宮古島の隠れた魅力

宮古凧をリサイクルショップで見つけた夫は懐かしい~~と大喜び。竹を割いて骨組みを作ります。綺麗に和紙を張り替えたら、飛ばそうと楽しみにしています。宮古コマと共に、受け継がれなくなっている職人技だそうです。消えそうだからこそ大事に思うのでしょうか?勿論、宮古コマも一つだけ我が家で大事に保管してあります。

先日、もいう一つ売られているものを見つけました。

「タンク売ります」

車よりデカいタンク。誰が買うのかな?

ある曇りの日に、お弁当を買って伊良部大橋を眺めに行きました。と言っても家の近くですが・・・。家の近くに沢山の観光名所があるって幸せです。休日でなくても休日が味わえるから・・・。

サンセットの空が家から眺められるのも幸せの一つです。皆さんんもこの景色を眺めにいらっしゃいませんか?宿からの眺めです。

サンセットタイムに釣りや海水浴やSUPを楽しみに人々が集まってきます。パイナガマビーチってそんな場所です。ここも我が家から0分。本当にいい場所に宿が建てられたと思います。

そんな景色を眺めながらのディナータイムなんていかがですか?宿泊以外の方もコース料理にてご予約を承っております。(前日までのご予約で2名様より)

コース料理の一例です。

お泊りの方の夕食の一例です。

ご宿泊の方の朝食の一例です。

全て完全お任せメニュー、完全予約制です。好き嫌いやアレルギーには対応しておりません。ご了承くださいませ。

ご予約は09079450844まで。

静佳日記 **********

前回の続き・・・・

次に目指したのは、夏によくお客さんが行くところ。私達はまだ行ったことがなかった。場所を知らなかったので、ずいぶんと迷子になりながらもそれらしきところに到着。

だけれどこの時まだ開花の時期ではなかったため、どの樹がサガリバナなのかがわからない。どの道が花道なの??

花の咲く樹木はわからないが、テレビは落ちていた。

花の解説も読んだ。

だが、花道はわからない。分岐点に来た。迷ったときは直感に従おう。

人生と同じで道を誤る時もある。

そういう時はまた戻って別の道を選べばいい。間違えたってな~~~んてことはない。若い時にこれに気が付いていたら、私はもっともっと色々なことにチャレンジしていたかもしれない。今は年の功で大抵のことには動じなくなっている。年を取るって本当に素晴らしい。良いことも悪いことも、人生の沢山の経験が今の自分への自信に繋がっている。若さの勢いの怖いもの知らずとはまた違う「怖いもの知らず」が自分の中で芽生えた。

芸術的な壁を通り抜ける時、花道はやはり一番初めに通った道だったのだということが分かった。

さて、時間がかかったが、元のサイクリングコースへと戻ることにしよう。そして、スタート地点へと帰る前に、行きに見つけた「宮崎駿の世界」への入り口を物欲しそうに眺める。

「行くか?」

見かねた夫から声をかけてきた。

「いい?」

「どうせ行くと言ったら聞かないんだから、また来なきゃいけないなら今日行っておくよ」

賢い選択だ。よくわかっていらっしゃる。今までとは違う静寂の道なき道を進んでいった。

物凄い空気感。「夜間ハイクコース」と書いてあったが、夜間にここに入る勇気はない。野鳥など自然の生き物を観察できるようだが、私はそれよりもこの不思議な世界観にドンドン吸い込まれて行った。宮崎駿が描いたものよりも、もっと独創的な「何か」を私の想像力が創り上げていた。歩く先には常にま~~~るい窓が見えており、異次元への入り口のようにも見えたが、そこへ行くとまた普通の同じ景色が続く。その繰り返しだった。

突然、森の学校が現れたりもした。

迷路のような道は、あちらこちらへと続き、ところどころに設置してある看板を頼りにしなければ、この世界から一生出られなくなるようなそんな気がした。その広大さが、また、探検心をのめり込ませた。

すっかり子供に返っている夫は、カメラを向けると無邪気にはしゃぐ。

本人曰く、昭和のアイドル。

仕方がないので「一本でもニンジン」を歌ってあげた。

かなりの時間を費やして、汗ばむくらいのいい運動になり、一大イベントとなった探検ウオーキングはこの辺りで終了。

スタートした東屋が見えてきた。最後はこのコースを見つけるきっかけとなった広場を眺めて深呼吸。

海だけではない宮古の魅力をまた、見つけた気がした。

お土産は三つ葉のクローバーとオレンジの実。

これからも「宮古島」を楽しもう。