Daily Archives: 2019年3月2日

世界に一つのテーブル。

とにかく何かをしていなと気が済まないんです。私。

東京にいた頃からDIYは大好きで、タイル貼りは一度だけキッチンカウンターにした経験があります。

宿のテラスに置いてあるテーブルの天板にタイルを貼ろうと思い立ってから実際にチャレンジするまで随分と時間がかかりました。冬の大きなお仕事『ペンキ塗り』は雨が降るとできないので、天気がすぐれない日が絶好のチャンスの日。

そしてついにその日がやってきました。

使用するタイルはすでに去年沖縄へ行った際に購入済です。

デザインはいつものようにインスピレーションで即決め!!二日酔いで頭がガンガンな日によりによってのスタートです。この日にこれをやる!!と決めたらやらないと気が済まない性格がたまにきず。

ところが、まず一番初めの接着剤から難関。どれくらいの緩さまで水を加えたらいいのかさえ分からない状態です。そしてどれくらい塗ったらいいのかもわからない。まさに手探りです。まあ、いっか。失敗しながら学ぼう。そう思って無我夢中で作業を続けます。一心不乱で貼り続け、厨房からは美味しそうなスイーツの甘~~い香りが漂ってきていました。うちってちょっと普通の家と違うな。今更ながら気が付きます。妻が大工仕事をし、夫は一日中キッチンで料理の試作を作っている。でも、そんな夫婦があってもいいんじゃあ~~ない?お互いの役割分担をお互いに尊重し合っていますから・・・。私達が幸せなところは、好きなことが仕事だということです。人生の大半は仕事をしている時間ですから、これ以上に恵まれたことはないと思っています。

お昼ご飯を食べるのも拒否して制作を続けていると、接着剤が足りなくなる危機を感じます。途中で離れることが出来ず、遠回しに夫への買い出し要求をほのめかし、まんまと、いや、有難いことに買いに行ってくれる夫。感謝です。

そして、最後の仕上げの目地埋めの段階から心臓がバクバクしてきました。

「これはきっといいものができるぞ!!」

そんな予感で胸が高まります。

出来上がったテーブルを眺め、想像以上の出来栄えに自画自賛の雨あられ。夫は「お前は天才だ!!」と褒めちぎり、褒められることが三度の飯より大好きな私は有頂天。いや、やっぱり三度の飯の方が好きかな?

とにかく、私はひそかに宿をたたんでタイル屋さんに弟子入りしたいと考えていました。

タイル貼り・・・・・・楽し~~~~~~い!!

もうすでに次なるタイルの思案が始まっています。

テーブルは3日間乾かしてから、テラスデビューします。これからいらっしゃる方は是非、ご利用くださ~~~~~~いませませ!!

それでは、夫の領域、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HLL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記 ***********

朝焼けを眺めながらウオーキング。

市内には高台もいくつか存在し、港を見下ろすポイントは好きな場所の一つでもある。但し、方向音痴な私は何度通ってもすんなり道を覚えない。夫には覚える気がないからだ!!と、いつも罵倒されている。

本当にプロペラが廻る、こ洒落た飛行機を通り過ぎ、

おっかなびっくりの階段にゾワゾワした。

そうそう、これくらい手すりで囲まれていないと、高所恐怖症の私は屋上にも昇れない。いや、ちょっと待てよ。囲いの柵は前面だけ???

沢山見つけることができる住宅予備軍の土地も、ひょっとしたらもう買われていて、建築待ちなのかも知れないな。この景色のいい所が売れ残っているとは思えない。宮古は何と言ってもバブリー真っ盛り。

日が昇って明るくなると、

恥ずかしい車の姿があらわになった。

いや~~ん。ばか~~~ん。

どれだけ沢山のバイクと自転車を保有しているんだ!!と思えたお家も、近づいてみると、ただのガラクタに過ぎなかった。

そして、次に見つけた車の運転手は、レーサー並みの運転技術を持ち合わせているようだ。

樹との間隔、ほんの数ミリ!!

宿の近くから出航するクルーズ船のメニューを参考までに読んでから帰宅。

気分だけ船に乗ったつもりで、海を眺めながら朝食。穏やかな日々はまだまだ続く。