郷ひろみもビックリ。

2年前だったでしょうか。やけにポークランチョンミートの食事を褒めちぎって下さるお客様がいらっしゃいました。それだからという訳ではありません。お名前に特徴があったのでフルネームで頭にインプットされていました。再びご予約を頂いた時、すぐに「あの方だ!!」と気が付きました。

今回は伊良部島4泊で思う存分ダイビングを楽しんでいらしてからのポークランチョンミート泊。こちらでは無計画でのんびりと過ごす予定だったそうです。

その通り、のんびりと過ごしていらっしゃいました。長いお休みがあるからこその贅沢な旅です。

今年も宮古の空気を思い切り吸い込んで、朝の、夕の、夜の空をゆるりと眺め、ディープな夜の街も堪能されていらっしゃいました。

また宮古の海へ潜りたくなったら、いらして下さい。お待ちしております。

もう、宮古島はずっと「夏」です。目の前の桟橋では子供達が水を得ようと毎日やってきます。相も変わらず海へ飛び込む水しぶきが飛び交っています。ここは、老若男女問わず、みんなの人気者の場所です。

夕日を眺めに来る人の数もぐんと増えてきました。勢いのある元気な季節の始まりです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

お食事は、宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

先日、ミス宮古島の応募が10日で締め切りというニュースを新聞の紙面で見つけた夫は、「早くしないと終わっちゃうよ!」と、史上最高の皮肉を口にしました。

静佳日記 *********

最近、仲良くなったご近所のレストラン&カフェ。なかなか行くことが出来なかったのだが先日ようやく、お・で・か・け・・・に成功。

ところが、その日は宴会が入っていたようでなかなかマスターとお喋りできず。

お腹を満たせて帰った。

その後再チャレンジするも、夜中までお邪魔してしまい、申しわけない。

楽しい時間は本当にあっという間に過ぎてしまう。酔っぱらいの記憶というものはあいまいで、夫がテーブルにヘッドバットしていたのは後から聞いて思い出した。

家の周辺で呑めるということはとても楽でいい。宿の隣の公園でいつも呑んでいる「ソックス君のお父さん」もいつでもウエルカムでいてくれる。靴下をはいているように見えるワンちゃんを飼っていたのでそういう呼び名が付いた。ここに集まってくる人たちの名前は大抵知らない。もしかしたら名前を聞いたことがある人もいるけれど、あまり覚えない。名前で呼ぶことがないからだ。だからここで会う人は皆私達にしかわからないあだ名がついている。ボヤッキーに長州力、無愛想君、ナンパ師、佐良浜の釣り名人、スーパーマンに次男さん・・・・そう言えば一人だけ名前を憶えているのは「与儀のおじい」。彼は恐らく80歳をとうに超えているが、この宿を建てている時に声をかけてくれた初めての人。「僕は随分と年上だけれど、お友達になってくれませんか?」と言ってくれたのが最初の出会い。心がほっこりしたのを今でも覚えている。

この歳になると、新たに人付き合いを開拓するのはおっくうになる。どちらかというとあまり広げない傾向になってきている。自分たちが心地よいと思う人と時間を共有するのが望ましい。私達は、宿という特殊な仕事をしているお陰で全国の「心地よい」人達と知り合うことができる。これは良い意味で全くの計算外だった。とても幸せなことだと思う。

先日、ソックス君のお父さんといつもの場所でお喋りをした時、「最近、アラーの神にお祈りをささげている人がいるんだよ」と彼は言った。両手を大きく掲げてハハア~~~~とオーバーアクション。そんな大げさな儀式を3人の大人がビーチで行っているという。なんの宗教の集まりなのか・・・・。彼が言っていたことを覚えていた私達は、数日後、その宗教団体らしい人々をこの目で見ることになる。彼がこれをお祈りをささげているように見えたのだと思うと夫と二人で吹き出してしまった。

目の前のビーチで繰り広げられていたのは、フラダンスの練習だった。