Daily Archives: 2021年5月13日

娘の帰省・最終章。

梅雨入りした宮古島。でも、梅雨っぽい空は梅雨入り宣言の日だけで、毎日最高の天気です。昨日は夏日を記録。海の青さがまばゆいです。毎年思うのですが、みんなこの時期に宮古へ来ればいいのに~~。空いているし、飛行機も安い。天気も良くて何もかもが絶好調~~~!!あとはコロナだけか・・・。

さて、少し前の話になるのですが、新しいお店ができたと聞いたのでランチを食べに行ってきました。なんだか、酵素とか自然派とか、そういうのが流行りなんでしょうかね。健康志向になってきているのはまちがいないようです。いいことですね。私は身体にあまりよくないものが大好きです。お酒とか、バターとか、チーズとか、揚げ物とか、粉ものとか・・・。

近くの民家の周りに可愛いお花が。

帰りにスーパーで「大粒 わっしょい」を発見。お祭り騒ぎなこの商品は、なんとむきエビでした。

ほうれん草を束ねた葉っぱはサトウキビの葉。懐かしいと夫が喜んでいました。今はビニールの紐が主流ですもんね。

帰り道に眺めたお花畑。

カメラを向けていると、その手前で何故かポーズをとる夫。昭和のグリコのCMをイメージしているらしい。

スーパーの駐車場で見つけた実。子供の頃の夫は、遊んでいる時につまんで食べていたそう。引っ越してきたばかりの頃に隣の公園にもこの木が生えていましたが、すぐに切られてしまいました。

静佳の花壇「しずかだん」に植えた種から色々と芽が出てきました。

即興で作った鉢(紙コップ)以外のところから出てきた芽。コンクリートの上にこぼれた微量の土から生まれたんです。凄い生命力ですね。

全然関係ないですが、ツナ缶(宮古のおばぁは、とぅ~なぁ~と言います)を箱買いした時に応募したはがきが当選しました。夫に見せながら「こんなことで大切な運を使っちゃったよ~~~~」というと、「当たって文句を言う人を初めて見た」と言われました。

それでは、PLMのダイニングの料理のご紹介です。ご宿泊者はお一人様2200円。料理の種類によって2~3品。

宿泊以外の方はご予算に応じてご用意致します。

テラス席にて、パノラマの海と空を眺めながらどうぞお召し上がりください。

静佳日記 ***********

前回の続き・・・・・・娘の帰省最終章。

翌朝、いつまでも寝ている眠り姫をたたき起こし、朝食を終えると、さっそく待ちに待った時間がやってきた。

機内にハサミを持ち込めないことを知らなかった娘は以前、これが原因であわや飛行機に乗れないという大ピンチを経験し、前回は学習して普段仕事で使わないハサミを事前にレターパックで送ってきた。ところが、娘が宮古に滞在中も全くその荷物は届かず・・・宮古は離島だから遅いんだね。と、宮古のせいにしていたが、実は厚みが3センチ以上だった為、東京の自宅に帰ると荷物が送り返されていたという失態。「失敗は悪いことじゃあない。失敗して人は成長していくんだよ」と、いつも娘には言っているが、それにしても失敗の多い娘だ。三度目の正直で、今回は5センチまでOKのレターパックで一か月以上前に宮古へ送らせる。

娘の職業は美容師。業界の中では厳しいと言われている店で6年間の下積みを頑張った。本当に頑張ったと思う。アシスタント時代の安月給の彼女に仕送りをし続けた私達も非常に頑張った。

『努力を怠らなければいつか必ず報われる』これもいつも娘に伝えていることの一つで私の信念でもある。

そして、いつの日かここで「海の見える美容室」を娘にやって欲しいと淡い夢を持っている私達は、予行練習をしたくなった。朝の気持ちがいいテラスで実行。

正直言って気持ちがいい。このロケーションで髪をいじってもらうのは。

もう一つ正直に言わせてもらえば、娘の成長にかなり驚いた。もひとつおまけの正直は、彼女がスタイリストになりたての頃にはたいして上手だと思わなかった。ところが、今回の彼女の神業にはびっくり仰天だった。娘曰く「今までで一番難しい」髪質の私達。逆に言えば、今まで私は美容室で満足したことがない。ところが、この朝、見事に思い通りの髪型に仕上げてくれたではないか。髪型だけではない。髪を洗った後のセットが非常にしやすい。嬉しくて嬉しくて鏡の前に座る時間が増えたくらいだ。(ま、仕事が始まると束ねてしまうんだけどね)夫も然り。今までセットにジェルをたっぷり使って固めていたのだが、もう必要ないらしい。美容師としての彼女のすっかりファンになってしまった私達。これからの成長が物凄く楽しみになってきた。がしかし、彼女には別の夢があるらしく、私達の「海が見える美容室」はかなり確率の低い夢である。それでもいい。娘が常に未来に夢を持って生きてくれるのなら。そんな想いを込めて「未夢」と名付けたのだから・・・。

さて、残りの少ない時間は、放っておくとずっとダラダラ寝ているだけになりそうだったのでドライブと決め込むことにした。ただひたすら車を走らせる。景色を眺めるというよりはお喋りをする場というべきだろう。我が家は家族全員がお喋りだ。誰が喋るかでよく競う。チャンピオンは私だと皆に言われている。人の話を横どる王者だとも・・・。

「ところでどこに向かっているの?」と、娘が気付き始めたのでそろそろ行き先を決めようと、ビーチを目指した。ここに来るのもどれぐらいぶりだろうか。

この瞬間が好き・・・ブルーとの遭遇。

観光客がいっぱいだった。

珍しい渦巻く波。

そして最後の時間。1回食べ損ねたので4回目のパパご飯は死守せねばならなかった。飛行機の時間ギリギリに一人だけ晩ご飯。満足そうな笑顔。

髪が伸びる前にまた来てもらわないとね。