Daily Archives: 2021年1月19日

今日も晴れの宮古島。

今朝、ウオーキングに行った時のこと。

「あっちにパトカーがいっぱい来ているよ~」

とおばぁに話しかけられました。ああ、そういえば、早朝にサイレンの音がずっと鳴り響いていたよ。と、夫が言っていたっけ。

「何なのでしょうね?」

私の問いに、

「若者が呑み代を払わないで騒いでいるよ。馬鹿者がっっ!!」

とのこと。

♪別にき~~みを求めてないけど♪

♪そ~う言われると気になる♪♬

と、たいして興味はなかったのですが、おばぁが指さす「そっち、そっちだよ~」の方向へと行ってみることにしました。

座り込んでお巡りさんに悪態をつく馬鹿者は、話し方ですぐわかるうちなんちゅ(沖縄から来た人)。その後、その事件の発端のお店も見つけました。この時間に営業しているのは一軒だけだから。いつの間にか新しく開店していたBAR。最近の宮古はちょっと歩かないとすぐに変わります。

近くの家のおじさんが出てきて、チラッと見て私に一言。

「酔っ払い」

私も目くばせをして返しました。

「酔っ払い」

まるで秘密組織の合言葉を交わしたようですが、宮古の人の会話は短いのです。「なんだよ、うるさいと思ったら酔っ払いか?迷惑だな」「そう、酔っ払いです。本当に迷惑ですよね」そんな会話がこの4っつの単語に含まれているのです。

そしておじさんは何事もなかったようにまた家に入りました。このなんとも言えないリズムが私には面白くてたまりません。

さて、寒い日だったり、小春日和だったり・・・・と、コロコロ変わる陽気ですが、プランターにも洋服を着せてあげました。別にこれで暖かくなるわけでもないのですが。

夫のパン作りも日課になり、毎日色々と試作を繰り返す日々です。色々と完成品も増えましたが、まだまだバーガーバンズが今のところ難関です。

色々と挟んで、モーニング?ランチ?テイクアウト?・・・・夢が膨らみます。

照り焼きチキンも挟みましょうね~~~。

ディナータイムは3500円のコース料理にて2名様より。

夕日を眺めながらゆっくりと。

ランチタイムは12時からです。テイクアウトはお電話を頂けるとお待たせせずにお渡しできます。

静佳日記 **********

娘の帰省 最終章 ・・・・・・・

最後に向かった海は曇りの日にもかかわらず、すこぶるブルー。ブルーというかそら色。クリームソーダ色というべきだろうか。この色を見るためだけにここに来た。それくらい、この色には価値がある。視覚からすっと身体の中に入り込み、体中を一掃してくれるような色。自然と笑顔になれる色。その色を思い切り体中に吸い込んだ。

そして、その日はまた、風も強かった。

私達はその強い風に吹き飛ばされそうになる。

その後、いまや観光客がいなくなった観光名所へと行ってみる。誰もいないことをいいことに、ここでもまたふざけまくるソフトクリームちゃんと雪塩さん。

ああああああああ。楽しかった。

仕事の疲れを癒すのには思い切り馬鹿になることが一番だ。お腹の底から笑うと全部忘れられるから。都会のど真ん中で沢山の人と仕事をするのはストレスがたまる。娘もどうやらその方程式に従っているらしい。そんな嫌なお荷物はこの島に捨てていけば良い。

暗くなるのを待ってから、イルミネーションを見に出かけた。小雨が降っていたが、そんなことはお構いなし。暖かいから濡れたってへっちゃらだ。今年は少し光がカラフルになっていた。その大きな大きなキノコは暗闇にぼんやりと浮かび、この世に本当に妖精がいるのではないかと思わせるほどメルヘンチックさをかもし出していた。

今どき流行りのハートのポーズ。娘につられてキメたつもりだったが、実はできていなかった。

夜ご飯は宮古牛の焼きすき。

パパの料理が世界一大好きな娘のために、今回も頑張った夫。その仕込みのお陰で娘とは一回も出かけられず・・・・。そして、そんな夫をねぎらい、夫の大大大大大好きな「ケンタッキー」を買ってきた息子。「4日間、お疲れ様!」だって。なんなんだ!!絵にかいたような温かい家庭で気持ちが悪いぞ。

空港に見送りに行った頃にはとってもいい笑顔。今年、彼女に贈る言葉は、「仕事に振り回されず、自分のペースで!!」

それにしても、後ろに控える両親の不気味なことといったら・・・・。