Monthly Archives: 6月 2021

いつまでもなくならないもの。

ある夜、テラスでお酒を飲んでいる時に夫が言いました。

「海の方を見てごらん。海の上の光の筋が家から見えるって、よく考えると凄いことだと思わないか?」

その時の光の筋は工事用の船のライトが放つ光でしたが、月夜の晩には月灯りの光の路が海の上に続きます。こんな光景が家から見られるのは本当に素晴らしく恵まれていると思います。月夜の海のキラキラ路を見るために、昔は車で2時間かけてキャンプ場へ行っていました。でも、そのお陰で、この体験が今のポークランチョンミートをつくり上げたのです。いえ、その体験だけではありません。今までの人生で私が体験した全ての「素敵!!」がポークランチョンミートには織り込められています。体験、経験はたとえどんなものであれ、人生の武器になります。これからも沢山の体験を積んでいきたいと意欲満々です!!

テラスから見えるのは夜の光の筋だけではありません。

季節によって沈む場所が変わっていく夕日も、ポークランチョンミートの特典の一つです。

勿論、雲に覆われて見えない日もあります。そんな日でも、それはそれでとってもアンニュイな空と海のカラーを味わえます。私はこんな日の景色も大好きです。自然が持つ色は無限大ですね。

先日、島の友人が遊びに来た時のこと。珍しく「桟橋まで出て夕日を見ようよ」と言うので皆で歩いていきました。子供の頃から知っているはずの空を見て「おおおおおおおお~~~~!!」と叫ぶ友人。誰だってこの場所に来て、この空を見るとそうなります。

感動のあまり、写真を撮りまくっていました。(笑)

私も勿論!

そして、昨日の空はまたどんよりでした。ずっとテラスで作業をしていた夫と私。「今日は雲が厚いね」そんな会話をしていました。

するといきなり夫が大きな声で、

「おおおお!!急に下の方が光り出したぞ!!」

そうなんです。空は予測不可能な生き物です。分厚い雲のちょっとした「窓」を押し広げるように夕日の光が飛び出してきたのです。沈んでしまう前の最後の最後の最後のあがきのように・・・。

力尽きる前に大きな光の玉ができる・・・・そんな線香花火の最後のようでした。

皆さんも、この空を眺めに是非いらして下さい。日頃のちっちゃい悩みなんか吹っ飛んじゃいますよ~~!!

それでは、ポークランチョンミートの料理のご紹介をさせてくださいね。夕食のメインはこんな感じの日もありますが、メニューは沢山ありますのでその日に何が登場するかはお楽しみです。連泊の方は毎日メニューが変わります。

宿泊以外の方のご予約も承っております。テイクアウトも可能です。主にお酒に合う、おつまみとしてお召し上がりいただけるようなメニューにしています。

自家製パンのレパートリーも豊富ですよ~~。朝食のメインはパンばかりではありませんが、こちらもまた連泊の方は毎日メニューが変わります。

一人で頑張っているシェフさんは、一日の生活の殆どの時間を料理につぎ込んでいます。本人曰く「今が人生で一番働いている」だそうです。(笑)

余裕があればたまにデザートも作ります。

私は視覚も大切なおもてなしだと考えています。静佳キッチンや

入り口にも花を・・・。

静佳日記 ***************

プロジェクターの最新版を友人の家から借りてきた。今までのはDVDデッキと繋いで映像を流すタイプ。今の時代はDVDなんか必要ない。AmazonプライムやHuluとかなんとかを毎月契約すれば何でも見れる。それに合わせて機械の方も新しくしようということになり、購入する前に機械を借りてお試しだ。

お試しはいつも何故か「松田聖子」のコンサート。画像もいいし音も良かった。ただでさえ天井が高く、コンクリートで囲まれたこのスペースはいい音が響くようになっている。さながら映画館のようだった。

常に新しいものは色々な角度から見ることにしているので、今回も外に出て眺めてみた。なかなかいいねぇ。

140インチの大画面は聖子ちゃんが「ゴーストバスターズ」のお化けのようだった。馬鹿でかい!!

映画を見ても、音楽やダンスの映像を見ても、とにかくいい!!!!迷いもなく購入決定。間もなく届く予定だ。これを機に、今まで投影していた白い壁にスクリーンを取り付けることにした。今から、フルセットでの映画鑑賞会が楽しみでしょうがない。

穏やかな日々。

宮古島の緊急事態宣言もあと少しの辛抱です。

飲食店が閉まっているので島民はみんな健康的になっていますね(笑)。ジョギングやゴルフなど、身体を動かす遊びが急に流行っています。いいことですね。

島の子供たちはコロナだろうが何だろうが何も変わらない生活のように見えます。相変わらず目の前の桟橋ではバレーボールを楽しむ子供達。

罰ゲームは海に落ちたボール拾い。

だけど、罰ゲームにならないよね。だって、海に飛び込んだ方が楽しんだもの。むしろわざと落としているような・・・・。

この桟橋は子供たちに限らず、私にとっても、沢山の大人達にとってもかけがえのない場所です。一日中釣りを楽しむ人が訪れますし、夕陽の時間は特に人々を惹きつけてやみません。お喋りをしたり、一人黄昏たり、三線を弾く人もチラホラ。本当にいい場所だと思います。

さて、今年も梅の時期がやって来ました。今年も梅酒を漬けましたよ~~~!!1週間で写真の右端の状態になります。出来るだけ長く漬けた方が美味しいので、1年はお待ちください。それまでは1,2年前に漬けた梅酒をご賞味くださいね~~~。

先日、久し振りの食堂へランチに行ってきました。

私達が宮古で2番目に気に入っている宮古ソバが食べられるお店です。しっかりしたスープが魅力です。

お店は職人さんで満席でした。あとから入って来た職人さんが「5名入れますか?」と聞いています。「う~~ん、今はいっぱいしているよ~」(※宮古ではいっぱいしているという表現をします)と、忙しくしている女将さんが答えます。

「じゃあ、外で待っているね」

暫くして、再びその職人さんが入ってきました。

「まだかかるのなら他の店にするけど・・・」

女将さんは「・・・・・・」無言。

暫く、無言の対決が続き、やがてそのままそーーーーっと職人さんは出ていきました。

この無言タイムが宮古の独特な感じをかもし出しています。東北の寒い地方で口数が少ないのとはまた違う、言葉の少なさがあります。うまく説明できませんが・・。

入り口近くに座ってそれを見ていた私達も無言で爆笑でした。

さて、それではポークランチョンミートの料理のご紹介をしましょう。宿泊の方の朝食と夕食は宿泊予約時にお申し込み下さい。

朝食は自家製パンをはじめ多種多様なお料理をお楽しみいただけます。

今はランチやテイクアウトも実施しています。お気軽にお電話くださいね~~。

また、ポークランチョンミートのシェフが作るアヒージョは私も大のお気に入りの自信作。その時々で様々な食材を取り入れて作るのですが、そのアヒージョに合うパンを試作中です。パン作りのいいところは料理に合わせたり、突発的な発想に合わせていかようにも作れるところですね。まさに自由自在、七変化です。

旅行先での「食の楽しみ」を皆さんにお届けするべく、日々精進中で~~す。

静佳日記 *******************

朝のウオーキング。

ウオーキングを朝にするいいところは、涼しいということだけではない。

その空気感や静けさが何とも言えず心地良い。車も少なく人もいない。

大げさに言えば地球を独り占めしているようなもの。いい意味の「アイ・アム・レジェンド」だ。

静寂はいつもと違う音色を味わうことができる。小鳥のさえずりや樹々の揺れる音は日中の喧騒では耳に届いてこない。

その中で花や草を観察しながら歩く。

昼間に車内から見て気になったものは、後日歩いて確認をすることが習慣になっている。私はもしかしたら『興味』という感覚が人一倍多いのではないかと思う。

この樹もその対象だった。え?何の花が咲いている??そう思ったら翌朝もう向かっていた。

今までも毎年ここで咲いていたはずだろうが、初めましての美しい花。

この紫の花(アザミの一種)は決して摘んではいけない。葉っぱが物凄くトゲトゲしていて痛くて飛び上がるほど。

毒スイカの時期もやってきた。

ソテツの花は10年に一回咲くと言われている。

もしかしたら、その貴重な花なのだろうか??花を見たことがないので確信は持てないが、それでもラッキーだと思っていればラッキーだ。

ラッキーといえばその代表格、四葉のクローバーは未だかつて見つけられない。本当にあるのだろうか。

見つけられないと思っているのは自分だけ・・・な隠れた車。み~~つけた!

家の壁を装飾している葉っぱ。

どうなっているの?と思って通り過ぎると、そういうことか~~。エイリアンのようだ。

ベランダから伸びた樹はよく見かける。

あちらこちらに点在する昔ながらの空き家。創作意欲をくすぐられる。

買いもしないのに、「売地」の看板が気になってしまうのは昔からの癖。もしここを買ったら・・・と色々と想像するのが楽しい。

ペンキが無くなってしまったのかと思っていた塗りかけの門はもう1年以上は経っているのできっとこういうデザインなのだろう。

住宅街の中にお洒落な新築を発見。この造りはきっとお店になるのに違いない。

そう睨んだ通り、後日通ると看板が付いていた。お弁当とてんぷらの店。

お土産に花を摘んだら、ワンプレートフラワーなんてどうでしょう🌸

美味しい、楽しい。

先日、夫の持病の薬をもらいに病院へ。そのまま夫を下ろしてホームセンターへ向かいました。買い物を済ませ車へ戻ると、エンジンがかかりません。ついに壊れたか!!このタイミングで~~~!!??と思いながら何度も始動を試みましたがダメ。あ~~~あ。初めての体験にどうしたものかと考えていると、車のキーを持っていないことに気が付きました。現代の車はキーレス。それが仇となったのです。病院までは夫が運転をしていたのでエンジンを切らないままここまで来てしまったのです。夫に連絡してタクシーで来てもらい、事なきを得たのですが、ホームセンターへタクシーで来るというのも初めての体験ですね。かっけ~~~!!

宮古はどこでも近いのでこんな突発的なアクシデントでも微塵も動揺しません。

さて、忙しくなってきた夫はちょいちょい朝ごはんを作らない日があります。久し振りのコンビニの朝ごはんは桟橋まで出ていって食べましょう。知り合いに会って、お喋りタイムで時間を忘れます。

それでは、ポークランチョンミートの料理のご紹介です。

朝食は今のところ宿泊者専用(1000円)です。自家製パンや和食etc・・・・。様々な料理が登場します。毎日メニューは変わります。宿泊予約時にお申し込み下さい。

また、宿泊以外の方のモーニングは突発的に営業します。主に日曜日が多いですが、Instagram(plm385)等のSNSにて開催日をお知らせしています。

写真はサンドイッチの例です。朝食はセットでご提供しています。

ランチも期間限定。今はしばらくの間、四川麻婆麺定食1000円です。

そして、夜は宿泊者の夕食2200円。宿泊予約時にお申し込み下さい。メニューにもよりますが2~3品のメニューにて毎日変わります。

宿泊以外の方は前日までのご予約にてお一人様2200円からご予算に応じてお酒に合うバラエティーコースをご用意しております。(ご予約は2名様より)お酒類も種類豊富に取り揃えております。お一人様ワンドリンク以上でお願いしております。

ディナータイムはテラス席にて沈みゆく夕日を眺められることがボーナスポイントです。

ポークランチョンミートは自然を重視しています。お席は全て屋外(半屋外も含め)。心温まる景色と、自然の風と、音を感じて欲しいから・・・。自然を楽しむためには様々なデメリットも受け入れなければいけません。私達は東京に住んでいる時からキャンプ愛好家でしたので、もうすでに受け入れています。

風は心地よい反面、強風の時は何でも飛ばされてしまうというデメリットもあります。そこでおもりを作っているのですが、その「おもり」の新作を作りました。

変えることができないデメリットは楽しんじゃえばいいんです。

静佳日記 ****************

朝のウオーキング。

スタートはお隣りのパイナガマのビーチへ降り立つことが多い。まだ早い朝の薄暗い時間帯は少し先の平良港のライトが眩しい。水面にもその光は伸びている。

朝の空は雲の様子によって大きく左右される。毎日変わるその顔を見るのが楽しみで仕方がない。

私の家(=宿)が建つ場所は本当に恵まれている。不動産屋さん風に言うと「お勧めの物件」だ。ビーチや港に隣接しているのは一番の目玉だが、角地で周りに家が建つ心配もなく見晴らしがいい、隣は公園、繁華街にも近い、バス停が近いのは今は関係ないがおばぁになったら役に立つはず。コンビニやコインランドリーは近いし周りにお店も沢山あるが家の周りは閑静だ。散歩コースも沢山ある、目の前の桟橋では釣り三昧。(なのに釣り好きの夫はあまり釣りをしていない・・)そして家から素晴らしい夕日が眺められる。数え上げたらきりがない。

私が不動産業をしていたら、この物件は出し惜しみをして最後に紹介するだろう。唯一出来ないことは、朝日が見れない。だが、これは歩いて10分で解決する。しかもこの辺で一番高い所で島中を見渡せる勢いだ。緑も豊富で公園や展望台を有している。よく、本当によく行く場所。

公園から朝日を拝む。

見下ろす街はいつも寝静まっているように見える。

太陽のパワーは恐ろしく偉大で、すぐに空を青く変えてゆく。

県立病院の後ろには広い芝が広がり、入院中私はいつも部屋の窓からここを眺めていた。

この大きな樹。

二つ並んだベンチはすぐそこにあり、座ったらすごく気持ちよさそうなのに、そこへ行けない。そのもどかしさと戦った。

「早く外に出たい」

ここを通ると、いつもその時のことを思い出してしまう。そして、今、外を歩けるだけでどれほど幸せなのかと感謝をする。人は時々「当たり前病」に陥る。今のこの幸せが「当たり前」になってしまう病気だ。そしてある時その「当たり前」を奪われるとそのありがたみを痛感する。だから時々災いも必要なのかもしれない。コロナ禍での影響も、私は忘れていた「ありがたさ」を色々と思い出すいい機会となった。立ち止まること、後退することは必ずしもマイナスばかりではない。

さて、不動産屋のうたい文句に戻るとしよう。

バブルが一旦はじけた宮古では「売地」や「賃貸」の看板を多く見かけるようになった。今が買い時かどうかは、誰にもわからないギャンブルのようなもの。それよりも、自分が住む場所はお金の損得を考えずに「住みたい」と思った場所に出会えた時に手に入れるべきだと私は思う。実際私はそうだった。今でもその決断は人生の2番目の正解だと思っている。1番目の正解は夫を人生の伴侶に選んだこと。

そして、この「お勧めの物件」から歩く範囲内には楽しいことが沢山詰まっている。その名も高く「おしゃれスタジオ 東京」

バス停の名前は「アツママー前」・・何だこりゃ?

広い空き地の入り口の扉。なんとも言えず好奇心をそそられる扉だ。無意味だけれども存在感があるものに魅かれる。

少し見ないうちに整備された空き地は、夫が少年の頃に「イカダ」を造った場所だそう。当時の彼らにとって、ここは夢が詰まった素敵な場所だったに違いない。

家に帰る頃には、スタート地点だったパイナガマの海が、空と一体化するブルーに変わっていた。

エビちゃん💛

先日、友人に誘われて夜の海へと行ってきました。

夜の海と言っても泳ぐわけではありません。海老を捕まえに!

海老捕り籠は島ではもうたった一人のおじぃしか作っていないらしく、そのおじぃが作らなくなったら二度とお目にかかれません。そんな貴重な籠はたった3000円で買えちゃうんです。壊れても直すことはできないから大事に使ってね。買う時にそう言われました。

さて、狙いを付けたその夜は、数少ない情報と自分の直感だけを信じての決行でした。難しいから慣れてない人は捕れないよ。そう聞いていたので、どんなものかの体験だけできれば良いつもりで挑みました。ところが・・・です。海に足を入れた途端に「あああ~~~~!!いるいる~~~~!!」友人の叫び声に驚いたのなんのって。その後も叫び続ける友人に、「静かにしないと海老が逃げるんじゃないの?」と促し、それでも夢中になって2時間は入っていたでしょうか?

楽しいのなんのって・・・。小指の先くらいの海老は川海老のようです。

釣りの生き餌に使うようですが、食い意地が張っている私は全部唐揚げに。

あ~~~美味しかった。やっぱり日本酒ですよね。

これからの時期は捕れないそうです。時期が来たら絶対また行くぞ~~~~~!!

さて、時には中華料理の陳さん、またある時は粉職人のバタコさんになる夫。パン作りを語れるようになっています。(笑)

先日、コンビニで朝ごはんを買おうとした時のこと。大好きなたまごサンドがな~~~~い!!もうすっかりたまごサンドの舌になっていたので、すごく残念がっていると、その日のうちに食パンを作ってくれたバタコさん。翌日の朝には文字通り手作りの玉子サンドと(2番目に好きな)ツナサンドが出来上がっていました。う~~~~ん。バタコさんと結婚してよかった。(笑)

そして、孤独(厨房で)なシェフさんは、その他にも色々と作ります。

時にアミーゴはタコスをアレンジしたり、

またある時はズミ・ムーチョなムール貝の香草パン粉焼きも作ります。

料理の時は紳士的なムッシュはタコのポテトサラダもお得意。

島国からコンニチワ!茶そばサラダはさっぱりとしていてあっという間に食べられちゃいます。

まあ、とにかく、作りたいと思ったらなんでも作っちゃう人なんですね。出来るだけ柔軟に枠にはまらない料理を目指しています。国境を越えた調理師団という感じでしょうかね。

新作に試食はつきものです。人生で今、一番太っている私は幸せなんでしょうか💦???

静佳日記 ***************

前回の続き・・・。

「次のポイントは・・・」

船の上でインストラクターの女の子が説明を始めた。どこであれ、いいに決まっていると思っていたので、聞き流すに近い状態でなんとなく耳に入って来た。ところがだ。「ん?んんんんんんん~~~~~?」私の耳は急に勢いよくダンボになった。「それって、この間さかなクンが行った所ですか~~?」思わず口を挟んでいた。そう。その日のちょうど少し前にテレビで見た「宮古島特集」で、さかなクンが潜って探検していた場所。今では使われなくなって沈められた漁礁。こんなところが宮古にあるんだなぁ。見てみたいな~~。そう思っていたのを知っていたかのように(そんな訳ないが)私にとってまさに「時」のポイントだった。

「え~~~~~~!!うれし~~~~い!!」

体中で嬉しさを表現した。(その表現力は少し恥ずかしいほどだったと思う)

ワクワクしながら、暗い海の中を泳いだ。あ!これ?これなの?これだよね?

テレビで見て知っていた風景が目の前に現れた。なんでもそうなのだが、やはり、実際に見るのは数百倍感動する。だからこそ、いつもこの目で見たくなるのだ。誰かが先に潜って行った。

私は耳抜きが下手なのであまり深くは潜れない。恐る恐るだけれど、少しづつ近づいたが、撮影は失敗だった。写真は後日ショップの人からもらったもの。

なんという神秘的な風景。あああああ!このツアーに来て良かった!!

ここではこれだけを見学し、次のポイントへと向かう。

朱いお魚がわんさかいる所。

すると誰かが叫んでいる!

「ウミガメ~~~~~~!!!!!」

その叫び声は磁石のように人々を吸い寄せていった。

ウミガメはよく見るけれど、こんなに深いところで見たのは初めてかな?ゆっくりと優雅に泳ぐ彼をいつまでも追いかけた。

そしてまた「シマシマ君」の登場となるのだが、いつもと違うのは、差し込む光がまるで彼にスポットライトを当てているかのようだったこと。いつもはただの「シマシマ君」だけれど、今、この瞬間、君はスターのようだよ。

拍手を贈りたかった。

全てのポイントが終わると、船のデッキで身体を乾かしながら帰った。殆んどのお客さんは島の移住者だったが、一人だけ旅行で来ていた新潟の男性とおしゃべりをしながら過ごす。地元では船を持っているのだそう。私は小さい頃から人見知りな性格なのだが、こうやって旅行者と喋っていると、それを誰も信じてくれない。機関銃トークが得意技だねと夫は言う。

大きな雲は見ていて飽きないし、

橋のそばのブルーはすっとんきょうな声が出てしまうくらい綺麗だし、

なんて日だ!!

と叫びたい。悪い意味での「なんて日」は、あなどっていた船上での日焼けが恐ろしいことになったこと。私は今、ネイティブのようになっている。

台風・・・来たっけ?

宮古島も緊急事態宣言が発令され、6月20日までお酒の提供ができなくなり、夜の街は真っ暗闇です。みんなおりこうさんですね。ポークランチョンミートもダイニングバルの営業は一時休業。21日から再開します。宿泊の方の朝食、夕食はOKですよ~~(お酒は20日までNG)まあ、旅行者もいないので、当面の間ランチを再開しています。久し振りの「中華の陳さん」の出番です!!

只今のオンリーワンランチは四川麻婆麺定食1000円です。小鉢も全て中華!!宮古島産のモズクを中華にしたり、玉子とトマトの中華炒め等々・・・。その都度小鉢は変わります。個人的には初日の小鉢「きゅうりの中華和え」がびっくりするくらい美味しかったです。私は持病もあり、辛いのが苦手なのですが、これは辛い中にも深みがあり、なんだか病みつきになる味でした。夫が作っているところをチラッとだけ見ましたが、きゅうりをこんなに丁寧に下ごしらえするんだなぁ~~~とびっくり!!作り方は勿論、ひ、み、つ、ですが。

四川麻婆豆腐の辛みは5種の香辛料を使い、それぞれの良さを引き出すように段階を経て調理しています。いつものように豚肉も部位を厳選して自分で挽いていますから、お肉の食感も楽しめます!!ただ辛いだけではない、深みのある麻婆を是非ご堪能下さいね~。私のように辛いのが苦手な方でも、スープと合わせると意外と食べれちゃうかもしれません。(辛さの感じ方は人によって個人差があります)

テイクアウトに麺は無理なので、四川麻婆豆腐弁当で900円。昼も夜もテイクアウトはOKです。海老入り餃子5個入り550円と一緒にご注文いただくと、夕食は中華三昧になります!!ホテルにお泊りの方もどうぞ!!今、宮古では飲食店は夜は殆どやっていませんから・・・。

宮古では何故か麻婆はカツと食べることが多い文化のようなので、それにのっとってみました。意外と合うんですよね~~これがまた。

ご注文はお受け取りの10分から15分前までにお願いしま~~す!!

先日は、おさるの兄弟もランチに来ましたよ~。

ギョギョギョの光景でした。(笑)

昨日の台風3号は予想通りぴったりお昼の12時に来て、お昼過ぎにはいなくなりました。毎度のことですが、台風対策は無駄に終わり・・・・。まあ、備えあれば患いなしですから。

本日はなんとか晴れました。

皆様もこんな海を眺めながらテラス席にてランチタイムを過ごしにいらっしゃいませんか?

私も毎日色々なラーメンを試食しています。(夫はラーメンを食べるのも作るのも大好きなので・・・)

PLMのシェフさんの最近の新作は、ミートソースとボロネーゼのハーフ!!『ミートネーゼ』です。手間暇かけたソースは、奥深い味がしっかりとしていて口の中でずっと味わっていたいと思える一品です。う~~~ん。これは夕食かな?ランチかな?どっちでもOKなので、いずれかに登場予定です。

ディナータイムも勿論、素晴らしい景色を堪能しながらのテラス席がお勧めです。

静佳日記 **********

前回の続き・・・・

2つ目のポイントはお魚がいっぱいだった。

勿論、珊瑚もいっぱい。

ふぐ?かな?不細工ちゃんも、海の中では個性として認められ、好かれている。人間もそうでありたい。

食べると美味しい高級魚も海の中では観賞用。なんて綺麗な色を放つのだろう。

浅瀬と違って何故か追いかけやすく、撮影しやすい。

大きな大きな貝。今まで見た中で一番大きいかも?

パイナガマでもよく見るシマシマ君もこの広さだと警戒心ゼロ!?

クマノミちゃんも沢山いたが、それよりも私は大きな大きな「ウニ」に釘付けだった。撮影は失敗。

浅瀬では珍しいと説明のあった朱い珊瑚。私は海の中で初めて見た。人が群がったのは言うまでもない。

船に戻って、次のポイントへ。

次回へと続く・・・・。