素敵な出会い。

いらっしゃる前からメールで熱い想いを伝えて下さる方でした。

「どんな方が来るのかな?」

初対面の方と一つ屋根の下で寝起きを共にするのでそれはいつも想うこと。

ご家族と、そして妹さんご夫婦。初めての宮古島でした。予約をしていたシュノーケルツアーは急遽中止だったそう。でも翌日には素晴らしい宮古の海を覗くことが出来ました。夜は外食の後、島おでんをテイクアウトで買ってきました。

「もう、そろそろ始まりますか?」

私達夫婦のいつものテラス呑みのことです。ごくごく自然に、一緒に呑みましょうとお誘い下さる旦那さん。(後に出川になる)それがあまりに自然過ぎて「実家に帰って来たみたい」と言って下さった奥さんのセリフをそっくりそのままお返ししたいです。

「親戚の人が来たみたい」

短い時間でしたが、仲良くなるのに時間は関係ありません。仲良くなりすぎて、勝手に「出川」と呼んでしまってごめんなさい。(出川さんに似ていたのでつい・・)他のお客様にまでも「で~が~わ~!!」と呼ばれる羽目になってしまいました。出川さんが「絶対!送ります!!」と言って下さったお友達が作る自慢のお米・・・一足先に取り寄せてしまいました。とっても美味しいお米でした。

奥様たちとも、はるか昔の同業の仕事の話ができて楽しかったです。

夫の手品にマジビックリしてくれた娘さん、私達をじいじ、ばあばと呼んだお姉ちゃん(次回までにお兄さんお姉さんと教え込んでおいてください)。帰られた翌日も「ただいま~~」と帰ってくる錯覚をしてしまいました。

最後の記念撮影。夫の「あっ!!」の指差しに思わず引っかかったのはお父さん。

改めまして・・・・グッジョブ!!

いつかまた、お会いできる日を楽しみにしています。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニングHELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

料理担当は夫です。試作品を作り続けた「ツナメルト」ですが、ついにこれだ!!なものが出来上がりました。パンとの相性がバッチリです。

相変わらず続く我が家のラーメンランチ。今回は夫にワンタンメンを作ってもらいました。ニラとエビのワンタンです。

最後に、シギラリゾートでの花火の打ち上げ日程が新聞に載っていたので、これからシギラリゾートへお泊り予定の方へ、ご参考までに・・・。お泊りでない方も見学に是非どうぞ。

そして、そして・・・・先日、またまた一目ぼれのお皿に出会ってしまいました~~!!久し振りに行ったお店で私が来るのを待っていてくれたんですね~~!!こんな出逢いだけで数日間はハッピーに過ごせちゃいます。

取り合えずは静佳キッチンに飾っています。

静佳日記 *********

宿の正面に桟橋が伸びている。勿論、船へ乗り降りするために造られたものだが、それ以上に沢山の人々の役に立つ場所となっていることを、私は毎日実感しながら眺めている。その日も、美しく彩変わりしてゆく空につられて桟橋の先端へと出向いて行った。

いつもの場所へ腰かけると、ちょうどまん丸く大きな夕日が島へと落ちていくところだった。

そのダイナミックな光は色々なものを黄金色に染めていくのだが、この日はすぐ横に伸びる陸地の端を光らせていた。

自分の宿を振り返って見てみると、幾重に染まった空の高い位置にまん丸いお月様が小さく見えた。

右側の沖に海外からの大型客船が夜の闇を待ち構えているかのようにライトアップが始まる。

工事中のクレーンが、懐かしい東京タワーを思い出させる。

イラブティー二島の街灯りが宝石箱に変わり始めると、そろそろ家に帰る時間。

家族の夕食の準備をしていた夫が「船の後ろに凄く大きな雲があるよ」と言ったので、望遠レンズを覗き込んだ。ありったけのライトを惜しみなく点火した船の光がその大きな雲の姿を浮かび上がらせ、別の世界がそこにあるように見えた。

ほんの数十分のこの時間帯にはいつもドラマがある。今日はどんなドラマが見られるのかといつもワクワクする。桟橋へ出られる日はラッキーだ。どんな空の日であれ、いつも心が満たされる。そして、そのまま美味しいお酒に酔いしれる。また、一日が終わる。