Daily Archives: 2019年11月16日

季節外れのビーチボーイズ。

ポークランチョンミートをトレンディードラマ「ビーチボーイズ」の舞台と思い込んでいる(思い込みたい)男の子が昨年やってきたことは記憶に新しい人もいるはずです。あの「びびり君」または「甘えん坊君」です。その彼が再びこの舞台へと帰ってきました。私たちは彼のために「反町隆史」と「広末涼子」に変身して待機しておりました。あ、ちょうど私は髪を短く切ったばかり・・・。

ところが、「お二人と沢山沢山話しをするために来たんです」と言う彼はチェックイン当日の夜、飛行機移動の緊張と疲れで具合が悪くなり、部屋で休むことを強いられました。「ま、明日もあるさっ」そう言いながらもダイビングのライセンスを短期間で取得するため、翌日の夜は「お勉強」でいっぱい。それでもおしゃべりしたい彼はお勉強をとっとと済ませて降りてきました。

話したいことは全部話せたかな??

マイナス思考で心配性な彼は、昨年、私の度肝を抜く「プラス思考」の考え方にかなり強烈な衝撃を受けたといいます。人は考え方次第で人生が変わります。自分と違う考え方の人と交わることも時には必要なことなのかもしれませんね。

来年からは社会人。そしてダイビングのライセンス保有者です。(彼は昨年のたった1回の体験ダイビングでライセンスを取ることを決めたそうです)きっと休日を利用して再び宮古へやってくることと思います。いつまでも私たちは爽やかな海の家のトレンディー俳優を演じ続けますので、末永く宜しくお願いいたします。

それではポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。料理担当は夫です。我が家のお昼は喫茶店風チャーハンを作ってもらいました。

最後に、かわいいカップ&ソーサーを見つけました。どうぞご自由にお使いください。

お知らせです。今日明日開催。

静佳日記 **************

今日はどこに行こうか?

朝からいいお天気の日は、掃除をしながらその日の遊びを考えるのが日課になりつつある。それがシーズンオフの特権だから。

その日はもう一度覗いてみたいと思っていた海へと行くことに決めた。シュノーケリングポイントとしては少し面白さに欠ける(と思っていた)場所。何事もそうだが、ものごとを決めつけてしまってはつまらない。何度でもチャレンジしてみると、意外と視点が変わって面白い発見もあったりするものだ。

お弁当を作り、唐揚げの詰め放題を買っていった。体を気遣っての「ノンアルビール」早く本物のビールが飲みたい。

食後に一通りぐるりと海の中を巡った。広い範囲を廻ってみると思い込んでいたよりも楽しい場所だった。

そして、もう一つの楽しみは「お散歩」。歩くことをあまり好まない夫を置き去りにして、一人遊歩道を散策することにした。SUPのまわりでシュノーケルをする人たちが水死体のように見える。先ほど潜っていた私にはみんなの目に何が見えているのかの想像がついた。

ほどなくするとピクニックセットが置かれている。でもその荒れ方から恐らく活用されていない様子。

赤い花と遭遇するとついついカメラを向けたくなる。

大きな岩がぼこぼことあるので、SUPは楽しいだろうなと次回の計画を練りながら歩く。よく見ると母子が岩の下を覗いていた。

四方八方に階段が張り巡らされ、どっちに向かおうかと迷ってしまう。その全部を歩いてみたかった。

息切れを感じたころ、さらに坂道が続く。

そろそろ休みたい・・・・そう思った頃にご褒美の景色が待っていた。

そして更に冒険は続く。

なんだか楽しいこの迷路のような遊歩道に、次第にのめりこんでいく。この先に何があるのかわからないところが好奇心を掻き立てられた。

一休みの東屋もいくつかあり、父子がおやつををほおばる姿にも出くわした。

なんという透明度。海の底もすべてがシースルー。丸見え過ぎてなんだか恥ずかしそう。

時間をかけて散歩を終えると、今度は遠めに見えたビーチへと寄ってみたくなった。次回の探検の場所が決まる。

帰りに寄ったのは、いつ通っても美しい姿を見せてくれる入江。降りてみたいが未だに陸路が見つからない。いつかきっと。

宮古は見所が多い。但し、一辺倒にただ「見るだけ」ではその本当の良さはわかるまい。じっくり、ゆっくり、「感じながら」巡るのがいい。たとえ同じ場所であったとしても、きっと新たな発見が待っていることだろう。