審の私・・・。
いよいよその時が来ました。
彼のプロポーズに「はい、宜しくお願いします」と彼女が答えた途端、夫が30分かけて仕込んだ300本近いロケット花火が暗闇から一斉に夜空に散ります。（写真は誰が撮った？）
もうこの時は彼女は涙で顔がぐしょぐしょ！！
島の友達がサプライズで買ってきてくれたケーキをもらって笑顔のお二人。
彼からのプレゼントを開けて、またまた涙涙涙の彼女。
ちと早いけど練習ということで行ったケーキ入刀でまたまた笑顔・・・
笑ったり泣いたり、本当に忙しい夜でした。
最後は深夜の花火でしめくくりました。もう一組のカップルともこれをきっかけに仲良くなり、いい思い出の夜となったようです。
彼からのプレゼントは、彼女の仕事柄、指輪ははめられないので、指輪を飾る置物でした。
「Together Forever いつもありがとう」
こんなキザなメッセージを彫り込むのは、石田純一か彼ぐらいでしょう。
いつまでもお幸せに！！！
静佳日記
幸せな二人が結ばれる時もあれば、長年連れ添った夫婦が争う時もある。
宮古に来て初めての台風と同時に勃発したどデカい喧嘩の嵐。それ以来のどデカいヤツが最近やってきた。
今回は、９３０ヘストパスカル、風速70メートル級のかなりヤバいやつ。言い出したら止まらないお互いの悪口は、留まるところを知らず、冷静な人が聞いたら子供の喧嘩そのままだ。最終的には、「お前の母ちゃん出べそ」にも発展する。
せっかく建てたお家の壁は、投げつけたリモコンでへこんでしまい、自分でやったのにもかかわらず、「建て直してよ！！」と悪態をつく女房。
離婚はもとより、財産分与まで話が進むと、これ以上の話の種類が無くなり、それからはダンマリになった。2日間は口をきかなかっただろうか・・。
それでも、人間、怒りの労力は長くは続かず、おまけに夫婦でサービス業をやっている以上、いつまでもダンマリは続けられない。
ゲストさん達との夜の女子会（プラス・夫）をきっかけに、不本意ながら終結。
これがまた、とんでもないことに発展する。
ゲストさんに頂いたお土産の日本酒。
美味しくてついつい飲み過ぎ、朝5時に目覚めると、1階の入り口で眠っていた。
ゲストさんが起きてくる前に目が覚めて良かったね。
そう話していた矢先・・朝食の時間に男性ゲストさんからの一言。
「夜中にトイレに降りて来たんですけど・・・床に寝ていました？」
あちゃ～～～～！！しっかり見られていた。
「寝ぼけていたんで、踏んずけちゃいそうになりました」
踏んずけてくれれば良かったのに・・・
「飲み過ぎて、階段を上がるのが面倒になったのかな？と思って」
私の寝室は１階です・・・。
宮古では、朝方、よく酔っ払いが道路で眠っている。カエルの死体の様に・・。
もう、私はこの話をする資格はなくなってしまった。