パンが大好き!!!

前々から時間ができたら作ろうね。と、そう言っていたパン作り。一年前にはパン教室にも通った私ですが、時間を割いてまで続けるようにはならず・・・。そんな私をしり目に、何事ものめり込める余裕と時間と熱意が揃わないとなかなか手を出さない夫。今回はその3拍子が揃ったみたいです。

きっかけはこのフォッカッチャ(最初の試作品)でした。

私が食べたいと言ったので「じゃあ、作ろうか」から始まりました。もともとパン作りを始めようと思いだしたのは、メニューに使う思い通りのパンが島でみつからなかったから。それは大きさだったり、食感だったり、味だったり。

そして、これが想像したより美味しかったのと、無限大に変化させられるレシピがよほど楽しかったらしく、この日から彼の試作品が絶えません。

私はパンが大好きなので、毎日、試作品の試食が楽しみで楽しみで・・・・。

自分たちの好みのパンがたくさん出来るまで、もしかしたら、一生の旅が始まってしまったかもしれません。大げさかしら?

それでは、ポークランチョンミートのメニューの一部のご紹介です。

朝食の一例です。

お食事は基本、テラス席にてお召し上がりいただいております。お天気によっては中になりますが、もともと中のお席も屋根付きのテラスとして造りましたので、風通しも景色も抜群です。コロナ渦でも安心してお越しください。コロナ対策もバッチリです。

このブログを書いている朝から急にお日様がパワーアップを始めました。どうやら今日あたりから「晴れ」になりそうですね。気分が上がってきました。

静佳日記 ***********

前回の続き・・。

さあ、いよいよ未知の世界の扉を開く時が来た。ここは一度も覗いたことがない場所だ。

暗黒の世界を超えると、少し明るくなってきた。

テーブル珊瑚が果てしなく永い年月を物語っている。

ここは恋焦がれていた『天国』ではなかったが、興奮気味でグルグルと同じ場所を巡った。というのも、この世界観は一部の場所だけ。あとは海が語らない暗黒の世界。初めての場所でもあり、一人なので少し沖に行く勇気がなかったのと、潮の流れがわからなかったこともあり、この日は目指す『天国』はあきらめることにした。またいつでもチャンスはあるだろう。これが最後じゃない。オリンピック選手のようにまた4年後というわけでもないし、年齢に限界がきているわけでもない。まぁ、自分の中では「生涯現役」を目指しているのだが・・・。

そんなことはいいから、この世界観を暫く堪能しよう。

なんと言えばいいのだろう。そう、そこはまるで丁寧に造られた日本庭園のようだった。

自然が織りなす森の中には当たり前のように生き物が共存し、そしてまた自然によって荒らされることもある。この当たり前の自然のサイクルを壊すのは人間の手によるものだけなのではないだろうか。自然界は進歩を求めない。ただただいつまでもそのままで、そのままの生命を全うし、子孫を残す。その繰り返し。人間が本来あるべき「本能」も同じはず。だからこそこの海の中を覗くといつも心が穏やかになるのかもしれない。そして、疲れた時にまた覗きたくなる。

海から上がると、読書をして待っていた夫が買ってきておいたお弁当を並べる。

「美味しくないけど、景色がいいから美味しいね」

そんな悪態をつくのも私達が自然体であるがゆえ。

次回はもっと遠くまで・・・・。