ペンキ屋さん

毎日毎日テラスでペンキ塗りをしていると、色々な人に声をかけられます。

皆さん、「頑張っているね~~~」と言って下さるのですが、何故かその前に「ペンキ屋さん」が付きます。いつの間にか私は「ペンキ屋さんの静佳」になってしまいました。そろそろペンキも塗るところが無くなりつつあります。(なんか寂しい)せっかく「ペンキ屋さん」の称号を頂いたので、来年のペンキ塗りは「つなぎ」を買う所から始めようと思っています。いや、オーバーオールがいいかな?なんでもなりきってやるのが楽しいですよね。気分も上がります。

さて、日曜日にドームでイベントがあるようです。この日に宮古へ遊びにいらっしゃる予定の方は是非足を運んでみてくださいね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

料理担当は夫です。宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

お天気のいい日には、サンセットを眺めながら是非テラスのカウンター席でお召し上がりください。宮古で見る夕日は何故か大きく感じます。

我が家の昼食は、夫が作ったマーボー麺。最近、私はマーボー麺が気に入っています。

おつまみの部の最近のヒットはタラで出来たピザ。その名も「ピザ―タラ」小さく切って少し温めると美味!!意外な美味しさです。スーパーで売っていました。見つけたら是非試してみてくださいね。

静佳日記 **********

宮古で何かを習おうとすると、教室があまりない。そのなかでもパン教室は以前から探していたのだがなかなか・・・・。すると、ひょんなことから見つけた「パン教室」のポスター。しかも日にちは自由に選べるときている。これは行くっきゃないぞ!!と意気込んだ。

生れてはじめてのパン作りに挑戦。まずはどんな感じで作るのかを体験してみたかった。想像していたよりも簡単な手順。

発酵の時間を要するので3時間のレッスンだったが、実際に手がかかる時間はそれほどでもない。待ち時間に先生とのおしゃべりに花が咲く。

焼き上がりもまあまあの出来だったと言えるだろう。

その日はレッスンの後に友人宅でのBBQに招待されていたのでレッスンに付くランチは食べないつもりでいたが、先生からの「具材を挟んで試食してみます?」の誘惑を突っぱねることはできなかった。

おいし~~~~~~い!!!

まだ熱いくらいの出来立てパンの美味しさに感動。

もうお腹いっぱいで食べれなくなった・・・・・・と言いながらもその後のBBQへ直行。そこはかなり田舎の家なので民家が少なく、子供達も庭で自由に火遊びをしている。なんだかいつもとは違う宮古の感覚に、いつもとは違う「のんびり」を味わった。

夜になると、満天の星空。いつも見ている市内のそれとは比べ物にならないほどの空に浮かぶドット柄を仰ぎ、「西表の空みたいだね」夫と二人同じことを考えていたようだ。

そして、初めて作った「パン」達は毎朝色々な形で我が家の食卓に上り、毎朝「パン談義」に花が咲いている。

私の熱い語りが飛び火したのか、「お前より先にうまくなってやる!!」と、教室にも参加しなかった夫がパンつくりに重い腰をあげたようだ。(どんな負けず嫌いだっ!)早速彼がこっそり作っていたパンが家族の晩御飯のシチューとともに登場。

パンつくりは以前から冬のお楽しみリストに載っていたが、これでやっと口火を切ることができた。もっと勉強してから宿のメニューにも登場させる予定。きっとメニューの幅も広がることだろう。

島へ来てから未来への夢がどんどん広がる。「将来何になりたい?」を友達と語っていた小学生に戻ったような気分だ。この魔法の島へ来れたことが人生のラッキーだったと思わずにはいられない。「それもこれも俺のお陰だよ!!」と威張る夫のセリフにも「そうだよね」と素直に応える。おそらく宮古島出身の夫と出会わなければ私の人生に「宮古島」の選択はなかっただろう。

人生は本当に何が起こるかわからない。この先たとえ5年後の自分でさえ、どんなことを考えているか、何をしているかも予測不能。だからこそ面白い。その時その時に、自分が思った通り生きられる人生が送れたらこれほど幸せなことはないだろう。