Daily Archives: 2021年10月14日

はじめまして。ポークランチョンミートです。

ポークランチョンミートは厳密にいうと、港の中に建っています。この土地は夫が小さい頃は海でした。のちに埋め立てられた土地です。なので、周りを海に囲まれている感じがします。そして、この立地のお陰で眺望は最高!!!毎日、ここから眺める景色は決して、決して飽きることがないんです。それどころか、毎日のように夫と話しています。「この場所に住むことができて、私達は本当にラッキーだったね」と。

空を見上げれば、私の大好きな雲が無限大に変化する姿を披露してくれます。飛行機雲がドンドン伸びていく様をぼーーーーっと見ていられるのも、当たり前ではないと思うんです。

朝にはよく虹も登場します。「どうだ!!!」と言わんばかりに宿の正面に現れます。まるで、お客さんの朝食の時間に合わせたかのように・・・。

ポークランチョンミートの上を囲むように出てきた時もありました。

ぶーーーーーーーん、という音が聞こえた時も、やはり空を見上げます。「あ!!飛行機だ!」といつでも私は同じリアアクション。凄く低空飛行の時もあり、そんな時には大きく手を振ります。だって、もしかしたらうちのお客さんが乗っているかもしれない!!そして、チェックインした時に聞きます。「今日、飛行機でうちの上を通りました?何時頃でした?ANAでしたか?」

残念ながら、いまだピッタンコの時がありません。いつか、誰かが私の手を振る姿を見つけてくれないかなぁ~~と淡い夢を描いています。そして、いつか私自身が飛行機の窓からポークランチョンミートを見たい!!

昼間は宮古ブルーが私を誘います。お隣のパイナガマビーチも目の前の船着き場の海も、辺り一面、全てが絶好調の「青」を見せつけます。もう、これがたまりません!!!!!特にパイナガマの海は、ビーチだからこその特徴的な「青」をお披露目します。そんな時、いつも思います。

「ここはどこの国ですか?」

と。太平洋にぽっかり浮かんだ無人島に辿り着いた気分になります。

さらに、日が落ちてくると、今度は衣装替えした太陽がこれまた、すんごいショーを見せてくれます。もう、この時間の空は彼の独壇場となるのです。雲と海をも巻き込んだそのダイナミックショーは勿論、無音ですが、心の中でオーケストラの音楽が鳴り響きます。ある時は力強く、そしてだんだんとピアニッシモになり、やがて指揮者は棒をゆっくりと置きます。

そして次に主役をバトンタッチされるのはお月様。

夜な夜なテラスで吞んでいる私達は、月夜の空もよく知っています。東京で居酒屋をやっていた頃は、深夜に自転車で帰宅していました。その頃もよく空を見上げ、「月がとっても青いから~♪遠回りしてか~~えろう~~♫」と昭和なソングを口ずさみながら帰ったものです。そう、東京で見る月はしばしば蒼く見えました。宮古ではまだ蒼い月を見ていません。何故かしら?そして更に宮古で見る月は障害物で邪魔をされることがありません。だからでしょうか?どんな形の月の日も必ず見とれてしまいます。

特筆すべきは、パイナガマの海の上に鎮座する満月の日。大きな月が海の上に放つ光のシャワーはそれはそれは美しいんです。どんな宝石よりも盛大に輝く「キラキラ」の道筋は、緩やかな波の力を借りてさらにキラキラを増します。

今の私の力量では写真でそれを表現することができません。でも、ついレンズを向けちゃうんですよね~~。

(※残念な写真ですみません。実際に見に来てください。)

勿論、星たちも活躍します。星座を見たり、流れ星を待ったり、季節によっては天野川も・・・・。これも写真がないので実際に見に来てくださいね。

そんな恵まれた景色がポークランチョンミートの魅力です。

その特権を活かさないわけにはいきません。なので、ポークランチョンミートのお食事は海に向いた1階テラス席でお召し上がり頂いています。(強風、強雨を除いて)時々行うランチ営業も、宿泊者の方のモーニングやディナーも全て・・・。

お料理は、全てお任せメニューです。(ランチタイムを除いて)様々なジャンルのお料理をご提供しています。

自家製パンもおすすめです。

カウンター席や、テーブル席をご利用頂きます。換気は200%ですので、コロナ禍でも安心。この空間がポークランチョンミートの代名詞です。是非、お食事をご予約下さいね~~。(宿泊予約時にお願いします)

料理を提供しているのはこの人。飲食店に人生を捧げてきて40年余りの私のダーリン。料理の種類によって、喫茶店のマスターになったり、中華料理の陳さんになったり、テキサスのジョニーになったり、パン屋のススム君になったりします。

若い時にサパークラブで働いたこともある彼は、お喋りも得意です。

ポークランチョンミートにいらした時は、是非、彼の料理を素敵な景色と共に味わってください。

心よりお待ちしております。

☆長くなりましたので、静佳日記はおやすみです。次回また~~~!☆