Daily Archives: 2023年1月8日

2023年になっちゃった💦

あけましておめでとうございます。

何かと忙しかった2022年。ブログをサボりがちですね・・とお客様に言われ・・・・

はい。その通りでございました。ほんっとに時間があっという間で、一日が一瞬で終わってしまうんです!!たかがランチ、されどランチ。ランチタイムの営業を始めてからそれに関わる仕事が鬼のように増えたのは気のせいなのでしょうか??とにもかくにも、掃除から始まり掃除に終わる毎日です。まあ、毎日楽しいので良しとしましょうか。そんなこんなでブログに充てる時間がほぼほぼ無くなってしまっています。書く気は満々で、ネタもたっくさん溜まっているのですが・・・・。

去年、わたくしの事務仕事用にちょっとおしゃれなデスクとイスを新調しました。それに伴い、デスク周りも大掃除の模様替え~~~!!(こんなことばかりしているから時間がないのか・・・)今、私の仕事用デスクはOL時代の会社のそれに似た環境となり、遠い昔の自分に戻ったようで、ウキウキしています。デスクに向かうと、会社に出勤したような気分になり楽しいです。単純なんですね・・私。

でも、環境ってとても大切だと思っています。何事も、どうせやるなら楽しくやりたいですから。

さて、こんなに前置きが長くなってしまいましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

昨年になりますが、2度目のお客様は2度目という気がしませんでした。前回いらした時に西表島時代の夫の同級生のお父さんを知っているという話になり・・・・。共通点があると親密度が増すものですね。そのお父さんは今は鳩間島で一人で宿を運営しているようで、彼女はそこが鳩間島での常宿だそうです。写真やお話を聞くにつけ、羨ましい限りの生き方だなぁ~~~~と思わされます。もっと年をとったら私達もそんな風に・・・・。

きっと彼女もそんなところが気に入り、離島を旅しているのでしょうね。また宮古にも遊びに来てください。乾杯しましょう~~!!

さて、ポークランチョンミートのシェフさんは、今、ラーメンスープの虜になっています。明けても暮れても・・・とはよく言ったもので、本当に日が昇る前から世の中が寝静まった後も、ず~~~~~~~っと仕込みや研究に勤しんでいます。一番奥が深いスープと返し。だいたいラーメンってやつはその二つで決まっちゃいます。ところがその奥の深さは宮古島の真下のブラジルまで到達してしまうほどの深さなんですね~~~。材料を変えたり、分量を変えたり、時間を変えたり、順番を変えたり、いっそ根底から作り方を変えてみたり・・・・・・いったいこの人は終わりということを知らないのだろうか、と思いながら眺めています(私は味見だけなので)。でも、その情熱は作品に物凄く反映されていると思います。彼の仕事をまじかで見ていると「料理」ではなく「作品」とどうしても言いたくなります。それほど丁寧に丁寧に、手塩にかけて作り上げていきます。唯一無二の彼の作品はドンドンその種類を増やしています。試作品は数あれど、世に出るのはその中のほんの少し。

「美味しかったから」

と、再び食べに来てくれるお客さんが一番嬉しいのだそう。何故って?「また食べたくなる味」を目指しているからです。

そして2番目に奥が深いチャーシュー作り。これはもう何十年も続けていますが、これまた新しいレシピが尽きることがないようです。彼曰く「料理は化学」。そして驚くほど数字に強いです。そんなシェフは「小、中学生と勉強しなくて良かった」といつも言っています。そのお陰で今脳みそが沢山のことを吸収できるんだとか。これだから人生って面白いですよねっ!!(笑)

そのチャーシュー作りですが、宮古のつぶしたての豚を使って作ってみました。

まぁ~~~~~ビックリするほど柔らかく、脂も皮もトロットロでした!!(沖縄は豚肉を皮付きで食べます)。でも色々と制約があり、常にというわけにはいかないようです。残念!

宮古に遊びにいらした際には是非一度はランチタイムのオリジナル宮古そばを召し上がりにいらして下さいね。麺は宮古そばの生麺を使用しております(一般的なそばは茹でてある麺を使用します)。これがまた抜群に美味しい麺です。トッピングも全て手作りです。一つ一つを説明していると日が暮れるのでこの辺にして、私の数少ない手仕事を一つご紹介♪

デスク用の椅子を新調して要らなくなった椅子を冬らしくリメイクして客席の仲間入りをさせました。

めっちゃ座り心地のいい椅子なので是非!!

最後はポークランチョンミートからの眺めです。

高台まで行くとイルミネーションが楽しめますよ~。

静佳日記 **************

あれは何月のことだっただろうか。休みの日も仕事ばかりしている夫と、久し振りに2連休をとり、「今日は仕事を何もしないぞ~~~~!!」と固く誓い合って出かけることにした。

以前から気になっていたハンバーガー屋さんを目指す。少し前には島に2,3軒しかなかったハンバーガーショップは、今やどこもかしこも・・・・になりつつある。

朝が早かったのでもしかしたら一番乗りだったかもしれない。まだ誰もいない。予想外だったのは店舗ではなくキッチンカーだったこと。あまり情報をネットで見ないのでいつも下調べなしのぶっつけ本番。定休日だけは調べるようになったが・・。そのショップの一番の『売り』を注文し、メニューにビールを見つけた私はニヤリと微笑んだ。

小瓶のビールをそのまま渡され、フードコートなどによくある呼び出しボタンを持って待つことになった。辺りを散策。何もなかったド田舎の土地は都会のお洒落さんに様変わりを遂げていた。あれ?ここどこだっけ?

好きに使ってよいと言われた広場もお洒落な空間で、いつもの如く、その場を楽しむというよりはその構造に興味津々の私。大工の血が騒ぐぜぃ。

建物の屋上まで全て見終わった頃に呼び出しのブザーが鳴った。ビールの効果でお腹が空いている。

ビールを追加注文しないように早々にその場を離れ、久し振りのゆいなビーチをチェックし、

誇らしげにそびえ立つ日本一の橋を渡った。

6月には全国のお金持ちで賑わうことになるホテルの工事の進行をもチェックし、

用事を済ますために遠回りをしたのが功を成し、大きな虹に遭遇できた。

しかもダブル。

ああ、だけど、街中よりもポークランチョンミートから見たかったね、と夫と同じ気持ちを伝え合った。

その日の夜は、いつもの店でいつもは無い大きなぶりのカマ焼きをつまみに二人で飲んだ。

こんな一日でも私達にとっては豊かな一日だ。観光業をしているので半分は仕事の延長だけれど、それを楽しめるという特技を持っていることが私の唯一の特技かもしれない。