Monthly Archives: 7月 2018

ハリケーン。

今回の台風の後片付けがしんどくて、blogの更新が遅れてしまいました。

台風のお陰と言えば、目の前の桟橋に壊れたまま放置されていた船が撤去されたことでしょうか。大きなクレーン車を使っての大作業でした。

ちょっと寂しくなってしまいましたが、見晴らしがよくなりました。船越しの夕日もそれはそれで情緒があって好きでしたが・・・。

関係ないけど、台風の後、ヤギちゃんも運ばれていました。

台風でめちゃめちゃになったマリンシューズは綺麗に洗って干しました。色々なところに吹っ飛んでしまっていましたが、見つからなかったのは一足だけです。(その一足もこれを書いている間にお客さんの携帯が無くなり、宿の周りを探している時発見されました!!めでたしめでたし)

これを機に、マリンシューズの貸し出しは終了になります。ご自分でご用意ください。

どうせ台風で全滅してしまうだろうと、予め、静佳の花壇「しずかだん」の植物はみんな摘んでおいたのいで、台風の間、家の洗面所はジャングルでした。今は共用スペースがジャングルです。

そんな「しずかだん」を毎日見ているお隣のお姉さんが、台風の後、「あれま!ハゲちゃびんになっちゃったわね!!」と言って笑います。でも、唯一摘まずにおいた「ペパーミントパティちゃん」はなんと無事でした。物凄い生命力です。

まだまだこれから台風はやってくるハズなので、まあ、ゆっくり気長に「しずかだん」は再生させていきます。

台風の翌日からいらしたお客様は素晴らしいお天気に恵まれ、ラッキーでしたね。

昨日のパイナガマビーチの雲も最高でした。

我が家の朝食時に撮影したものです。この景色を眺めながらの朝食タイムは、私達の一日の中で、なくてはならない時間になっています。我が家のリビングもテラスにあります。食事は主にそこで頂いています。雨の日も風の日も・・・・。

さて、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューになります。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

夕食の時間はサンセットに合わせて設定していますが、夏場のご予約が多い日には2部に分けさせていただく場合もございます。ベストのタイミングではないかもしれませんがご了承くださいませ。テラスのカウンターから眺める景色です。

日が沈んだ後も、お向かいのイラブティー二島のイルミネーションや、移り変わる雲の情景、星空等々をゆっくりとご堪能ください。

静佳日記 ********

台風の前準備をしていた日。途中であまりにも疲れてへこたれそうになった時、夫が冗談めかして言った。「これが終わったら今晩は飲みに行くぞ~~!!」

彼の言葉は、荒れ果てた灰色の世界が「パララララ~~~~ン♪」と端っこから順番にお花畑になっていくかのような力を持っていた。

その瞬間からそれは冗談ではなく、真剣に私の力の源となり、そのことだけを楽しみに働いた。夜になり、もう一歩も動けないハズの私の体は、軽やかに居酒屋への道のりでステップを踏んだ。

馴染みのお店で私の隣りに座った一人の女性に夫が声をかけたのは、まだ私が日本酒へと到達する前のことだった。何となく自己紹介なんぞをしていると、彼女がビックリすることを口にした。

「わあああ~~~~!!私、静佳さんのインスタをフォローしてるんですよ~~」

な、な、なんと!!またまた出ました!!宮古は狭い!!

20代にしか見えない40代の彼女との偶然の出会いに、何故か二人でお手々つないで呑んでいた。

そこからはよく覚えていないがたまたま居合わせた知人とも合流し、はしゃぎ過ぎた私は行きにステップを踏んでいた足が帰りはもつれにもつれ、宿の看板の二コちゃんを倒したようだ。すまして翌日の台風のせいにしてしまおうとしたけれどそうもいかない。

ハリケーン静佳がひと暴れした翌日は、本物の台風のお陰で一日ゆっくりできた。うまくできている。

・・・・台風って実は楽しいものなもかもしれないな。

 

 

 

 

 

 

 

台風8号

おはようございます。

沢山の方からご心配のメッセージを頂きましたが、無事、台風は宮古から離れました。今朝は穏やかな朝です。

ポークランチョンミートからの眺めです。

おやおや。おじさんはもう朝の6時から桟橋で釣りをしています。

台風の翌朝とは思えないのどかさです。どれだけのんきなんだ!!

皆さんはご存じないと思うのですが、台風は通過時よりも前後の方が大変です。台風に備えての万全の準備は、毎回、目の前の船着き場を見ていてもそうですし、ポークランチョンミートのようなオープンな造りの建物は物凄く重労働が待っています。台風は読めませんから小さな台風でもそれは同じことをします。

ですから今年は3回目。おとといから2日かけた台風対策。もう一歩も歩けない・・・というほどに疲れてしまったので、実際の台風時には念願の「お休み」で一日中ゴロゴロと何もしない贅沢な時間を味わいました。台風ど真ん中の時に、フジテレビの特ダネのスタッフから電話があり、「ムービーを撮って送ってくれ」と頼まれたので、外に出て撮影しました。今朝の得ダネの台風情報で私が撮影したポークランチョンミート周りの状況が上映されるかもしれません。そして、やがて宮古は「台風の目」に入り、その不思議な現象を私は初めて体験することができました。風がピタッと止まり、太陽が出ます。嵐の中でのストップモーションですね。貴重な体験をしました。

何も作りたくない夫は、それでも作り置きしておいた喫茶店風ミートソースを作ってくれました。

夜の八時頃に停電し、諦めて寝てしまったので今朝は寝起きがバッチリです。取り合えず7時の朝食のお客様のところだけ片付けをし、これからが本番の片付けに入ります。16時にお客様がいらっしゃるまでに元のポークランチョンミートに戻せるように全力で働きますので、皆様安心していらして下さいね!!

因みに、停電はすでに復旧しております。取り合えずのご報告まで。

****忙しいので、静佳日記はお休みです。*****

海のキラキラ。

あっという間に終わってしまった1泊の宮古島旅行。「次はお孫さんを連れてき来たい!!」とおっしゃっていました。かわいいお孫さんの為の下見旅行(?)としてはまずまずだったのではないでしょうか?

お孫さんが少し大きくなる再来年辺り?に、またお待ちしております。

先日帰ったお客様は、宮古は結婚式を挙げた想い出の島だそう。あまりお天気に恵まれず、滞在中にリベンジを決心。帰る際に10月の予約をしていかれました。最後の朝食時に雲が抜け、「やっと伊良部島が見えましたね~~~」とおっしゃっていましたが、本当はこんなもんじゃあないんです。いつもははっきりくっきりこんな風に見えています。

次回は素晴らしいお天気に恵まれますように・・・。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

テラスのカウンター席で目の前のパノラマの海と空を眺めながらお召し上がりいただけます。

我が家は残り物の寄せ集め朝食。これが結構気に入っています。色々なものをちょこちょこと食べられてバイキング気分♪

アイスコーヒー用に買ったアウトドア用のマグカップ。よく見ると「宮古ロックフェス」とのコラボ商品でした。去年の余りものだったのかしら?なんでも「残り物には福がある」ですね。重宝しています。

可愛いホーロー鍋を見つけちゃいました。

蓋の色が絶妙です。

静佳キッチンを完成させる来年(?)あたりに飾れるようになるまで、暫くの間は冬眠状態でおとなしくしています。

静佳日記 ********

昼間のパイナガマビーチを、出かけてしまう宿泊のお客様は殆ど知らない。

私達がちょうど買い出しから帰ってくる時間帯のその美しさときたら、毎回、息をのむほどだ。

二度見せずにはいられない。

「はあぁぁぁ~~~~~~~~」と、ため息がこぼれる。

買ってきた品々を家の中にしまうと、空いた手に今度はカメラを握りしめて外に出る。

海のキラキラはほんのちょっとの時間にしか見られない貴重なタイミング。

キラキラは移動し、彩を変え、宮古ブルーの海に宝石をちりばめる。

海の上をすべるように進む船にキラキラが吸い寄せられていく。

浮かんでいる船をもキラキラが取り巻き、ワッショイワッショイと船を持ち上げようとしているかのようだ。

砂浜には誰かが描いたハート。

このキラキラを見る度に、ここに家がある幸せを感じずにはいられない。

さあ、明日は台風との対決。今日は一日かけて準備を万全に・・・。

やりたいこと。

台風8号が発生していますが、宮古島は昨日も今朝も恐ろしいほどにいいお天気です。やけどの様な日焼けで痛がるお客様が続出!!皆さん、宮古の日差しをあなどるなかれ。

さて、第二の我が家へ帰ってくるお客様。

毎回、やりたいこと行きたいところを事前に決めてきているようです。

この計画を練るのも旅の楽しみの一つですね。楽しみ過ぎてもう旅行の2週間前から「荷造りが終わっている」との連絡を頂きました。子供の遠足のようです。

その期待に、今回も宮古は応えてくれたでしょうか?いいお天気にも恵まれ、きっとご満悦だったことでしょうね。

毎回、宿の前の桟橋で飛び込みをする子供達を見ていたからでしょうか?「今回はこれをやってみたかった」と人目を盗んで子供にかえる彼。

私達のリクエストに応えてに、に、に、二度も飛び込みました。

言ってくれれば私もご一緒したのに・・・。

夫の大好きな、いや、宮古の男子が大好きな「クリームソーダ」のTシャツをお土産に頂き、夫もかなりの喜びようでした。

ステッカーは早速携帯に貼っています。

そして、デザイナーの彼女に事前に頼んでいたポークランチョンミートのステッカーも一緒に届きます。私が撮影したポークランチョンミート周りの景色を採用した、THE Pork Luncheon Meat なステッカーです。世界に一つのステッカーは宿でのみ販売しております。旅の想い出に是非スーツケースに貼ってくださいね。

ポークランチョン号にも貼ってあります。

今回も出逢いあり、別れあり・・・・可愛い女の子たちとも仲良くなりました。楽しく語った夜はきっといい想い出になったことでしょう。

また、どこかで会えるといいですね。

次の帰省をお待ちいたしております。

それでは、ポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

宿の周りの景色と共にお召し上がりください。

静佳日記 *******

新しい命のお祝い。宮古ではナーフィーと言って盛大に祝う。先日、初めてその宴に参加したばかりだが、今回もお呼ばれしたので喜んで出掛ける。

かわいい女の子。お人形さんのよう。会うのは何度目かだが、泣いている姿を見たことがない。手間いらずのおりこうさん。

お母さんには、夫が焼いたピッツァを差し入れに持っていく。彼女はピッツァが大好き。嬉しそうに食べる姿を見てこちらまでハッピーな気分になった。

これはいい風習だと思う。余興がないからと、「わんこそば」を披露する男たち。次はピッツァでやろう!!と持ち掛けられたが、ママの分が無くなってしまうので遠慮した。

一緒に行ったMちゃんが「どこかで見たことがあるんだけれど知らない人がいっぱい」と言っていたのに同感。どの人を見てもどこかで見た人。その中で確実にどこへ行っても会う人がいる。彼は付き合いが広いのか、暇人なのか・・・・・。

呑みの場に彼はつきもの。こどものようにはしゃぐ彼を見て、いつもと変わらない安心感を覚えた。

こはるちゃんの始まったばかりの人生が素晴らしいものになりますように・・・・。笑顔の絶えない毎日を送れますように・・・。

ぶらり二人旅。

昨日、宮古では観測史上最大の大雨でした。

50年に一度の大雨だったそうですが、去年の台風時も同じことを言っていたような気が・・・・。だとすれば、2年に2度ということになるのでは??記録は塗り替えられるものです。そんななか、のんきな私は、「きっと今ならすいているかも!!??」と、ずぶぬれになりながら銀行まわり。案の定ガラガラでした。ラッキー!!!!今朝は雨も上がり、お客様はシュノーケルツアーへと繰り出して行きました。

さて、年間に物凄い回数を旅されている理想的なご夫婦に出会えました。

宮古へは「のんびりしに来ました」とのことで、免許証すら家に置いてきていらっしゃいました。(注*忘れたのではなくわざとです)マリンツアーへ出かけたり、宿の周辺を散策したり、2階のテラスのハンモックでお二人並んで読書をされている姿もお見掛けしました。まさに、気の向くままの自由な旅です。でも一番は、その価値観がお二人一緒なのが素晴らしいと思いました。

お二人で外で飲み会をされた最終日。宿へ帰り「最後の夜だから一緒に飲んでもいいですか?」と我が家のテラスのリビングへ・・・・。

人生いろいろ、かくかくしかじかのお話を伺いました。・・・・かくかくしかじかなんて!!久し振りに聞いたフレーズで、私の中ではとてもツボに入ってしまい、「かくかくしかじかさん」と勝手に命名させて頂いています。生き方の余裕がお顔に出ていらっしゃいました。見習いたいと思います。

また、いつか宮古にのんびりしにいらして下さいね。

それではポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」のお食事のご案内です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

宿の周りに広がる、様々な時間帯の様々な景色をのんびりと眺めながらお召し上がりください。

早朝から泳ぐ地元の人。

カルガモの親子の様なシュノーケリング。

夕方の空も素敵です。

宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

静佳日記*********

宿の1階はオープンな造りになっているため、風が吹き抜けて気持ちがいい。でも時には雨も吹き込んでくる。さらに色々な生き物たちも入ってくる。

こんな鳥も。

ツバメやホタルや、ヤドカリなんかもお邪魔する。先日はハイライトよりも大きなヤドカリを発見!!

そして、暫くの期間沢山の蝶々が飛びまわっていたのだが、テラスの花に赤ちゃんを産みつけていったようだ。本来、虫類は大嫌いなのだが、何故か愛嬌があるフェイスのこの赤ちゃん。「ガチャピン」と呼んで観察をしていた。

ところが、先日来たお客さんが「葉っぱを全部食べられちゃうよ~~」と言って全員排除。

ここに居ると生き物のメカニズムがなんとなくわかってくる。四季がないと思っていた宮古は、実は独特な季節感に満ち溢れている。生き物たち、空、風、海がそれを教えてくれる。実際に見て、感じる楽しさは、机上の勉強では味わえないことだ。と、私は実感している。