わくわくツアー 第2章

知り合いの方が新たなる営みを始めました。今までの「夜の部」と違い、今度は「昼の部」です。料理を作ることに変わりはありませんが、やはり年齢と共に夜遅くまでのお仕事はしんどくなってきますよね。私達もそうですが、やはり体が一番大切です。心身共に健康でなければ仕事もうまくできません。最近、特にそれを感じています。

ということで、落ち着いてきたであろう時期に新しいお店にお邪魔してきました。入り口でインディアンのおっちゃんがお出迎えしてくれます。

メニューは島料理ばかり沢山ありました。夫は宮古そば、私は普段注文することがない豆腐チャンプルーにしました。

地元感満載の優しい味でした。私は昼間っからビールまで頂いちゃいました。はあ~~~。お休み気分で嬉しい~~~っ!!お土産に沢山野菜を頂いて、逆に申し訳なかったです。

「しま食堂 湧泉家」さん。来間島や前浜ビーチへ行く途中にありますので、是非、寄ってみてくださいね。

宮古では今、お店の変化が著しいです。移転や新店、ちょっと前まで違うお店だったのに・・・なんて感じで目まぐるしく変わります。

ホテルまでも経営者が変わったり・・・・・ビジネスホテルのようだったホテルがいつの間にかインスタ映え~~な壁になっていました。びっくり!!

朝の散歩では素敵なお店も見つけました。まだ暗いうちに灯る優しい光に吸い寄せられて覗いてみると・・・。勿論まだ営業時間にはなっていませんでしたので今度昼間に行ってみようと思います。手作りのかごやバックなどを扱っているように見えましたが、何屋さんかはわかりません。まあ、行ってみればわかりますね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KICHIN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿から眺める景色も是非ご一緒にお楽しみください。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

料理担当は夫です。試作品作りは朝食は朝食の時に、夕食は夕食の時にがベストです。夜に朝食の試食をしてもピンときませんから・・・。

その結果、このバーガーは朝にピッタリ!!な感じでした。

静佳日記 *********

前回のわくわくツアーの続き・・・・。

歩き始めてほどなくすると小さなビーチが見えてくる。ここで降りてしまうとここだけでまったりしてしまいそうなので、眺めるだけでとどめた。

ビーチを後にして先へ進むと子供の遊びにちょうど良さそうな小船がちょこんと置いてあった。

お家には自作のテラスかな?

テラスには洗濯ものが風になびき、その手前には大きなダイニングテーブル。

・・・大好きな光景・・・・

生活の一つ一つが空と風に溶け込んでいるようで、住む人の心の贅沢さを感じる。

うっとりとしている私を置いて、先へ先へとグングン進む夫。待って待って~~~~~!!

この先に何があるのか・・・期待で胸が躍った。歩いているだけで気持ちのいい何もない道を進んで行くと、突然小さな小さな砂浜が現れる。

秘密のビーチでは、くじらが海面からしっぽだけを出していた。

すると秘密のビーチは二つの建物を所有しているようだった。

こんなところに建物が??住んでいる様子もないし、別荘とも何かちがう。平良出身の夫はこの土地の言葉や風習がよくわからない。ただ、駐車場はだだっ広い。釣り人が一人来ていた。

そして、その建物は見渡す限りの絶景を独り占めしている。

この建物の謎が、すぐ後にはもう解明されることになるとはまだこの時私達は知らずにいた。

引き返して元の道を戻る間も、行きとは違った新たなる発見がある。

初めて見る様々な植物との遭遇。新しい命の息吹は、天ぷらにしたら美味しいのでは?と連想させ、

びよ~~~~~~~~~んと伸びた触角は、何のための進化なのだろう。

どこまでが自身の葉っぱなのか、もはやわからなくなっている。

ここで再び初めに見たビーチに到達すると、何気なく見つけた階段に落ちているシーガラスを拾い始め、そのシーガラスに案内されながら気が付くとビーチへ降りて夢中になっていた。

そして今度は集落へと向かう。突然現れたヤギ小屋はいとも簡単に造られ、そこに繋がれた紐をぴっぱると、これまたいとも簡単に崩れそうな代物だった。

小さな商店は子供達の文房具も扱っているように見え、

古い家の窓のつくりが、何のためなのかを暫く考えさせられた。昔の小学校の校舎のようだった。

子供達の姿は見られなかったが、その代わり、車がかくれんぼをしている。

立派に造られたサバ二のモニュメントを見つけたところで、お花の手入れをしているお姉さんに出会う。

このお姉さんに先ほどの建物は何かと尋ねると、非常に詳しく説明をしてくれた。話の中で「どこどこのお家の○○さん」という固有名詞が(私達は全く知らない)沢山登場したのは、この島が狭~~~いコミュニティであることの証なのだろう。そして、出会う人はみんな挨拶をしてくれる。

お姉さんの話の途中でグランドゴルフへ向かうお友達の迎えが来て、「ごめんねぇ~行かないといけないから、もっとお話ししたかったけど~」と、足早にその車へと向かった。

「おばあ家」は総菜やさん。ぱんぴんとは天ぷらのこと。

そして花壇が美しく整備されているのは、以前見た、同じ民族の島と同じ光景だった。

次回へと続く・・・・。