トライアスロン宮古島大会
久し振りにいつものクリーンセンターへ出かけると、1週間に1日だけしかいない「あの」受付のおじさんが他の人に変わってしまっていました。もう、あの楽しいやり取りはできません。
そのまま焼却炉へ向かうと、馴染みのお兄さん。良かった!!「やす」はまだ居たんだね。(本当の名前はいまだにわからないけれど・・・)逆に、「しばらく見ないからどこかへ行ってしまったのかと思った~~」と言われてしまいました。どこへ行くというんだい??
分別ごみのコーナーへ廻ると、物凄いペットボトルの数!!コンテナからあふれ出ていて、南の島なのに雪が積もっているのかと思っちゃいました。(※宮古ではペットボトルはキャップとラベルを剥がさないとゴミとして受け取ってもらえません。観光の方は是非ご協力をお願い致します!!!!!)
一体何が起こったのでしょうか??まだトライアスロンは明日のハズなのに・・・・。それよりももっと気になったのは「しずかにしましょう!」ボード。どこで使われていたものかは知りませんが、持って帰りたかったです。
そんなわけで、翌日はトライアスロン宮古島大会が開催されました。今回は宿に選手が一人も宿泊されなかったという初めてを迎えましたが、知り合いが出場するので朝から宿の後ろの道路で応援をしました。毎年、ちょうどここが中学生のボランティアの給水所になるので楽しんです。宮古テレビの彼も衣装を着て応援に来ていました。
この国旗は中国でしょうか?沢山の応援の人が集まり、物凄い声援でした。中国語の「頑張れ~」が今でも耳に残っています。その横では新聞を読みながら「応援している風」の地元のお父さん。意気込みが対照的で面白い。
この2時間後、用事で向かったコンビニの前の道路に座ってうどんをすする彼を再度目撃しました。なんだかんだ言っても長い応援をしていたのですね。
最初に白バイが現れると先頭の選手がついてきます。今年は3台も・・・!!
そして報道の車が過ぎると・・・・
私達の予想通り、まずここでの先頭は外国人でした。そしてダントツのぶっちぎり!!10分(?)は次の選手は現れず・・・。
皆さん頑張りましたね。私も応援の拍手をし過ぎて手のひらがずっと痒かったです。今年の中学生ボランティアのヒーローは小柄な男の子。拡声器を持ってみんなに指示を出します。「おいみんな~!一人来たぞ~~休憩終了~~!!」
そして選手に声をかけます。「水にコーラにスポンジ・バナナ!!どれがいいですか~~!!??」選手がいらないという手ぶりを見せると・・・承知しました!!と言わんばかりにボランティア軍団を振り返り「はいっ!!応援一丁~~!!」
とにかく明るいその少年に笑顔にならずにいられませんでした。将来有望だな。
そして、印象に残った選手はそんなボランティアに声をかけた人。応援される側の人なのに「ボランティア~!!がんばれ~~!!」と叫んでいかれました。
その日の夜はやたら救急車のサイレンが聞こえてきたけれど、運動の後、羽目を外しちゃった人いませんか~~?
次の大きなイベントはロックフェスかしら??それとも他に・・・宿をやっているのに相変わらずイベント音痴な私です。
静佳日記 *******
空が綺麗なある日。宿の前の桟橋へと出ていった。
「オレンジ色の憎いやつ」というフレーズが昔流行ったが、このオレンジはなんと表現しよう。
オレンジ色が届く範囲は日によってまちまちだが、その日はビーチの上の雲を少し白からピンクに変えただけだった。それにしても可愛い雲。
毎日行われるその雄大な儀式を見ていると、ついついあの曲を思い出してしまう。「いつものよう~~に幕~~が開~~き」舞台の幕が開く様子を歌ったちあきなおみさんの名フレーズだけれど、何故か幕が下りる瞬間にも合うんだよね。これが。それにしても苗字も名前も名前みたいだ。
幕が下りる瞬間はあっという間なので見逃さないように。
宿へ戻ると、ちょうど小さな船が出航するところだった。
海と空は桃色と水色の世界。淡い色というのはこういう彩をさした言葉なのだろうと思った。