海のある暮らし。

ランチ営業はまだまだ頑張っています。細々ながら・・。

只今のオンリーワンランチは太郎さん考案のミートネーゼスパゲッティのセットです。とても好評を頂いております。このソースが産まれるまでは、下の写真のような『喫茶店のミートソース』を作っていたんですね。

これはこれで絶品でしたが、もっともっと!!を追及するキョンキョンみたいに欲張りな太郎さん。今回のソースを思いつきました。カボチャの冷静スープは小松菜の冷静スープに変わりました。その昔、銀座の「しゃぶせん」というお店にランチを食べに行った時のビシソワーズスープが衝撃的に美味しかったのを覚えています。迷わずスープをおかわり。その後もしゃぶしゃぶよりもこのスープが飲みたくてこのお店に通ったくらいです。私は今までの人生で「忘れられない○○」が沢山あります。それは食べ物に限らず、音楽であったり、景色であったり、感覚であったり、言葉であったり・・・。そして、この「忘れられない〇〇」を今度は皆様にお届けできたらいいなぁ~という思いでポークランチョンミートを創り、日々その気持ちを持ち続けています。太朗さんが作る料理も同じ気持ちです。

きっと誰かの、記憶に残るものにするために・・・・。

さて、スーパーに買い物に行くと、いつも楽しいことに出くわします。

先日は、宮古にも柿が出来るんだ~~~と思ったらトマトだったり。

そうかと思えば長~~~~~~いインゲン豆?を見つけたり。全長60センチはあったかな?

いつも駐車場で見つける落とし物のヘアゴムが、ついに店内に入り込んでいたり~~~!!(やっぱヘアゴムも暑いのかしらん?)

郵便局の駐車場でバンビちゃんに出会ったり。

それにしてもなんでスーパーののチラシの税込み価格には52.92円のように1円以下の数字が書かれているのだろう。おお~~まかなこの島で、ここだけ細かい。

さあ、それではポークランチョンミートのお料理の一例をご紹介します。

サンセットをお楽しみいただくテラス席ですが、今の時期は猛烈な西日が暑く、毎年、19時過ぎ頃からのお食事をお勧めしています。緊急事態宣言中は20時までの営業ですからちょっと難しいですねぇ。半屋内のお席のほうが日除けのレースのカーテンがありますのでお勧めです。半屋内もパノラマのガラス戸ですから見える景色は一緒です。どちらのお席をご利用になられるかは、お客様にお決め頂いております。

朝食用の自家製パンも絶好調でバリエーションが増えていっています。連泊の方は朝食も毎日メニューが変わります。

静佳日記 ************

我が家(兼、宿)の隣りにはパイナガマビーチといって市民に最も親しまれているビーチがある。釣りは勿論のこと、お年寄りは健康のために泳ぎに来たり、砂浜で鍛える人、トライアスロンのスイムの練習に来る人、お喋りに来る人、海を眺めに来る人、夕陽や星を眺めに来る人、休憩しに来る人、桟橋から飛び込みに来る子供達、親子連れ、お弁当を食べに来る人、酒を飲みに来る人、ナンパをする人、ヨガをする人、SUPやシュノーケリング等のマリンスポーツを楽しむ人、三線やギターを弾きに来る人、歌を歌いに来る人、ジャグラーの練習をしに来る人、泳ぎに来る放し飼いの犬、ゴミを拾いに来る人、酔っぱらって朝まで寝てる人、なんで来ているのかよくわからない人・・・・・・私は我が家のテラスから今まで沢山の人の笑顔や癒しを毎日毎日、毎日、見続けてきた。だからこそ言える。ここほど素敵な場所はないだろうと。

その素敵なパイナガマビーチの私にとっての最も大きな役割は「お風呂」だ。初めてこの土地(現在のポークランチョンミートが建っている場所)を紹介された時に「秒」で決めた最大の理由は大きな大きな朝風呂にいつでもすぐに入れることだった。仕事の都合で入る時間帯は変わるが、今でもこの大きなお風呂に入る幸せは変わらない。

我が家の出入り口から出て、

道を挟んだ隣りの「子どもたちに大人気の公園」を横切り、お風呂へと向かう。

公園の端っこにある大きな樹(地元のおじぃのたまり場)の所に海へと続く階段がある。ここまでで家の出口から数十歩。(何年か前に数えたことがあるがもう忘れた)

この階段を降りると、

世界一美しく、かつ、気持ちのいいお風呂が待っている。

お風呂の中には多少の珊瑚や熱帯魚が住んでいるというおまけ付き。

クマノミのお家は一番多い時で15軒くらいだったかな?訪ねたことがある。(今朝、また新たな一軒を発見したところ)

このお風呂で私は数えきれない至福の時間を味わってきた。様々な条件が揃えば、2時間でも泳いでいられる。ただ浮いていたっていい。色々なスキルの練習もここでしてきた。身体の変調を確信して病気を疑ったのもこの海で。(お陰で死なずに手術に間に合った)

生涯、このお風呂は私になくてはならないものだろう。お風呂から上がるともう一つの宝物が見える。

あの滑り台の向こうに見える白い建物が私のお城。海を生活の中心に造ったので、海上がりの動線は完璧だ。(あ、お風呂上がりだった💦)まさに思い描いていた理想の家。理想の立地ということになる。

海と共に暮らせる日常が自分の人生で叶うとは、湘南に通っていた10代の頃の私には想像もできなかった。人生は何が起こるかわからない。夢は持ち続けることと、チャンスがやってきた時に、迷わず進むことをお勧めする。進んでダメになったらその時にまた考えればいい。一度だけの人生だから、悔いのないように。