ポークランチョンミートは宮古の海の玄関口、平良港の港内の敷地に建っています。なので勿論のこと海は目の前に広がりますし、開けた空の様々な情景を愉しむことができます。更に、港ということは船の出入りもまた、見どころの一つです。海と空を眺めながら、船のボー――――ッという汽笛を聞く時の何とも言えないまったり感が私は大好きです。思えば、夫と同棲を始めたばかりの頃に住んでいたのが全く同じ条件の場所でした。ただ、東京の勝どきという所ですから、空と海の奇麗さは全然違いますけどね。まだそこにビルが建っていない時代の話です。その頃に部屋から見えていた東京タワーのイルミネーションが、今はイラブティー二島のそれに変わりました。ガサツで超現実的な私でも、もしかしたらロマンチストな一面を持ち合わせているのかもしれません。それとも当時流行っていたトレンディードラマの影響でしょうか?
とにかく私の大好きなこの場所で、様々な船の出入りを見ていると楽しいです。
それはお役所の船であったり、
工事用の船であったり、
ある日は、不思議な形の船も見えました。
よく見ると、なんと!!船の上に家が建っています!!
もう二度と海の上を走ることはないと思われる船は桟橋の上で、ずっこけたままです。
小さな船はしょっちゅう往来しますが、
海外からの豪華客船も今年から毎日のようにやってくるようになりました。
ある朝、初めてまじかに迫ってくる大型船。いつもは少し離れたところに停泊していたのですが、どうしちゃったのか、その日はこっちに向かって進んできます。
おいおいおい!!ここに入ってきちゃうの?そんなに大きな船が!?
夫がビックリして叫びます。
間違えてんじゃないのか!!??
いえいえ。そんな間違いをするはずがないですよね。水先人のタグボートがちゃんと周りについているのが見えていますから・・・。
やがてゆっくりと向きを変え、
徐々に大きくなっていく船。まさか大きくなっていくわけはなく、実際は近くなってきているのですが。
そして、宿のすぐ近くに停泊しました。すんごいド迫力です!!
写真のハンモックは宿のテラスに吊るしているものです。この写真でこの迫力をお伝えすることができたでしょうか?
私は毎日空を飛ぶ飛行機も気になっちゃいます。動くものが好きなんですかね?いや、自分で動かせないものに興味があるのかもしれません。
皆さんも、そんな景色をまったりと眺めにいらっしゃいませんか?
最近テラスに新しく設置したコーナーで、まったりとされているお客様の後ろ姿を見て嬉しくなっちゃいました。なんだか気持ちが繋がっているような気になっちゃうんですよね。同じ感覚を共有している気分になるんです。
ここへ来たら、ほんのちょっとだけでもいいので是非いつもと違う、まったりな時間を楽しんでいただきたいと願いを込めながら、日々、宿造りに励んでおります。
さて、長くなりましたが、最後にポークランチョンミートの「海と空を眺めるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」の朝食と夕食のご案内です。
朝食の一例です。
夕食の一部です。
宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。宿泊予約時に、お日にちを指定してお申し込みください。連泊の方は毎日メニューが変わります。
陽が沈むのが遅くなってきたので、ディナータイムはそろそろサンセットを眺めながら頂けるようになりました。
静佳日記 **********
空を見上げながら朝のウオーキング。
宮古はゆユリの季節真っただ中。街を歩いていても至る所で咲いている。
赤いユリは宮古に来て初めて知った。
花壇にも花が咲き乱れる。それを見ているだけでも明るい気分になるものだ。
この実はなんだろう?
3年間追い続けたお家のバスケットゴール。まだ初めて見つけるものもあったのか・・。
そして、大好きな洗濯干し場も新作を発見。柱を利用している。ロープさえあればどこでも干し場の一丁あがり~~。
昔ながらのT字物干しもダブルにもなるとかなりの量の洗濯物が干せそうだ。
長~~~~~~い洗濯ロープ。洗濯物を干すのが楽しくなりそう。
至る所に植えられた南国の樹は、それだけでここが南の島だぞ!!と訴えているようだ。
ガソリンスタンドまでお洒落さん。
以前あったこの樹は全て切って捨てられていた。何故だろう。
この一年でタコスのお店が3軒もできた。行ってみたいのだけれど昼間は閉まっているようだった。この看板を見るのはいつも早朝だけれど・・・。テイクアウトもあるのかな?
そうこうしているうちに、ある看板が目に留まった。
市内で駐車場の空きがあるのはありがたい。
と思ったら、ぜ~~~~~~~~~~~~~~んぶ空いてるじゃん!!