Daily Archives: 2019年7月6日

宮古の魅力。

今回で何回目だったかしら??いつも女の子同士のお友達といらっしゃって下さるお客様。今回は彼氏と二人での宮古島です。

宮古でスキンダイビングの虜になってしまった彼女は自分専用のギアを買ってきたそうです。今回は彼もツアーに参加。初めてなのに大丈夫だったのでしょうか?とても優しい彼氏で、微笑ましい限りのカップルです。

次回も宮古の海を楽しみに来てくださいね~~~!!

さて、静佳キッチンに新たな仲間が増えました。かわいいホーローのマグカップを見つけちゃったもんで・・・・。キャンプ気分で是非使ってくださいねえ~~~ん!!

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

余談ですが、最近コンビニで見つけた日本酒。宮古で買った日本酒で今まであまり『当たり』がなかったのですが、今回はちょっと気に入ってしまいました。コンビニとは盲点です。日本酒は好みがありますが、是非見つけたら試してみてください。

おつまみは、さっぱりと梅しそキュウリで。

最後にお知らせです。

宮古ではビーチや公園はほぼBBQ禁止です。そこで、去年できたばかりの「すこやか公園」を利用してはいかがでしょうか?なかなかの広さと、設備が整っています。出来たばかりだからとてもきれい!!旅行前に申し込みが必要になるようですので、パンフレットを掲載しておきます。ご検討くださいね。ちなみに宿から歩いても行けるので(10分くらいかしら?)お酒を飲んでも心配なし!!そこがお酒のみには嬉しいところかも???

静佳日記 *********

その日は雨が降っていた。梅雨の間たいして降らなかったのに、明けてから降るなんて宮古の空は本当にへそ曲がりだ。それでも、宿の掃除が終わって汗だくになった時、すぐに海に入ることを決めた。ホップステップジャンプで入れる静佳ビーチへ。どうせ濡れるのだから海に入るときに雨はあまり関係ない。

勿論、ビーチには誰もいなかった。そりゃあそうだろう。しかも、マリンジェットもお客さんがいないせいか、おとなしく停泊中。これは物凄くラッキーなことだ。潜っているときに聞こえてくるマリンジェットのエンジン音は意外と近くに聞こえるので怖い思いをする。私は海に入る時、プカプカと大の字になって浮くのが好きなのだが、先日、うつぶせの大の字に浮いているのを楽しんでいた時、ジェットのエンジンが近づいてきた。そして、止まった。なんだろうと思って顔を上げると、二人乗りの彼らが私をのぞき込んでいる。ああ!!そうか!!私は水死体と間違われてしまったのだ。そんな心配をさせることも雨の日はない。さらに、桟橋で釣りをする人もいないときている。釣りの邪魔を気にしないでも済む。

どうぞこの海を一人で自由に使ってくださいね。

そう言われているようでテンションが上がる。雨って最高!!

それに加えて大潮の干潮。いつもよりも魚たちがすぐそこで観察できる。泳ぎ始めてすぐに停滞中の小魚の群れ。動きがないので両手ですくえるように思えた。だがやはり海の中の動きは奴らのほうが上手(うわて)。何度か両手を駆使したがするりと逃げられる。

そのまま沖へと進むと、クマノミちゃんがお出迎え。

いつも通りのコースを辿り、今年になって随分と美しい彩が戻ってきたサンゴたちをパトロール。

そして、その日の目的はもう一つあった。

テラスで朝ご飯を食べているときにある異変に気が付いた。ビーチの向こう岸の樹々の中に白いものが点在しているのを発見したのだ。今まで見たことがない。

夫と二人で「なんだろう?」「ユリかな?ユリが咲いているんだろうね」ということになったが、自分の目で確かめたかった。

そのすぐ近くまで泳いでいくと、やはりユリではなかった。葉っぱの一部がところどころ白くなっているようだった。サンゴのように葉っぱも白化するのかしら??結局、答えは出たのだがなぜなのかはわからず仕舞い。

でも、そのお陰で15番目のクマノミのお家を発見!!こんなところにもあったのね!!ユーミンは14番目の月が一番好きと詩(うた)っていたけれど、15番目のクマノミちゃんのなんとかわいいこと!!はじめお家を見つけた時は誰もいなかった。留守なのかな?じーーーーっと観察をしていたらひょっこりと窓から顔を出したのだった。

そして、ボラの大群とも遭遇。なんだかツイている。

ここの海はすでに何百回も泳いでいるが、初めの頃より、知れば知るほど面白くなってくる。そして、最近私はいいことを思いついている。海の中でのひらめきはピカ一だ。誰もやらないことが大好物の私にとって、そのひらめきはとてもワクワクするものだった。その直後からポツポツ雨は豪雨に変わる。海面から出ている後頭部に雨が当たり、さながらヘッドマッサージで気持ちがいい。顔を上げると、海の上で雨がダンスをしているようだった。リズミカルなその動きは規則的に、そして同じ形・同じ大きさでどこまでも続いていた。上からというより、海の中から雫が持ち上がっているようにも見えた。ちょっとふざけておしりを出してみると、雨のお尻ペンペンはちょっとくすぐったい。

さんざん雨と戯れてから砂浜へ上がると、上の道路から大量の雨水が流れ出し、砂浜の一部を削って川を作っていた。更に船を下ろすためのスロープも大量の流れ。天然のウオータースライダーができている。子供たちが来ていたらきっと大喜びだっただろう。

家に帰ると道路を流れる雨水で足の砂を流す。それくらいの豪雨だった。

雨の日の海はいい。それに気が付いた人はラッキーだ。