Monthly Archives: 11月 2018

テーマパークへようこそ!!

「しずかだん」のお花がやっと咲いてくれました。台風で一度は全滅した「しずかだん」ですが、もはや雑草の幹ではなく樹の幹の様に太く育ってしまったこの女王花は健在で、幾度の台風をも乗り越えてきました。そして、女王の周りには彼女が産み落とした卵から、たくさんの芽が出始めています。

彼女のように逞しく生きたいものです。

その勢いに乗っかって、新しくお花を植えました。ポークランチョンミートの目印の二コちゃんの足元に・・・。

そのおこぼれは、床屋さんのシェービング用ディッシュに飾ります。

どの向きから見ても可愛いこの器。お水を入れ替える度に向きを変えて楽しんでいます。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事をご紹介しましょう。

朝食の一例です。

料理担当の夫が、久し振りにタコスの試作品を作ります。サラダコスとタコスドッグ。

夕食の一例です。

日が短くなったこの時期は陽が落ちてからが夕食の時間です。テラスのカウンター席で様々な景色をご堪能ください。

静佳日記 ***********

日が昇る前にウオーキングへでかける。この時間帯の散歩が一番楽しめるからだ。

鈴木雅之さんが唄にした「蒼から朱へ・・・・。」の世界観を体験できるのもその魅力の一つ。

暗いうちに浮かび上がる灯がいい味を出していた。

早朝だというのに、とっくに仕事が始まっているところもあれば、

その向かい側では、まだ仕事が終わっていない店。

斜めの地盤のせいなのか、間口の異常に低いお店。かがまないとくぐれそうもない。その奥に見えるドアは私の身長の半分くらい。こびとの街に迷い込んだみたいな不思議な感じ。

こちらは更に階下へ降りてからがお店の入り口のようだ。妙にそそられる。どこから入る?

よくよく覗いて見ると、「いらっしゃいませ」の看板。ここが入口だな。なんだかノスタルジックな雰囲気。

この階段の先には何が・・・・?

繁華街はいつ歩いても探険気分で楽しい。

住宅街には昔ながらの家々が並び、

窓の格子がブロックで出来ている!!

物干し場はそれぞれに工夫がなされ、最も生活感を感じられる素敵なアイテム。ついつい目がいってしまう。

そして、どこもかしこも建築中。新旧入り混じる街になりそうだ。そのうち「新」のほうが勝ってしまう日が来るのだろう。

駐車場を監視するロボット君に出くわした頃には、

太陽もすっかり昇っていた。

随分と汗をかいたので、隣りのビーチでひとっ風呂浴びることにする。

貸し切りの大浴場で汗を流すのはなんとも気持ちのいいものだ。波が描いたお風呂の底を辿っていくと、お魚達が待っている。

これほど贅沢な朝風呂は他では味わえないだろう。

宮古は島の全部が、島そのものがテーマパークだ!!と、私は思っている。

 

 

 

 

 

 

綺麗にお手入れしましょっ。

『静佳キッチン』は建物の外部に造りました。

ですから、とても眺めがいいんです。海がすぐそこに見えます。静佳キッチンに置いてあるグラス類は使ったら自身で洗ってもらっています。それは、このキッチンのシンクに立って欲しいからです。洗い物をしながら海を眺める・・・たったこれだけの、ほんの一瞬の時間ですが、その一瞬の時間が私はとても気に入っています。何とも言えない清々しい気分になります。

その『一瞬』を皆さんにも味わって頂きたくて・・・・。

建物を造る際、キッチンの背後にある柱に棚を作ってもらいました。コの字にコンクリートをへっこまして・・。調味料を並べるつもりでしたが、今は調理をしないので小物を飾っています。

まだ手付かずでしたが、このスペースを変身させるアイデアを思案中です。あーでもない、こーでもないと考えている時が楽しいですね。

静佳と言えば、ポークランチョンミートの入り口に作った看板に「静佳ビーチ」と書いてあります。それを見た通行人のお姉さんの反応が凄かったんです。なんだろう?と思っていると、戻って来た時にその訳が分かりました。

「私の名前、しずかっていうんです」とお姉さん。「だから嬉しくなっちゃって」

「私もしずかです」すかさず答えると、妙な親近感。「しずか繋がりで宜しくお願いします!!しずかさん!!」「こちらこそ!しずかさん!!」一瞬だけだけれど仲良しになりました。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

目の前に広がる景色を愉しめるテラスのカウンター席でお召し上がりください。

夕日に向かって飛ぶ飛行機。この飛行機に乗っている人は最高だろうな~~と思いながらいつも眺めています。

静佳日記 **********

昨日は日曜日。いつものように、朝から沢山の人が宿の周りに遊びに来ていた。

朝食を食べていると、観光の家族連れが桟橋で釣りをしているのが見える。

お、釣れたかな?と思ったら、どうやら珊瑚に引っ掛かったようだ。それなのに、子供に竿を持たせ、さも、あたりがあったかのように記念撮影をするお母さん。

撮影が終わると、再びお父さんが珊瑚と格闘。

見ていた夫が言った。

「お母さんの出番じゃないか?」

私にしかわからないそのセリフ。何故なら、針が引っかかるといつも私は潜って取ってくるから。でも、普通のお母さんはそんなことしないよね。

朝食の時間はいつもリアルタイムのドラマが目の前で繰り広げられている。テレビを見るより楽しい。

だが、ゆっくりしてばかりもいられない。そして、遊び惚けてばかりもいられない。そろそろ、シーズンオフの「お仕事」に取り掛からなければ。

ちょうど暑い日だったので、テラスの天井のガラスを掃除することにした。何故暑い日か?体中水浸しになるからだ。

秘密兵器の高圧洗浄機を持ち、ゴーストバスターズ気取りでステップを踏む夫。最初はガラスだけのつもりが、あまりにも奇麗になるので気が付くと宿の周りの道路まで洗浄を始める。すっかり綺麗になった。この日が口火となり、宿全体のメンテナンスがこれから始まる。毎年、この時期に二人で行うメンテナンスによって、建物への愛着が増す。手がかかる子ほど可愛いというけれど、本当に手間がかかればかかるほど、ポークランチョンミートが愛おしくなる。農家の人のそれと、きっと同じなんだろうな。

一仕事を終えた後、テラスのタイルのベンチに並んで腰を掛け、アイスコーヒーを飲みながら仕事の出来栄えを眺めた。

うん。いいね。青空が奇麗に見える。

隣の公園は子供を連れた家族で賑わっていた。サービス精神旺盛な夫が、スピーカーから「め組のひと」のボリュームを上げて流す。ノリのいいお父さんがステップを踏んでくれた。いいねいいね。楽しんで~~~!!同じく、公園のベンチでお酒を楽しんでいたおじさん達が近寄って来て「ここはお酒を飲ませてくれるところかあ~?」と聞いてきた。宿ですと答えると、「そうか。素敵な音楽が聞こえてきたからさ~」と笑った。

そうこうしているうちに、低い位置にいた太陽が雲から丸出しになり、海面を眩しく光らせた。この瞬間はいつも短い。出くわすのはラッキーだ。

桟橋では魚を見つけた子供がはしゃいでいる。

ダイビング船も帰ってくる時間。横から太陽の光を受け、颯爽と入港してくる船が妙にかっこよく見えた。

暫くのんびりと過ごしたので、買い物へ出ることにした。

途中で「16日,17日,19日 休みます」の張り紙を見つけた。18日は???

買い物が終わって店から出ると、日が暮れ始めていた。凄く綺麗な空だけれど、街中ではよく見えない。急いで帰らなきゃ!!

いつもの定位置にギリギリ間に合った。やっぱりここから見る空が好き。

ゆっくりできたから、明日からまたメンテナンスを頑張れそうだ。

 

 

 

 

 

 

新店オープン。

本日は曇りからスタートの宮古島です。陽が射してきたので、これから晴れに向かう期待大です。昨日の午後は半月ぶり位に雨になりました。

モーニングタイムは、お隣りのビーチがモスグリーンの海。いつもいつも同じ海とは思えない、様々な彩に変化します。同じ位置から同じ場所を毎日見ている私たちにとっては、同じ絵画の色違いを見ているようです。これも浅瀬のビーチだからこその特権です。

さて、宮古島は瞬く間に新しいホテルや宿が増えていってきていますが、先日、そのうちの一つ、食事ができるホテルへランチを食べに行って来ました。

とてもオシャンティ――な店内。

ちょうどウエディングのカップルが撮影をしていて、ラッキーな光景に出くわしました。

そのまま新店巡り。少し前から気になっていたワインの専門店へ入ってみました。

可愛い椅子が並び、(売り物らしいです)

物凄い種類のワイン達。

ワインが好きな私にとってはとてもワクワクなお店でした。見ているだけで楽しくなっちゃって、「これから毎月新しいワインを1本づつ買って飲む!!」宣言を夫にした私は、手始めの1本を購入。

「手始め」から、とっても美味しかったです。おまけに大好きな日本酒も扱っており、(これは種類は少ないですが)ダブルで美味しい。

いいお店が出来ました。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

朝食タイムに目の前からダイビングに出航するお客様を皆さんで見送りましょう~~!!

夕食の一例です。

早い月が出ている時はとても幻想的です。

目の前の景色を愉しめる、テラスのカウンター席で、どうぞ。

我が家のテラスランチは日本蕎麦。ダイエットになるかしら???ならね~~~だろ~~~な~~~~。

静佳日記 *********

「静佳、夕日を見に行こうか」

急にそう言い出す夫に、少しびっくりしながら慌てて身支度をする。

言い出しっぺのくせにいつも目的地は私にお任せ。まるで私は彼のツアーコンダクターだ。その日は日没の時刻が15分後に迫っていたので、近場から見ることにした。

ところが、暑い雲が邪魔をして綺麗なまん丸は見えない。

水平線へ落ちる直前に、少し雲の下から覗く夕日。

こんな日は、陽が落ちた後も空を愉しめることが多い。

ちょっと、足を延ばしてみようか。そう言ったのは夫の方。あらら、なんだか行動的になって来たんじゃないの?

朱く染まる空を追いかけて車を走らせた。

急ぐがあまりスピードを上げる夫に、助手席のカメラマンのシャッターは追いつかない。ちょちょちょちょっと待てよ~~。

ビーチへ着くとすでに日は落ちていたが、思った通り綺麗な空だった。

この次はもっと早くに出発しようね。と、珍しくやる気満々な夫。

「わくわくツアー」夕日バージョンも始まりを告げたようだった。

 

 

 

 

 

わくわくツアーの始まり始まり~~~!!

ポークランチョンミートは3回目のお客様。

初めていらした時は確かウインドサーフィンが目的でした。

今回は三線を弾くお友達といらして三線ライブのお店で飛び入り演奏もできたようです。そしてご紹介していたシュノーケリングのツアーは大満足だったそうで、本当に良かったです。最後は初めての大神島へ・・・。

初めて11月にいらしたのですが、11月の良さを実感されていました。そして、宮古は何度来ても新鮮だとおっしゃっていました。きっとまた来てくださることと思います。だって、宮古島ですもん!!

さて、ブルーシールのお店がオープンしました。

オープンの日を指折り数えて待っていたんです。オープン前日に撮った写真。

お隣りの巨大施設の工事もドンドン進んでいます。

指折り数えて待っていたのに、オープンの日に出遅れてしまいました。今日あたり行ってみましょうか。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

お食事と一緒に、目の前の景色も是非お楽しみください。

青い空を悠々と泳ぐ『くじら雲』

我が家の朝食は残り物寄せ集めプレート。

テラスランチは私の「焼きそばが食べたい!!」リクエストにて・・・。

静佳日記 **********

改めて、宮古を感じてみよう。

そんな思い付きから始まった。

島中の海を巡る旅。何日かかるかわからない。決まりはないから自由に廻る。行き当たりばったりのドライブは、それだけでワクワクする。そんな「わくわくツアー」がスタートした。

その日は、ここ。

木々に囲まれた道路や、

電柱がどこまでも続いている道を走る。

それらは、パラダイスの海へと導く、誘導灯のようなもの。目的地へ向かうためだけの都会の高速道路と違って、目的地までの道のりも楽しめるのが宮古のいいところだ。

ビーチを歩くと、先客の犬の足跡が。

少し奥まで進むと、シーガラスが沢山拾えた。

日差しを浴びて、白が余計に真っ白になる花。

砂浜には鉄のキノコが生えていた。

いつもはこのビーチだけで帰るのだが、『わくわくツアー』だから反対側にも行ってみよう。

すると、何故今までここを無視していたのだろうと思わせる素晴らしい海が待っていた。

そこで、どれだけ長いこと漬けられているのかわからない梅酒のボトルを見つけた。

夫はお洒落な指輪を拾い、自慢する。

更に「お前にはイヤリングも見つけたよ」と言って見せた。

そして、天然のカツラまでをも見つけ出す。

捨てられた冷蔵庫には水が溜まっていたが、その水が冷やされることは決してない。むしろお湯になるだろう。

かっこいい船を見て、またもや船が欲しくなる夫。見るだけにしておいてね。

その日はここだけでお腹いっぱい。

『わくわくツアー』はまだ始まったばかり。

 

 

 

 

 

宮古島を楽しむ。

ある日、朝食に夫が作ってくれたサンドイッチ。何故だか懐かしかったんです。遠い昔に、どこかのホテルのモーニングだったか、喫茶店だったのか記憶がないのですが、凄く美味しくてお代わりしたいほどだったサンドイッチ。大きさも、盛り付けも、白くて大きなお皿も・・・・すべてがその記憶の中にあるものと一緒で、ピ―――――ンと急に思い出しちゃった。そんなことって、ありませんか?

今回もお代わりしたかった~~~~!!

毎朝、我が家の朝食もお客さんと同様、テラスで頂きます。テラスの一角に我が家のリビングがあるんです。ほんの少しのスペースですが、居心地のいいリビングです。

すっかり、こぼれたパン屑の味を覚えた小鳥が毎朝やってきます。朝食の時間になると。小鳥も時間がわかるのでしょうか?最近では、おねだりもするようになりました。「ぴーーぴーーーぴーー」さえずりが聞こえると夫が「おい!!パンをくれだってよ!」と言います。声の方を見ると、すまして顔をそむける彼女。

無視すると、またこちらを向いてぴーーぴーー。次第に近づいてきます。

パンをちぎって投げると、喜んでぴよんぴょん飛び跳ねて拾いに行きます。

すっかりなついてしまいました。気が付くと昼間も遊びに来ています。

そのうち手のりに挑戦です。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

パノラマに広がる景色を眺めながらお召し上がりください。

静佳日記 *********

自称ストレスが溜まっている宮古のおばあ「ひでちゃん」を、ちょっとした息抜きに連れ出そう計画を思いついた。宮古へ帰って来てからあまり遊んでいない義妹も誘って・・・。

お弁当を買って海へと向かう。子供の頃にしか宮古に住んでいない義妹はあまり沢山の場所を知らない。こんなに素晴らしい島に生まれて、なんてもったいないことだ。途中の商店でビールを買い込む。商店のおばあが「あんたなんかは平良(ひらら)かあ~~?」と聞いてきた。見たことがない顔だからか、都会的な顔だからか、後者の方にしておこう。

彼女達が初めて来るというビーチへ降り立った。

すぐに宝探しを始める義妹。

お弁当をみんなで食べてから、私も缶ビール片手に宝探しを開始。

彼女は古い家具の一片を見つけ、その部品が可愛いと言い、

私は数々のガラクタを見つけた。

中国語の書かれた子供用のサンダルを集め、意味なく撮影。

ふと、上を見ると崖の上にショベルカー!!そ、そ、そんな怖いところで何やってんの!!??危ない危ない・・・。

のんびりとした時間を過ごし、そろそろタイムアウト。

帰りに寄った商店は、いつも気になっていたところ。

近くの木陰で一服タイム。

座るのにちょうどいい枝が生え、

その下には何故か手袋が2種。自動販売機で飲み物を購入する時にみんな外して落としていくのかな?と想像ができる。

ここに生えていた雑草が「いいんだよ!!」と義妹に教わり、持って帰って「しずかだん」に植えた。

その他のお土産はひでちゃんの家の下で拾った赤い実と、

珍しい大きさの瓶。

そして、拾ったバケツは足を洗う水入れに・・・

波にもまれたこのバケツに合うのは新品の杓子ではない。後日、リサイクルショップへ出向き、ちょうどいい鍋を見つけた。大きさといい、素材感といい、年季の入り方も理想にピッタリ!!取っ手を外して、拾ってきた流木に付け替えた。

この日の最高傑作は「2代目ウイルソン」君。拾ってきたもので制作。

のんびりとした幸せな時間が流れている。