Daily Archives: 2020年10月15日

一年に一度の飲み友達。

ポークランチョンミートの初めの頃からのお客様。途中からパパさんも参加するようになりました。初めはちょっと緊張しましたが、そんな心配は何のその。すぐに仲良くなっちゃいました。今では昔からの長い付き合いのような飲み友達です。一人娘のりこちゃんは、夫にすご~~~~くなついてくれています。そして、宮古に同い年のお友達もできました。彼女に会えることもきっと宮古に来る楽しみの一つでしょうね。

来年もまたきっと来てくれることと思います。その頃はコロナが落ち着いていることを祈りつつ・・・。

(撮影時にはマスクを外してもらっています)

さて、私たち夫婦が島で一番気に入っている宮古そばを提供してくれる食堂があります。

でもお昼過ぎに行くといつも品切れです。地元に人気だからしょうがない。それにもましていつも品切れのメニューがあります。この何ヶ月か行く時行く時いつも「終わっちゃいました」と言われ続けています。代わりに注文したチャンプルーもそれはそれで美味しくて・・・。

それにしても、使っている食材はさほど変わらないのに何故いつも「それ」だけ品切れなのか。いつも疑問でした。ある日、ふと思いついたりしました。そうか、キャベツの価格が異常に高騰しているからきっと安い値段設定では赤字になるからやらないんだね。だって、12時に行ってもなかったから。もしかしたらと思い、11時に行ったこともあります。でもやっぱりない。そうして本当の理由はわからないまま、食べたさのあまり通い続けたある日のことです。なんとその日は念願のメニューにありつけたのでした。ああ!!キャベツが少し安くなってきたからなの??喜びながら食べ始めていると、私の次の人はもう「終わっちゃいました」と言われています。そう簡単には食べられないのよっ!!心の中で優越感に浸りながら食べていると、また他の人が入店してきました。すると・・・その人はなんと「それ」を注文できたんです!!

余計にわからなくなりました。

この日、宮古でよく体験する『摩訶不思議』にどっぷりと浸かってしまいました。

どういうこと~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!????

それでは、ポークランチョンミートのメニューのご紹介です。

全てお任せのメニュになります。事前のご予約が必要です。(ご予約の分しかご用意しませんので)

目の前に広がる景色を楽しみながら、海風に吹かれながらテラス席にてお召し上がりください。

料理担当は夫です。もう40年近く料理の仕事をしてきましたが、今でも新メニュー作りは意欲的に続いています。試食担当は私。すごくいい仕事ですが、太るのが難点。大きなハンバーグの中にあるものが入っています。↓さて、何でしょう?

最後に・・・。可愛い引き出しを見つけたので、静佳キッチンに飾りました。

静佳日記 ***********

すごく久し振りに入ったシュノーケリングのポイント。何故なら「鉄板」過ぎるから。王道な場所は当たり前の安心感があり、必ずいい世界が待っているが、ちょっと冒険心をくすぐられないという難点もある。冒険心の塊のような私は足が遠のいてしまうのだ。

ところが、その日。何故か無性にこの海の中を覗きたくなった。久し振りに行ってみよう。思い付きですぐに行けるところがこの島のいいところ。家から車を走らせて20分もかからない。

待ちきれずにすぐさま海へ入ると、いきなりのお魚さん。

玄関開けたら2分でご飯。

というフレーズを思い出す。「海へ入ったら2秒で魚」だなこりゃ。と一人でほくそ笑んだ。

そこからはもう、周知の通りの竜宮城の世界が待っていた。何故今まで足が遠のいていたのか、自分を責めたくなるほどに素晴らしい時間が過ぎてゆく。

すっかり我を忘れ、無の世界と戯れた。海の中に入るのは一人が一番いい。

珍しく泳ぎ疲れたので海から上がり、そのまま少しドライブを楽しんだ。途中で立ち寄ったビーチはいつ見てもため息色。観賞用のビーチで、シュノーケルには向かない。さすがの冒険心の塊の私も、以前泳いだ時にそれ以上進むのをあきらめた。それくらい何もいない。

ショップが新しく建て替えられ、シャワー室も上等になっていた。明らかに観光の恩恵にあやかっているようだ。

これだけで恐らく3時間もかからない旅だが、十分に旅行気分は味わえる。

この宮古の規模が私にはちょうど良い。足らずとも広過ぎず。

この年になって、一番しっくりくる言葉が『ほどほど』だ。若いころのように沢山はいらない。けれど無いのも困る。物もお付き合いもお金も情報も、・・・『ほどほど』が一番いい。求め過ぎず、欲張らず、本当に必要なものだけあればいい。

日々の生活がほどほどに楽しめたら、こんなに幸せなことはない。私はこの地に移り住んで『ほどほど』を満喫できているように感じている。