Daily Archives: 2020年8月23日

お帰りなさい。

一度、石垣島に浮気をしたことがありますが、それはしょうがないこと。やっぱり宮古に帰ってきてくれただけで充分です。(笑)

そんなこんなで、毎年お盆休みに宮古に遊びに来て下さるお客様。

今年は特別な夏でもありました。宮古の海でのウエディングフォト!!想い出に残ること間違いなしですね。ブーケをお部屋に飾って滞在中はその余韻に浸って頂きました。

来年もまた、お会いできることを楽しみにしております。そして、いつかきっと宮古へ移住の夢が叶いますように~~~~~!!

さて、今年の夏は例年よりも宿の前の桟橋&公園は地元の生徒たちで大賑わい!!海へのダイブも毎日、日課のようになりました。

連日の成果か、普通のダイブでは飽き足らない彼らのアクロバットダイブが見る人の目を楽しませてくれています。いつ見ても笑っちゃいます。笑顔になれる光景って素晴らしい!!見ているだけで幸せな気分になれます。

溢れんばかりの満潮の日も勿論、飛び込みます。

たまに、桟橋会議が開かれる日もあります。

ポークランチョンミートの立地の良さは、毎日繰り広げられる、この、人と自然が作り出す『ドラマ』を見ることができることでしょうか・・・。現在、私が見始めてからすでにシーズン12になりますが、本当に飽きることがない『ドラマ』です。同じことの繰り返しのように見えて、実は全く違うストーリーが繰り広げられます。今日は何が起こっているのか・・・毎日、目を向けずにいられません。

そして、もう一つの私の楽しみは「食べること」です。偶然ですが、夫が料理を作る仕事の人なので、「食べること」もお陰様で飽きることがないのです。

最近、「宮古の焼きそば」や、「宮古のかつ丼」がお昼に登場しています。勿論、夫が作ります。宮古島出身の彼は東京での生活が長かったのですが、勿論、島料理も得意です。特にゴーヤチャンプルーと宮古ソバは絶品です。親戚のおばさんは「ラフティ」作りの天才です。

島でとれた野菜もおおいに食べましょう~~。

彼が作る海老ピラフは、家族の大のお気に入り。思い出しただけでよだれが出ます。

そんな彼が手掛ける、ポークランチョンミートのお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝は早起きをして、朝食前にどうぞ近所を散歩なさってください。街側から昇る朝日を眺めたり、

お隣のパイナガマビーチを散策がてら、泳ぐ人を眺めて羨ましがったり。はたまた、自分も朝風呂よろしく泳いでみちゃったり・・・・。

運動した後の朝ごはんを、海を眺めながらテラスで頂くと、本当に幸せを感じられますよ~~~~!!お天気が悪い日に、半屋内のテーブルで召し上がって頂く時も、ガラス戸は全開に出来ますので、コロナの時期も安心!安心!!

夕食の一例です。

ディナータイムは、お天気次第ですが、素晴らしい空を是非堪能してください。

ゆっくりとグラスを傾けながらどうぞ。ワインなんかも多数、ご用意しております。たまには豪華なシャンパンで乾パ~~~~~イ!!もいいかも?

静佳キッチンには、島で私が探してきた植物を色々と飾っています。そちらも是非、お楽しみください。

最後に。スーパーで見つけた「チコリ」。コーヒーのような飲み物ですがノンカフェインです。フランスでは子供の頃から愛飲されているとか・・・。容器フェチの私としましては、この愛くるしいパッケージを見たら買わないわけにいきません!!牛乳で溶いて飲むと美味しかったです。

静佳日記 *********

宮古の中で最もなじみ、最も親しみ、最も愛するパイナガマビーチ。ここには私が欲するすべてが詰まっている。しかもそこは我が家から歩いて数十秒。もう何度も言わせてもらっているが、この場所に住めることに本当に感謝している。

ある干潮の昼間。いつものように、宿の掃除で汗だくになった身体を冷やすため、この大きな露天風呂に入った。

お天気がいい日は、シュノーケルの装備を水際で装着しながらこの景色をまず満喫する。息をのむ美しさ。毎回、どこかの遠い国の無人島へ辿り着いたかのような錯覚に陥る。慣れ親しんだ光景なのハズなのに・・・だ。

ああああああ!これを私はこれから独り占めするわけね~~~!!この贅沢な時間のために汗を流して働いていると言っても過言ではない。

すぐに例の『謎の風船』を見つけた。これは一体なんだろう??

そこからクマノミ達に挨拶を。

彼らの写真が多いのは、彼らがあまり大きく動かないから。お家のそばから離れることがないので撮影しやすい。そして、その撮影はとても楽しい。

だって、素人の私でさえこんな表情を撮ることができるし、

こんなのだって!!え?彼って手と足があるの??

そこから少し沖合へ移動。すると顔の下に何かが現れた。それは随分と久しぶりに会う「ヤツ」だった。もう、存在さえ忘れかけていた。彼の名前も、生態も知らないが、彼のことはよく知っている。そう。一度ロックオンされたら決して逃げることができない恐ろしい「ヤツ」。これと言って危害を加えてくるわけではないのだけれど、どこまでもくっついてきて、時々顔のすぐ下にヒョイっと現れるのでその度に「わおっ!!」と驚いてのけぞってしまう。これだけ人間に近づいてくる魚を他に知らない。こうなると、どうやったら「ヤツ」のループから逃れられるのかが課題となる。水深の深いところまで誘い込み、潜ってみた。何故ならいつも彼は水面を泳ぐから。暫く潜ってみてから水面へと戻る。辺りを見回してみたが「ヤツ」はいなかった。

やったぞ!!!作戦成功~~~~!!

我ながらあっぱれだったと胸を張って泳いでいると、ヒョイっと顔の下に「ヤツ」が・・・・。安心しきっていた私は思わず大きな声を出してしまった。まあ、誰もいない海なので別にどうということもないのだが、自分のあまりの大きな声に笑いが止まらない。

し、失敗だったか。彼のロックオンは戦闘機のミサイルの如く正確だった。

もう、彼を「まく」ことはあきらめ、一緒に泳ぐことにした。時々、不意打ちでパンチやキック(フィンで)をお見舞いしてみたが、海の中で魚のスピードに勝てるわけもない。そうこうしているうちになんだか「ヤツ」と友達になったような気がしてきたから不思議だ。

最後に砂浜に辿り着くまで「ヤツ」はついてきた。

バイバイ。

この広い海で再び私を見つけたら、きっと彼とまた遊べるに違いない。その時は今度こそまいてやろう。そう心に誓ってお風呂から上がった。