わくわくツアー・続き。

先日のお休みの日、HELL’S KITCHENのテラスにてお友達とランチをしました。

中華定食は夫のもっとも得意なジャンルです。麺と丼でお腹がはちきれそうになりました。

いつも眺めている「海」は、お喋りに夢中になり過ぎて一度も見ず・・・その代わり、匂いにつられて近寄ってきたいつもの小鳥ちゃんを観察。・・・と思いきや、その日やって来たのは「メジロ」のようでした。

この鳥は捕ることを許されず、飼ってはいけません。(厳密に言うと届けを出せば一匹だけならOKだとか・・)東京にいた時、あまりにメジロが可愛い過ぎて沢山飼っていた沖縄出身の先輩がいます。ある日、警察が来て取り上げられてしまいました。メジロとの最後のお別れの時、「可愛がってもらえよ」と涙ながらに声をかけたそうです。切ない話です。

またまたお知らせです。日曜日に音楽祭が開催されます。こちらも宿から1分のマティダ劇場にて・・・。

それでは、「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

テラスのカウンター席で景色を眺めながらどうぞ。

夕日が真っ赤っかな日に目の前の桟橋まで見に行ってきました。

桟橋からパイナガマビーチを振り返ると、そろそろ夕日を眺めに来る人の姿も増えてきたように思います。

春一番のように風が吹き荒れる日は押し寄せる波も荒々しくスロープへ打ち上げられます。

この桟橋で長いこと船のリメイクが施されていましたが、先日、ようやく海へと旅立っていきました。新品同様に綺麗になっていく船の変わりようを毎日眺めていたので、なんだか妙に愛着があります。お疲れ様でした。

静佳日記 **********

わくわくツアーの続き。

集落を出てから、次に向かったのは義母がよく話してくれたガマ(自然洞窟のこと)。戦争中に逃げていた場所だ。いつも車で通っていたが道路からは確認することができない。車を停めて歩いて探す。この下に大きなガマがあり、離れたところから覗き込んでみたが、ひんやりとした空気感に、近寄る勇気が出なかった。

近くにはローズマリーが群生しており、いい香りが漂っている。

その後海を目指した。

駐車場へ車を停めると、独り占めできる美しいビーチに人の姿はない。

近くまで降りていくが特に海に入る予定もなく、ただただ眺めるだけにとどまった。

人のいないビーチの主にご挨拶。

わくわくツアーのいいところは、目的地や時間に縛られない為、いつもは寄らない所へ行けること。今回の「お初」は、お土産屋の庭から眺める海。高さや角度が違うとこんなにも景色は変わるものなのかと実感する。

途中でお殿様のような立派なお家を通り過ぎ、

こちらもまた初めて踏み入れる場所の地下ダム。

・・・のハズだが、ダム??池にしか見えないけれど・・・。

クイチャーを踊る人が壁に張り付いている。

水は流れていないけれど川にかかった橋を越えると、

これまた干からびた土地にシラサギが佇んでいる。

あれ?馬もいるじゃないの!!??

と、小走りで走り寄るとそれは宮古でよく見るコンクリートのフェイク像だった。周りを見ると牛もいる。

ここだけ異次元のような不思議な場所だった。人がいないせいだったかもしれない。山の無いこの島では、貴重な水は地下ダムのお陰で農業用水はじめ生活水をまかなえている。だが、その貴重な水もここのところの急成長の発展で危ぶまれている。これからは大切な水の確保に力を注がなければならないだろう。一人一人が意識を持つだけでも意味があるのではないだろうか。観光の方へも理解を求めたい。少し興味を覚えた私は、後日「地下ダム博物館」へと足を運び、そのしくみを学んだ。

そこから暫く移動すると、突然大きな塔が現れた。

解説を読むと、製糖工場の煙突の跡だった。ゆっくりと島を廻ると、このようなものが様々な所で見ることができる。そして、それらの多くは解説用の看板が近くに存在する。

だが、この看板はここにある意味があるのだろうか?

どこを見回しても「友利洋品店」は見つけられなかったのだった。