沖縄旅行記 其のⅢ

私達夫婦は、よく皆さんに「仲がいいね」と言われるのですが、実際はそうでもありません。喧嘩なんかしょっちゅうで、何事も中途半端がない為、もう何百回も離婚に同意しています。

先日もかなりの口喧嘩を繰り広げ、言いたいことを言い合った翌朝。何事もなかったかのように「海が奇麗だから朝ごはんを持って行こう」と夫が言いだしました。

そんな誘いを断るはずがありません。

夫が作った朝食を持って、お隣のパイナガマビーチの端に腰かけます。

コーヒーも持参しました。

こんな綺麗な海と、爽やかな風と、どこまでも青い空、さざめく波の音を目の前にして、争いごとなど、なんて馬鹿げているのだと思わざるを得ませんね。海の力は偉大です。

お腹がいっぱいになり、少し仰向けに横になります。視界には空しかない世界。最高です。

少し横を向くと、海も見えます。

ちょっと砂浜に降りてみました。水道水のように透明な水。毎回違う波の形。肌で感じる空気感。頭の中は空っぽになります。

元の場所に戻ると、子供たちが沢山やってきました。「あれ?そこの家の人?」と声をかけてきたので、「あんたたち、そこの桟橋にごみが沢山落ちているからみんなで拾って!!」と提案しました。島の子供たちはとても素直です。「わかった!!」と言ってすぐに動き出します。

拾いながらも、「タコがいるぞ~~~~!!」「どれどれ!!??」

「拾いました~~」と報告に来た子供に、「ありがとう」と言うと、「どういたしまして」・・・・・本当に気持ちのいい朝です。

みなさんも、この緩やかに流れる時間を味わいにいらっしゃいませんか?

ポークランチョンミートの「海を眺めるダイニング HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」では、この海を眺めながらテラスのカウンター席で朝食と夕食をお召し上がりいただけます。

朝食の一例です。

 

宿泊者限定・完全お任せメニュー・完全予約制です。

テラスから眺める夕日。

少し前に頂いた、山形の有名な(?)ラーメン。とっても美味でした。

静佳日記 **********

沖縄旅行記 其のⅢ

あまり一つの所にいると他が見れなくなるので、後ろ髪を引かれながら次の場所へと移動。今度は大きなショッピングモールへ。

途中で『ショベルカーの国』を発見。規模がデカい!!

モールへ入ると、見慣れたお店がずらりと並ぶ。今沖縄にいるんだということを100パーセント忘れてしまった。だが、すぐに思い出す。大きな水槽を見つけたから・・・。いつも宮古の海で見ている魚の巨大バージョン。

そして、喫煙所の中も沖縄が感じられた。

そしてそこでもやはり人目をはばからず「コマネチ」と叫ぶ夫。

私は買い物に没頭し、彼はサングラスと帽子の試着&自撮りに没頭した。

沢山の試着の中のワンショット。

お昼を過ぎた頃、「沖縄へ来たら食べたかったもの」の第2弾を目指した。

18歳の時に一度だけ友達と遊びに来たことがある街。記憶はあまりないが、確実にさびれている気がした。

ぱっと見は横浜の元町に似ている。

だがよく見ると「売り店舗」の張り紙が目立つ。

かっこいいお店が多そうなのに、もったいない。

歩き回る野良ちゃんがその雰囲気を盛り上げていた。

人の姿は見れず・・・。

目的のお店を発見。

その昔ベースのフリーマーケットで食べたステーキドッグの美味しさが忘れられない夫は、ステーキサンドを注文。

タコスは期待通り、いやそれ以上に美味しかった。初めて食べる触感の皮。

驚いたのは料金の異常な安さ。そして、メニューが全部英語。日本語は1文字も見つけられず・・・。

カウンターの上には棚ではなく座卓が載せられていた。アイデアと言えばアイデアだ。

そしてここでは空の上を飛びまわる戦闘機の撮影に二人でかなりハマった。宮古に居ても沖縄に来ても、やることは一緒。でも空の近さは全然違う。

その後、次の目的地へと出発だ。

・・・・つづく。