夫婦二人旅。宮古にでも行きましょうか?

ご夫婦でいらしたお客様。

無口で優しい旦那さんは、奥さんの行きたいところへ一緒に行ってくださいます。奥様は島特有の植物や蝶々などを見るのがお好きのようでした。

宮古の魅力が「海」だけでないことを知っている人に出会えるのは嬉しいことです。勿論、海にも感動していただきました。特に前浜ビーチ!!誰が見たってやっぱり綺麗ですよね~~~。日本一のビーチに選ばれたらしいです。

とっても仲良しのご夫婦。また、のんびりと遊びにいらしてくださいね。お待ちしております。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

こんなサンドも作ります。

朝食タイムにちょくちょく現れる虹君。

大体いつもお隣の公園をまたいで、伊良部島まで架かります。

ダブルの日もあります。

夕食の一例です。

夕食も勿論、景色と共に・・・・。テラスのカウンター席は空と海を眺める特等席です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 *******

ポークランチョンミートでの料理担当は夫だ。彼の一日はほぼ宿の食事のためにあるといっても過言ではない。今までも40年近く飲食の仕事をしてきた。もう、料理は彼の生きがいのようなものではないだろうか。お陰で、私も料理が好きなのだが、これっぽっちも出る幕がなくなってしまった。私の場合は結婚してから家族のために料理を覚え、それ以来宮古へ来るまでずっと家の料理は私が担当していた。夫は家では一切キッチンに立たない人だった。家の包丁を研いでもらうのも、わざわざ店に持って行って研いでいたくらいだ。冷蔵庫の中すら見たことがないのではないだろうか。私たち夫婦は昔から役割分担が自然とできていたような気がする。初めは玉子焼きも作れなかった私はいつの間にか料理の楽しさにはまっていった。今は、もう少し年を取ったら家で自由に料理を作る時間が欲しいと夢見ている。そのために造った「静佳キッチン」はまだまだ出番待ち。今はお客さんの心を癒すお手伝いに一役買ってもらっている。

そんな彼は、人が作るごはんが大好き。料理が仕事の人は、聞くと意外にそういう人が多い。そしてまた宮古の人なので「欽ちゃんヌードル」が大好き。先日、おやつに「欽ちゃんヌードル」を食べていた彼。「ひとくち頂戴~~」の私がエビをたくさん食べたと怒りだした。彼は子供の頃からの癖で、食べる前に必ず乾燥エビの数を数える。そして、エビの数に応じて均等に麺を食べていくのだそうだ。「欽ちゃんヌードル」の食べ方に関して彼がここまでこだわりを持っているのかと驚かされる。プラスチックの蓋は、小皿替わりの役目を持っている。器用に小皿の形に変えて使用する。
この時私は「欽ちゃんヌードル」がものによって入っているエビの数が違うのだということを初めて知った。エビが多い時はラッキー!!大当たり!!ということになる。

「お前のせいでエビと麺とのバランスが崩れたじゃないか~~!!」と騒いでいた夫。

ここまで真剣に食べてもらえたら「欽ちゃんヌードル」も本望だ。