Monthly Archives: 8月 2018

夏休みの想い出。

宿で使っていたろうそくの半端者が沢山たまってしまったので、生まれて初めて「キャンドル」を作ってみました。作るというほどの手間ではありませんが・・・。

思っていたよりも時間がかかり、きっとこれが最初で最後の「キャンドルつくり」となることと思います。大事に使わなきゃ~~~~~!

リサイクルといえば、以前「静佳キッチン」で使用していた「フラワーちゃん」もリサイクル。あるものを隠すために飾られていますが、どこにあるのか見つけてくださいね。意外なところで笑顔を振りまいております。

先日の大潮の満潮。早朝にテラスのガラス戸を開ける時に、海を二度見してしまいました。今までで見た中で一番の満潮に見えたからです。

思わず厨房で朝食の準備をしている夫に叫びました。

「海が溢れそうだよ~~~~~~~!!」

お隣りのパイナガマビーチの「浮き」も潮位が高すぎて「浮き」なのに浮いていません。

さてさて、姉妹のお母さんたちがそれぞれのお子さんを連れてのご宿泊。男の子と女の子の「いとこ同士」はとても仲良しです。お隣のパイナガマビーチでウインドサーフィン体験レッスンに挑戦しました。2階で掃除をしている時にその様子を少し見学しました。

帆が立てられなくなった彼らに近寄って手助けするインストラクターさん。

そのSUPを借りて遊ぶ、見学者のはずのお母さん。

皆さんとても楽しそうで、今すぐ私も掃除をほうりだして参加したくなってしまいました。海の遊びは本当に楽しいですからね~~~。私も海で遊ぶのが大大大大好きです!!

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

お食事と一緒にお召し上がりいただく目の前の景色。

五感でお楽しみください。

我が家の朝食は、北海道からのお土産のウニ醤油。卵かけごはんに合うよ~~と言われていたので、仰せの通りに・・・。かなりハマってしまいました。ありがとうございました。

地元の人ぞ知る各地の名産を頂くことができるのも、宿をやっているお陰でしょうね。

静佳日記 ********

去年の夏に来た時にポークランチョンミートで遊んでから子供達が将棋とオセロにハマってしまって、家に帰って両方買わされたんです~~。

今年もいらしてくれたご家族連れにそう言われて、しまっていた将棋を再び出すことにしたある夜。

出すついでに「やってみようか」と酔っぱらいながらも夫と対戦。

子供の頃はよくやったもんだね。そう言いながら全くコマの動きの決まりを覚えていない私は惨敗。

悔し紛れに眼鏡をはずすと、ちょうどテーブルクロスの柄にはまって、「眼鏡の中に目がある~~~~」

この日からここが眼鏡の定位置となった。

「夕涼みに縁側で将棋」は、私にとっては子供の頃の夏休みの田舎の想い出。

「縁側がある家に住みたい」と、昔から夫は言っていたが、ある意味夢はかなったのではないだろうか。縁側がちょっとハイカラになっただけ。心地よさは一緒だ。

そして、縁側をイメージしてテラスに設置したオレンジ色の長いベンチにまたがりオセロをしている親子のお客さんの姿を見るにつけ、ほっこりとしてしまう。

大人になって、ある時ふと思い出してくれたらいいな。

夏休みの楽しかった想い出として・・・。

 

 

 

本日も晴れ。

宮古島の平良では50年に一度の大雨が降っています。土砂崩れなどにお気を付けください。

朝早く、ニュースキャスターがテレビの中でそう言っていました。

宮古島の平良にいる私の目には,大雨どころか微かに降っているか降っていないかの小雨しか見えませんでした。

ん??

これもまた宮古の摩訶不思議なのでしょうか?

海も穏やかになりました。

さて、父と子の二人旅のお客様。

今年は親子の二人旅が目立ちます。

まだ小さなお子さんの記憶にはこの旅はどう残るのでしょうか?きっと初めて見るであろう「青」の宮古の海。毎日、双眼鏡越しに見た景色。ここで出会ったお友達との花火。沢山の「楽しい」を息子さんに味わわせてあげたいと一生懸命なお父さんの愛・・・・。

心のどこかにきっと残り続けることでしょう。

またいつの日か、遊びに来てくださいね。お待ちしております。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

1階のテラスから望む空と海の情景が自慢です。

ポークランチョンミート号も奇麗に塗り替えられます。

大型客船も奇麗にドレスアップです。

そして、客室のある2階にもテラスを設けております。

椅子に座って海を眺めたり、

コーナーから下を覗くと1階テラスのベンチが見えます。私もあまり下を覗いたことがありませんでした。ここに立つといつも遠くを見てしまいますから・・。

ポークランチョンミートの旗も風になびいています。

ハンモックに揺られながら、天を仰ぐのもいいでしょう。

この青空は夜には星空に変わります。

とにかく、ポークランチョンミートは景色を楽しむために造ったといっても過言ではありません。そして、体中を優しく包む「海風」に癒されてください。

静佳日記 *********

私の夫はひげを抜くのが大好き。いや、ひげというよりも顔じゅうのうぶ毛をしょっちゅう抜いている。

なので、毛抜きと鏡は結構いいものを手に入れたがる。

先日、その一つである電源付きのミラーをテラスに運んで手入れをした。

ピッカピカに磨かれた鏡。

お隣りのビーチも肉眼で見るのと変わらないくらい美しく映しだす。

そんな彼は、食事の時くらいしかテラスに座らない。

でも、最近はことあるごとにテラスで休憩をするようになった。

こんなところに座ったり、

または、こんなところに座ったり・・・

そして、呟く。

「気持ちがいいね~~~」

ポークランチョンミートのテラスのファンがまた一人増えたようだ。

ファン第一号の私は、早く冬になってここで読書をすることを夢見ている。

宮古島は今・・・夏真っ盛り。

水ナスさん。

ポークランチョンミートが出来てから毎年皆勤賞のお客様。

何度見ても飽きない景色と、海は、多くの人々の心に抱きついて離れないようです。一度抱きつかれたら最後。もう逃げられません。

「今回はゆっくりします」

沢山の方から何度この言葉を聞いたかわかりませんが、本当にゆっくりした人を見たことがありません。だって、宮古に来たらやっぱり姿の全く違う「海」を廻ってみたくなりますからね。一泊より二泊、二泊より三泊・・・・できるだけ長くいたくなります。

毎回、娘さんと一緒にいらっしゃるこの方は、「水ナスさん」と呼ばれています。初めての宮古、初めてのポークランチョンミートの時に「水ナスの糠漬け」をお土産に下さったからです。きゅうりの糠漬けが大好きな夫はそのぬか床をその後ず~~~~~っと使っていました。宮古では糠漬けはあまり見かけませんので、大喜びでした。

「水ナスさん」の可愛い名称もそろそろ卒業です。いい加減本名を覚えてしまっていますので・・・。

冬に宿の改造した部分を全部言い当てたお母さんにはかなり驚かされました。客室の張り替えた壁紙の質感の違いまで!!ここまで違いが分かった人は初めてです。感服するやら、嬉しいやら・・・。ありがとうございます。

「娘がお友達と旅行をするようになったら一人旅で来ます!!」

とおっしゃるお母さん。子供の成長って早いもんですよね~~~。でも娘は大人になってからがいいものですから、楽しみにしていてくださいね。うちもそうでした。

きっとまた・・・・・来年もお待ちしています。

仲のいいお二人の姿と被ったので、仲良しカップを買いました。使ってくれたかしら??

これからいらっしゃる「仲良しさん」は、朝に是非使ってくださいね。いつでも置いてあります。

先日、宿の前の桟橋に見たことのないクルーザーが停泊していました。知り合いの船長さんが運んできたらしいのですが、それを見た夫が「おれ、これなら買いたい!!」と身の程知らずの発言を・・・・。金額を聞いて腰が引けました。100年働いても私達には夢の話です。宝くじが当たったら夫にプレゼントしたいです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご紹介です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

島料理の日のソーキそば。

中華の日。

メンチカツの試作品です。中に何が入っているかはお楽しみ~~。

毎日変わる目の前の景色を是非ご一緒にご堪能くださいませ。

静佳日記 *********

中腰になることが多い宿の掃除が数時間に及ぶ夏は腰が痛くなる。

そうなるともう、ほんの数度腰を傾けても激痛が走り、「痛たたたたたた!!」が口癖。まるでお年寄りだ。

つらい時はつらいと口に出すと余計つらくなるので、なるべくおちゃらけるようにしている。笑っていた方がつらくない。そこは単純な性格が功を成している。

座卓を拭こうとしてかがめなかった時、厨房にいる夫に声をかけた。

「見て見て!!腰痛(こしいた)さんはかがめないの~」

何故かその言葉にハマってしまった夫は大爆笑。それからというもの「こしいたさんはかがめない」は我が家の合言葉のようになり、様々なシーンで使われるようになった。

車に乗る時も、こしいたさんはかがめない。だけれども、気分転換に外へ出るのは楽しみの一つなので、なるべく夫の買い物にはついていく。助手席から景色を眺めるのが目的。

少し街から離れると素朴な景色が広がる。

野良ちゃんがぴょんぴょんぴょんっ!!と跳ねながら楽しそうに走っていたので車を止めてカメラを向けると彼もまた止まってポーズをとった。

建築ラッシュの宮古ではあちらこちらで工事が進められているが、今まで見た中で一番大きなクレーン車。バカデカイ戦車のようだ。

スーパーでは炭酸まもるくんなるものが売られ、(これ、宮古でしか販売できないんじゃない?)

「スコーン」ならぬ、「スゴ―ン」。

ちびソーセージはその名も「こぶーた」。Booブー。

これがまた美味しい。これを食べた日から息子は「こぶーた」と呼ばれるようになった。とばっちりもいいところ。

美味しいと言えば、以前お客さんに頂いた美味しいおつまみをずーっと探していた。大阪では「イオン」で売っていると言っていたのだが、宮古のイオンにはない。
ひょんなところでそれを発見し、嬉しくて残りを全部買い占める。

早速、夜のお酒のお供に開いたが・・・なんか味が違う・・・。

宮古仕様????

そしてその日のお昼は相変わらずのデタラメ「宮古弁当」を買って帰った。

なぜ?焼き鳥までも入れようと思ったのか・・・??

 

 

 

夏の風物詩。

本日もいいお天気の宮古島です。

今朝、宿の前の桟橋から振り返って撮った写真です。

さて、遠く遠くシドニーからお越しのお客様。初めての宮古島は、絶好のお天気に恵まれ、沢山の宮古ブルーを満喫されました。バナナボートやシュノーケリングも勿論のこと。

最終日の帰り際は宿の前の桟橋にて釣り遊びもしちゃいました。

海は繋がっていますが、地元で見る海とはまた違った「海」に驚いたことと思います。また、いつの日か宮古へ遊びにいらして下さいね。できれば、私達がオーストラリアへ行きたいのですが・・・。

さて、前回の台風でほぼ全滅に近かった「しずかだん」の植物たち。最近、驚くことに復活を遂げました。もしかして?・・・・と思い、そのままにしておいたのですが、手を加えたのは新しい土だけ。ふかふかになったお布団で気持ちよくなったのか、みるみる蘇っていきます。

一番の成長ぶりはこの日日草。ただの雑草。されど雑草。雑草の底力を毎日感じています。私も雑草を見習って強く、逞しく生きたいです。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご紹介です。

朝食の一例です。

早朝、お隣りのパイナガマビーチはまるで湖のようになります。早起きをして朝ごはんの前に宿の周りを少しお散歩をするととても気持ちがいいですよ~~。

夕食の中華の日の一例です。

テラスのカウンターでお召し上がりいただくと、毎日違った景色をご覧いただくことができると思います。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。皆様同時にお作り致しますので、時間厳守でお願い致します。

お客様に朝食を提供した後、私達夫婦も毎日テラスのリビングで食事を摂っていますが、今とてもハマっているのが、ナイフとフォークで頂くブレックファースト。ただの目玉焼きとトーストでも小道具でがらりと変わります。海と空を眺めながらの大切な朝食タイムは毎日でも飽きることがありません。至福の時間です。

静佳日記 ********

夕暮れ時。お客さんの食事の準備をする頃にテラスへ出ると、ここのところ毎日島の子供達の元気な姿を見ることができる。いつも同じ子供達ではないのだろうが、それは連日恒例行事のように繰り返される。長い夏の間それは毎年受け継がれていいる最高の遊び。

桟橋の塀に子供達が並ぶと、準備は整う。

俺が一番!!次はお前だぞ!!お前が先に行けよ~~。

そんな話し合いが聞こえてきそうだ。何故かいつも一斉には飛び込まない。

そして、必ず出遅れる奴が一人はいる。みんなが海から上がってきても奴はまだ突っ立ったまま。

「おいよ~~飛び込めよ~~」とついついおばさんは口を出したくなる。

そんな彼らの楽しそうなシルエットがこの時間帯の私の和み。テキパキとした動きがスローになる瞬間。眉間のしわ取りに化粧品は要らない。この風景があればいい。

さっ!!気を取り直してまたひと頑張り。

いつもありがとうね~~~。

 

 

達成感という感動。

ポークランチョンミートの横の公園には大きな滑り台があります。サザエをモチーフにしているそうです。地元の少年たちは主に滑るより「登る」。てっぺんのまたてっぺんまで必ず登ります。何が楽しいのか・・・とにかく登るのが大好きです。

まるで地球を制覇したかのように、勝ち誇った凛々しい姿をよく見かけます。都会から来た旅行者の子供はそこまで登りません。大抵の親御さんが「あぶないからやめなさい」と言います。

先日、そんな旅行者のお子さんが珍しくてっぺんまで登る姿を見ました。

頼もしいです。

話は変わりますが、ダイビングのライセンスを取得するために遠方から遥々やって来たお客様。海の状態が良くなかった為予定通りの講習が受けられず、「取れなかったらまた宮古に来てください」と、はなっからショップの方に言われていたそうです。

ほぼほぼあきらめムードで元気も出ず・・・初めの潜りで具合も悪くなり・・・。

と、最悪なコンデションの中の最終日。「諦めないでください」と何度も何度も「マスククリーン」を練習させてくれたインストラクターさん。

お陰でまさかのライセンスを取得に成功!!

宿へ帰って来てそのことを一生懸命報告してくれた彼女の目からはどんどん涙があふれ出てきて・・・・・。思わず抱きしめていい子いい子したくなっちゃいました。

次回はダイバーさんとして宮古に潜りに来てくださいね。

お風呂での練習を忘れずに・・・。

さて、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

宿の前の海に向けて造ったテラスのカウンターでお召し上がり頂くと、開けた空と移り変わっていく様々な色合いの海をお楽しみいただけます。

静佳日記 ********

少し前のことになる。忙しい時期に海へ遊びに行けるという「蜜の味」を知ってしまった私は、再び時間を作って出かけることにした。

多くの時間は取れないので宿から車で10分程で行ける「ゆいなビーチ」を目指した。勿論この名称は私達が勝手につけたもの。

ここで泳ぐのは随分と久し振り。付き合ってくれる夫に合わせて先にご飯を食べることにした。家の近くで買ったコンビニのお弁当は蕎麦とお稲荷さんのセット。他に食べたいものが見つからず、珍しく二人共同じものを選んだ。そして、家を出る前に夫がササッと作ってくれた唐揚げ。夫の中で唐揚げとお稲荷さんは世界最強コンビ。そのせいもあってこのお弁当を選んだ。

お蕎麦という認識ができるだけのただのお蕎麦でも、この景色が加わるとチト豪華になる。

この空と、

気温を一気に下げてくれる木陰と、

ゲゲゲの鬼太郎チックな樹。

そして真っ黒に日焼けした南国の男。

夫は持参したスピーカーを操り、音楽鑑賞。

私は海へ。

浅瀬から顔を浸けると、太陽の光が水中をドレスアップさせている。

得体の知れない海の落とし物は相変わらずだった。

そして貝。

それはそれで楽しいけれど、お魚は?どこ?

海から上がって夫に感想を述べる。「いつのまにか、ここ、魚が全然いなくなっているよ~」

海には一回も入らないくせに私の感想をいつも聞かされている為私よりも海に詳しくなった彼が言った。「もっと沖の方に行かないと魚はいないって、お前、いつも言ってたよ。」

あ、そうか。

すぐに二度目の入水。今度は沖へ沖へと進む。すると、彩を失ったエダ珊瑚の広場にお魚がいっぱい。

そして、可愛いクマノミちゃんを発見。

そしてここにも。

ここにも。

わおっ!!ここにも!!

そのエリアは『クマノミ集落』だった。

どれくらいの回数を潜って撮影にチャレンジしたかわからない。夢中になるとはこういう時に使う言葉だろう。

その後、海のベッドで休憩し、

最後は小魚たちのメリーゴーランドでクルクル廻る。

この時間を言葉で表現するのは難しい。とにかく一生続けたいと思える至福の時間。

帰り道、すっかり音楽に浸かった夫は、自分の音楽スピーカーを車のワイパーへ取り付けた。「いいアイディアだろ?」子供のような満面の笑みで自信たっぷりに車を滑らせる。

橋へ差し掛かる時に呟いた私の一言は、もうずっと前から彼の心の中でも呟いていたようだった。

「でも、車の中には聞こえないね」