少し前のお話です。
宿の横の公園でキャッチボールをする子供。よく見るとお隣りの長男坊。早速、夫が折れたバットを持っていきます。まだオリックスが宮古で冬のキャンプをしていた頃に球拾いのバイトをしたことがある夫は、折れたバットを沢山もらって来ていたのでした。バットを渡し、まずはキャッチャーから。
続きましては、ピッチャー!!
アンダースローでも投げてみよう!!
後でこの写真を見た夫は、彼が子供の頃に野球の監督をしていた父親と投げ方がそっくりだと驚いていました。
後方で別の子供が球拾いに参加をしてきました。
宮古に初めて遊びにいらした親子の、弟君の方です。彼らは可愛いお友達3匹と共にやってきました。古くからのお友達のようです。
お兄ちゃんはウクレレがとても上手で、弾き語りのその美声にも驚かされました。
弟君とのハーモニーがまたまた凄い!!さすが兄弟。息がぴったりで、胸が熱くなるセッションでした。「三線の花」を披露してくれました。
多趣味な彼は、宿の前の桟橋で釣りも楽しみました。
本当に、宮古に住むベキ!!な子供達でした。お母さん、本気で移住を考えましょう!!
また、遊びに来てくれる日を楽しみに待っています。
それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご紹介をします。
朝食の一例です。
夕食の一例です。
様々な景色を愉しむことができるテラスのカウンター席で是非お召し上がりください。
桟橋に停まっている車のリアガラスが奇麗に染められていました。もう少しガラス自体が奇麗だったら良かったのに・・・。
静佳日記 ********
珍しくリアルタイムな日記を書く。
今日はお客さんがいない為、貸し切りのポークランチョンミートで、これまた貸し切りのテラスのカウンターにてパソコンを開いている。
目の前には穏やかな海。桟橋で釣りをしている人々を眺めながら文章を綴っている。
そよそよの風が心地よく、物書きさんはここで仕事をしたらさぞかしはかどるだろうな・・とそんなことを考えながら。
今朝は、お隣りのお父さんに声をかけてもらい、すぐそこで地引網漁を手伝った。前回の様にイカが混ざっていたらいいな。淡い期待はハズレ。GTもその姿を見せたが、網には入らなかった。ご近所のホテルからそれを見ていたお客さんが走って来て「一緒に引っ張ってもいいですか?」。沖縄からのお客さんと彼女の方は地元人の里帰りらしい。
小さなフグを網の中に見つけ、しきりに「可愛い!!」を連発する彼女。
ダツも2匹だけもらった。「今日中に食べるなら刺身が美味しいさ」漁師のお父さんの助言で仰せの通りにと、すぐに夫がさばき始める。
その後私は、先ほどの人が泊っているホテルで催しているイベントへ午前中に一人で出向き、ピアスを一つだけ買ってきた。今それを身につけている。
朝に見たGTが忘れられない夫は網から貰ってきたミジュン(小魚)を餌に釣り竿を持って歩いて行くが、何も持たずに帰ってきた。そしてお昼ご飯の宮古そばを作ってくれる。
そばでお腹が満たされると、いつもの癖で睡魔が襲う。お昼寝は宮古に来てからずっと習慣になっている。
今日はそのままテラスのハンモックで寝ることにした。ゆらゆらゆらと微かな動きが心地よく、隣の公園ではしゃぐ子供の声がいい子守歌になり、潮風がその眠りを最上級のものへと誘(いざな)う。
何をするのにも、その『場所』が大きな意味を持つと私は思っている。
ここでのお昼寝は最高だった。
そして、少し前に行った海でのお昼寝も忘れ難い。
ここでのお昼寝に一役買った彼の存在も大きかったな。
「何をする」を考える際に「どこでする」を考えると、更に幸せな時間を手に入れることができる。私の体験から生まれたささやかな定義だ。