Daily Archives: 2022年9月2日

キャッツアイ

まだ、ポークランチョンミートが出来て間もない頃だったと思います。3人姉妹だというので名付けた「キャッツアイ」。その後も2代目、3代目のキャッツアイ姉妹が来てくれたこともあり、彼女たちは初代キャッツアイという称号を手に入れました。次女(だったかな?)の彼女は2回目いらした時に一緒だった彼とその後結婚し、子育てに専念していたようです。

そして、今年。子供たちを引き連れて久し振りに帰って来てくれました。覚えていてくれて、会いに来てくれて、本当に嬉しいです。こういう再会があるからこそ、宿は楽しくて仕方がありません。皆さんの愛に支えられているんだと実感させられます。

今回も楽しい夜の宴をご一緒できました。素敵なお友達も紹介してくれてありがとう。いい人にはいい人が集まります。これからも、子供たちの成長を見せに来てくださいね。私達も成長を見せられるように頑張ります!!(成長しない大人がひとり)

さて、研究熱心な料理担当の夫は、毎日がお勉強です。昔から追及するのが好きでした。一般的にあまり食べたことがない、なんだかわからない料理よりは、日本人が好んで食べる「よくある料理」をもっともっともっと美味しく!!なる工夫をするのが大好きです。

私が、大好きすぎて毎日でも食べたい!!と言ったのがきっかけで試作を始めた冷やし中華。昔の自分のレシピを少しづつアレンジして新しいタレを作りました。麺も色々試しましたが、結局一番気に入った麺に落ち着きました。試食の度に私は大喜び!!でも、ランチに提供する前に夏は終わりそうです。東京で営んでいたお店でも、2月に「冷やし中華始めました」とメニューに入れていたほどの異端児です。彼が作りたいときに、提供したいときに始めればいい。と、理解力のある妻は思っています。

そして、つけ麺。これも色々と試行錯誤を繰り返しています。

どちらにも必要不可欠なチャーシューは、15歳で中華料理店からスタートした彼にとって、とても大切な存在です。これほどまでに多様なレシピがあるのかとビックリさせられるほど、様々な作り方を試しています。どれも自分の好みに合うように。

使用前、使用後の二人 ↓↓↓ 肌の艶が違います

ランチに登場するのはいつになるのかわからない試作が終わった料理たちも、宿泊のお客さんの夕食にはたまに登場することがありますので、お楽しみに~~。

先日、偶然ですが長期お休みに入る前日のカフェに行ってきました。私達のお気に入りのカフェです。

たまに遠出をすると楽しいです。

豪華ホテルもあと少しでオープンでしょうかね。

静佳日記 **************

ポークランチョンミートの隣にあるパイナガマビーチでは数えきれないほど泳いでいる。おそらく1000回は超えているのではないだろうか。それほど私の中では慣れ親しんだ海。必ずシュノーケルとフィンを身に着けて泳ぐ。様々なスキルの練習をする場所でもある。シュノーケリングと趣味の撮影が主体だが、最近では健康の為、ただひたすらクロールで泳ぐこともしばしば。

多くの日は昼間の一番暑い時間帯になるのだが、仕事が許せばたまに日が落ちる前に入ることもある。

その日もその時間を選んだ。

ポークランチョンミートの玄関を出て、道路を挟んだ公園の中を横切るともうそこが海への入り口。まさに玄関を出たら30秒で海という、このあり得ないほど素晴らしい条件はこの土地を購入する決め手のほぼ90%を占めていた。いや、そうでなかったらこの土地は買っていなかっただろう。海のすぐそばに住むことが10代の頃からの夢でもあった。

気温も下がり、凄く身体を冷ましたいという欲求は昼間よりは落ちるが、それでも海に入るのはいつでも嬉しくてワクワクする。

ましてや海の中から夕日も眺められるとなると、ダブルで嬉しい。

顔をあげる度に変わっている雲。

あの「美しい花には棘がる」典型の危険な魚が住まいを変えていた。いつもの沖の大きな岩から波打ち際近くの小さな岩へ。

よぉ

毒が怖いので、ギリギリ逃げられるところまで近づいて撮影に夢中になった。あとで写真を見たらおっかなビックリが撮影の成果に反映されていた。

この時間の一番いいところは海に浮かぶ大の字。眩しくないし、顔が日焼する心配が少ないので長時間仰向けで浮いていられる。視界には雲しかなく、かろうじて水の中の耳には何も雑音が入ってこない。

こんな贅沢なベッドってないだろう。サバンナのど真ん中の空中ベッドに憧れていた時期もあったけれど、今はこのベッドが私の中のナンバーワン。ここに浮かびながら、次なる作戦を考えるのが私の楽しみの一つでもある。こうやって生まれた作戦は数知れず。人は気持ちがいい環境でこそ良いアイディアが生まれるものだ。

また、一つ、いいことか~~~んがえた!!