Daily Archives: 2019年2月24日

こんにちはっ!!とぉぅきょぅ~~!!その2

久し振りに見つけちゃいました!!懐かしい代物。考えてみれば、ポットからティファール、ウオーターサーバーに至るまで進化を遂げてきたこのジャンル。今となっては「やかん」が死語になっているとテレビで言っていましたが、若い方達は知っているのでしょうか?その時代、どこの家庭でも活躍をしていた「魔法瓶」の存在を・・・。ボタンを押せばお湯が出るという画期的な発明を、まるで魔法のようだからと命名されたのかどうかは知りませんが、この発明器は当たり前のように「魔法瓶」と呼ばれていました。そのデザインも全部私好みの代物で、何種類か並ぶその中から一つだけを選ぶことがどうしても出来なくて、3っつも買ってしまいました。しかもどれも新品。どこからの掘り出し物なのか、リサイクルショップで私を待っていました。「電動」と書かれていましたが、コードでつながれる商品が出る前のもので、どこが「電動」なの??と思いきや、蓋の中に電池を入れる仕組みになっていたとは驚きです。子供の頃はそんなこと知る由もありませんから・・・。

ああああああ!!感動的な3姉妹はポット界のキャッツアイ!!スラっとしたその存在感ある、いで立ちにうっとりです。

これから使い道を考えます。だって、ポークランチョンミートにはウオーターサーバーから冷たい水も熱いお湯も難なく出てきますからねっ。朝食タイムに利用できればと考えています。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿の前に広がる景色をどうぞお楽しみください。

夕日を眺めるお隣のパイナガマビーチには人はまばら。これからここは大混雑になる季節になります。大混雑と言っていもたかが知れていますけれどねっ!!

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

東京に行った際にわかったことですが、大好きだった青春の味「ファーストキッチンのベーコンエッグバーガー」が店舗の合併に伴い、全く別物になってしまっていたことにショックを受けた私達。もう永遠にあの味が食べられないのかと思うと、ますますそれを再現しようとする夫の執念が強くなっていきます。味を覚えているうちに正確に再現させてほしいものです。

でも、試作品を作れば作るほど、朝食にお出しするのには重たいのでは??という壁にぶつかります。私達はペロッと食べてしまいますが・・・・。

静佳日記 *************

(前回の続き・・・・編)

東京行きのもう一つの目的は、宿の備品の買い付け。主に食に関するものをリストアップして準備していった。

その日は銀座へ。ほんの数年の短い期間のブランクで、ブランドのビルが倍ほどに増え、行ったことはないけれどもここはニューヨーク??と思ってしまうくらいの人種のるつぼへと変化していた。

ショーウインドゥのディスプレイの仕事にあこがれた時期があったくらい、ディスプレイに興味のある私にとって、この街は刺激的で楽しい。高級バッグにカマキリを合わせる発想はどこから来るのだろうか?

そして、このガラスタイル。

これだけで高層ビルの壁がど~~~~~~~~~~~~~~~~~~~んと造れることが不思議でならなかった。一体全体どうやって????

食器類などを購入した後、夫が10代の頃仕事場の隣にあって散々通ったお気に入りのお店へランチを食べに入る。いつも食べていたという「ジュージュー焼き」。

ところが、永い年月の間に夫の味の好みは変化したらしく、彼の求める味とは違ってしまっていたようだった。家に帰って早く自分の味で作りたいと、不真面目のように見えて、意外と仕事熱心な夫。

そして、今回のメインイベントともいえる飲食店の聖地、かっぱ橋へと向かう。

今年の冬はパンつくり、スイーツつくり、コーヒーの淹れ方の面白さにのめり込んでいる夫の為に、必要な器具を揃えさせてあげたいと、たっぷりの時間を用意しておいた。

東京で居酒屋を営んでいる時には、店の準備の前によく自転車で通ったものだった。自転車で来ていることを忘れ、大量に買い過ぎて言問橋を渡るのに苦労したことを思い出す。その時にはなかったお店や、様変わりした食器たちにかなり興奮する。

「たっのし~~~ね~~~」「ここはパラダイスだね~~」

ありったけの嬉しさを言葉で表現し、次から次へとお店を廻った。そんな中、ふと目に留まったガラス越しの一枚のお皿。ジャジャジャジャーンとシンバルが鳴ったかと思うと、その周りが一瞬暗くなり、そのお皿にだけスポットライトがあてられたかのように思えた。舞台の演出ならあり得るが、実際そんなことが起こったらそれは私の気がふれた証拠かもしれない。とにかく、それくらい衝撃的に気に入ってしまったのだ。

当然のことながらその店に入り、お皿を手に取って撫で回していた。すると、その先まで入っていった夫が、「静佳!!この階段の下は見るなよ!!絶対に見るなよ!!」と言って通せんぼをしている。そう言われて見ない人がいるのだろうか。ワクワクしながら階下を覗き込むと、まさに私好みの取り皿達が整列していた。

「あ~~~~なんて幸せなお店なの!!??」

巡り合えたことに感謝をするというのは、なにも人とのことだけではないのだと思えた。夫は夫で、探し求めていたパスタ皿と出会い、お互い心残りがないようにちょっと奮発をして購入。宿の食事を提供するのがとても楽しみになってきた。

その後も興奮状態は続き、溶岩石のステーキ皿等欲しくて仕方がなかった道具類を沢山見つけては、二人共はしゃぎ続けた。

夢のカッパーランドを2日間さまよい、こんなに買っちゃったんだから、料理を頑張ってね!!と優しく夫を脅迫。

次にカッパーランドへ行けるのは一年後だろうか・・・・・。今から楽しみでしょうがない。

次回へと続く・・・・。