夏の想い出。

若い男性の三人旅。騒いだりしないかしら・・・・?正直、少し不安を感じながら受け入れたのも事実です。

ところが・・・初めから礼儀正しく、ちゃんとしている!!

「呑みに行こうと思ったけれど、お父さんお母さんと一緒に呑みたいなと思って・・」

そう言いいながら夜に宿へ戻って来てくれました。

時を同じくして泊っていた女の子達も誘っての楽しい宴。

一緒に呑めばさらに距離は近づきます。

彼らが行ったことのある人里離れたBARへと一緒に出かける機会もできました。

そこは、以前から色々な感想を聞いていたところ。賛否両論でしたが、私は自分の目で見て感じたことを重視するタイプなので、まずは行ってみたかったのです。

行ってみて大正解!!店主の「人を楽しませたい」姿勢は本物だと思いました。彼が造作を手掛けたという空間つくりにも、彼の接客にもそれは顕著に現れていました。

そこで居合わせた埼玉からの旅行者の男の子たちとも仲良くなり、待ち合わせしていた宿泊中の女の子達とも合流し、輪が広がります。

さらに驚いたのは、広大がいたことです。彼は、その前夜に「ここはBARですか?」とうちを訪ねてきた旅行者。「違うよ~宿だよ~」いつもならこれで終わるのですが、彼のお母さんが宮古で、おじいちゃんおばあちゃんは夫の母親と同じ団地に住んでいる!!てなわけで、気が付くと立ち話で2時間もお喋りをすることになりました。彼の名前が熱中時代の北野広大先生の影響を多大に受けているだろうという憶測は、先生をしているという彼の父親が私達と同世代だから。それにしても、偶然って恐ろしい。まさか翌日こんな場所で再会するなんて!!

さらに店主のセレクトした曲でのディスコタイムで盛り上がり、サプライズメッセージに喜ぶ女の子達。

楽しい楽しい・・・・非日常をみんなで味わった夜でした。

そして、今年の夏一番のサプライズは、彼らが部屋に残していったものでした。全く予想できないことに遭遇すると、人は一瞬固まってしまうのだということを実感。彼らがチェックアウトした後に掃除をしようと扉を開けた時の事です。額に入れられた『いつ現像したの?』な、一緒に撮った想い出の写真に書かれたメッセージが私の方を向いて飾られていました。

彼らと過ごした短い時間は、私達に熱い想いを蘇らせてくれるのに十分な時間でした。

『いい宿とは、いいお客さんがつくるもの』

私達が常日頃考えていることは、今回もゆるぎないものとなりました。

夫曰く、「ボスざるに群がる雌ざる達」と記念撮影をしてバイバイ。

いつかまた会いに来てね。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

毎日変わる目の前の景色を眺めながら、テラスのカウンターでお召し上がりください。

静佳日記 ********

内地嫁の会(いつ発足したのか知らないが)のMちゃんを誘っての食事会に先日行ってきた。孫のように可愛いBABYちゃんは会う度毎に可愛さが増していく。

おねむの時間で彼女らが帰った後、お店に登場したのは義妹。な、な、なんと石垣へ嫁いでいた彼女は、その日宮古へ引き上げてきたのだった。誰にも告げず、サプライズの登場を狙った彼女は、空港から直に我が家の近くのコンビニへ向かい、お土産のワインを買って颯爽と登場するつもりだったらしいのだが、その時降りたタクシーにスーツケースを忘れるというなんとも無様な失態。そして、家にいた我が家の息子の機転でコンビニの防犯カメラからタクシー会社を割り出して無事にスーツケースを取り戻し、ようやく「お帰りなさ~~~い」の乾杯へと辿り着いたのだった。

まあ、何はともあれ、これで夫の兄弟4人のうち3人は宮古へ戻ってきたことになる。初日の登場が登場だけに不安も残るが、これからも末永く宜しくお願いしま~~っす!!