本日は快晴の宮古島。風が少し強くなってきました。風が強いのは決して迷惑な時ばかりではありません。今日の風は冷たくなく、と~~~~~~~~~~~~っても気持ちがいいので、お掃除の後、テラスにてブログを書いています。あああ。なんて気持ちのいい日なんでしょう。お隣の公園には保育所の子供達が遊びに来ています。その向こう側に見えるのは宮古ブルーの海。正面にも宮古ブルーの海。私にとってこれ以上の幸せな時間はありません。お客様も自転車で出かけられたので、最近模様替えしたテラスのココットの上にあぐらをかいています。ここに寝そべると、ガラスの屋根越しに青空が見えて、とっても気持ちがいいんです。後でお昼寝でもしようかな?いらした方は是非お試しくださいね。
さて、シーズン中はいつも行列でなかなか行けない食堂があります。空いているこの時期がチャンス!!ということで、少し前になりますが行ってまいりました。
ここではいつも夫はカツカレーを注文します。カレーとカツカレーの料金の差が確か50円しかないという、なんともお客さんに優しい(ということはお店には厳しい)料金設定。宮古の食堂はたいていこんな感じです。私はここではオムライス以外を注文したことがありません。
もうすぐ入れなくなる時期が来ます。名残惜しんでまた行っておこうっと。あ、もうまた食べたくなっちゃった。
それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。
朝食の一例です。
夕食の一例です。
料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
静佳日記 **********
宮古の十六日祭はあの世のお正月。旧暦の一月十六日を指すので「じゅうろくにち」と呼ばれている。今年の「じゅうろくにち」は2月20日。個人店はお休みが多くなるので注意が必要。
毎年「じゅうろくにち」の前にお墓掃除に行っている。いつもは夫と二人で行くのだが、今年は義姉も参加。毎度のことながら1年でまわりはジャングルになっていた。樹々や雑草、小花がうっそうと茂り、アゲハ蝶が何匹も何匹も飛び交う様を見て義姉が言った。「ここはパラダイスだね」・・・・確かに幻想的なワールド。ディズニー映画の世界へ飛び込んだかのようだった。お墓へと続く小路から伐採作業がスタートし、黙々と働く私達と対照的な義姉のお喋り(ほぼ大きな独り言になっている)が響き渡り、4時間ほどの作業で見違えるほどさっぱりとした広場になった。
地べたに円陣を組み、持ち寄った手作り弁当の美味しかったこと。今年は乾杯する相手ができたので、キンキンに冷えた缶ビールでお疲れちゃ~~~ん。あああ~~~!!最高だぜ!!ほぼ車は通らないが、トラクターが1台やって来て夫が笑顔で手をあげた。おじぃも笑顔で手を振り返す。通り過ぎた後に義姉が「誰かぁ?」と聞くと、夫が当たり前だろという顔をしながら答える。「知らない人」
翌日、全身の筋肉痛と闘いながら看板のペンキを塗っていると、「ヤバいね~~~痛いよね~~~」と言いながら買ってきたお買い得の野菜たちを見せに来た義姉。車から野菜を一つ出しては「これは○○円」。それを車にしまってからまた別の一つを取り出し「これは○○円だったよ」と報告をする。次から次へとそれが繰り返され、まるでこれから手品ショーが始まるかのようだった。最後に、ただでさえ小さい彼女の顔の倍くらいあるお化けキャベツを「150円だったよ~~」と嬉しそうに持ち上げて見せた。
あまり意味のない平和な時間が流れる。
かなりの重労働だったお墓掃除に「いつまでこれを続けるのかなあ?」との私の素朴な疑問に「死ぬまでさ~」と答える彼女。そして「静佳は何歳まで生きるつもりか~~?」と聞く。「100歳まで!!」と言うと、「じゃああたしは102歳までだね」(彼女は2歳年上)・・・・・「え??一緒に死ぬべき~~??」と腹をかかえて笑ったが、マジで彼女は102歳まで生きるような気がしてならない。