日々を楽しむ。

宮古に住むようになってから植物が大好きになりました。身近に植物が常にあるからですね。きっと。

静佳の花壇「しずかだん」にいつの間にか育っている植物も盛り沢山。いつの間にか・・・と言ってもきっと私が植えたんでしょうけれど。先日、義姉のみゆきさんが遊びに来た時、「これは青い花が咲くんだよ」と教えてくれた蔦。植物博士の彼女が言う通りの花が咲きました。この花は食べられます。先日、お食事にいらした農家さんが「花の根本に蜜があって甘いんですよ」と教えてくれました。そして、その農家さんは「しずかだん」の植物を片っ端から食べて「うまいうまい」と言いました。なんだか楽しいですね。

一株貰って植えたところ、異常なほどに繁殖した植物もあります。本当に異常なくらい!!!!!どうやら、葉っぱに沢山の子供がポツポツとついて、それが落ちるとそこからまた新しい命が始まるようです。お店で苗を売っていたので、名前を見てみると「子宝草」と書いてありました。うまい名前を付けたもんですね。本当に「子宝」草です!!

少し前に植えたゴーヤは今年初の赤ちゃんが生まれました。まだほんの2センチほどでした。

そしてその後すぐに、今年お初の自家製ゴーヤを収穫しました。東京で営んでいた居酒屋のメニューだった「ゴーヤのリング揚げ」を夫に作ってもらいました。懐かしい料理です。柔らかくって美味しい!!!!!毎日食べたくなっちゃいました。

毎日水をあげて手入れをするのは大変ですが、こんな発見が日々の生活に喜びを与えてくれます。ゴミ捨て場にゴミを出しに行く時は必ずと言っていいほど花を摘んできます。ゴミ捨て場に毎日新しい息吹が開くので・・・。ゴミを捨てる時の楽しみです。

この間は、甘い香りのする植物を購入しました。どう育つのか楽しみです。

夫が近くの団地の屋上に盆栽が見えるんだよ、と言っていました。よく見ると盆栽ではなく、建物の後に立つ大きな樹の頭でした。

好きなものと言えば、食器も私の趣味の一つです。グラスも色々と集めますが、増えすぎて置き場に困ります。

夫の趣味は・・・・・やはり料理でしょうね。仕事と好きなことが一致しているのは羨ましい限りです。

かなり前の話ですが、コーヒーなんちゃら?という女子に流行りのものを作るのにハマっていました。流行りにも意外と敏感?

そんな彼が手掛ける宿の食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食は何品かお出しします。その中のごく一例です。

テラス席でサンセットを楽しみながらどうぞ!!

静佳日記 ********

宿の隣のパイナガマビーチ。私が最も慣れ親しみ、最も頻繁に浸かる露天風呂だ。ここでのシュノーケリングのひとときは、沢山ある島での楽しみの中でも重要な一つ。これがあるから夏も乗り切れる。このビーチの隣に家を建てることができて本当に本当に本当に本当に本当に本当に(しつこいと言われそうなのでこの辺でやめておこう)良かったと思う。

このワンダーランドへはいつも真っ昼間に飛び込むのだが、その日は少し趣向を変えて太陽が沈み始める頃を狙ってみた。宿の横の小さな公園を横切ると、階段があり、そこから露天風呂へ入る仕組みになっている。なんという素晴らしい動線だろう。

みるみる暗くなっていく空に、どんよりに見える海。

が、しか~~~~~~~し!!!

宮古の海の中は摩訶不思議!!どんな時間帯だって楽しい!!

一年中覗いているこの露天風呂の中の世界は、一年中覗いているからこその変化が楽しめ、次第に色が戻り始めている珊瑚たちの成長ぶりにはいつも驚かされている。頑張れよ~~~!!

沢山の色を持つ魚は目立つので見つけやすい。

クマノミちゃんもドンドン増えているように思える。

その日、この風呂で16番目になるクマノミのお家を発見。子供たちはとてもヤンチャ。

ブロッコリー畑はここへ入る時には必ずと言っていいほど訪問する。お魚達がヒラヒラと舞う姿を見ると癒されるからだ。

もう一つ寄っていくのは大きな岩の一つ。何かしらの発見が多い場所。この日は・・・・・。

うわ~~~。「美しい花には毒がある」象徴の魚。でも、かなり動きが鈍いので撮影には適している。おっかなびっくり近寄って撮影。

時々顔をあげてみては、空の移り変わりも確かめる。今日はどんな空が見れるのかワクワクする時間帯。

あーーーーーーもう、この美しさの中、海に浮かんでいられることの幸せなことと言ったら・・・・。空を仰いでお得意の大の字になった。この時間の特権は大の字でまぶしくないこと。いつまででも浮いていられそう。

この私のお庭は、時には大きな露天風呂、時には水族館、時にはウオーターベッドになってくれる。なんて素敵なところだろう。

海から上がると、沢山の人々がこの美しい景色を一目見ようと集まってきていた。私はその姿を見て、この美しさが自分の手柄のように嬉しかった。

 言葉で言い尽くせないものがここには 在る。