金ちゃんヌードル

昨年、結婚式をあげるために宮古島にやってきた新婚さん。すっかり宮古の虜になってしまったそうです。再び、ポークランチョンミートに戻ってきて下さいました。

お天気も良く、今回はシュノーケリングの道具も持参で意気揚々!!昼も夜もめいっぱい楽しめたようです。

奥様の地元が徳山と言うことで、前回いらした時に金ちゃんヌードルの話をしたことを覚えていて下さったんですね。宮古・・というか沖縄ではカップ麺と言えば金ちゃんヌードルが鉄板なのですが、実は徳山の会社なんです。何故こんなにも沖縄で流行ったのかは謎ですが・・・。徳山の地元の方はそんなに食べないそうです。

その話を踏まえ、今回、金ちゃんヌードルをお土産に持って来て下さいました!!な、な、なんと!!今発売されている全種類!!沖縄広しといえども、いや日本国中で、これだけ揃っているのは、この瞬間、ポークランチョンミートだけではないのでしょうか!!!!????

この日、ポークランチョンミートは『金ちゃんヌードル博物館』となりました。

ああああ~~~~!!もったいなくて食べられない~~~~!!

さぞかし集めるのに苦労したことでしょう。ありがとうございました。

満天の星空も眺められて良かったですね。また、お待ちしております。

ポークランチョンミートの「海が見えるダイニング HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、朝食と夕食を事前のご予約にてご提供しております。

朝食の一例です。

朝日を浴びて、テラスのカウンターにて・・・・。

たまに和食の日もあります。

THE宮古の味噌汁・・ポークランチョンミート入り!!

夕食の一例です。

お天気がいい日は夕焼け空を眺めてから・・・

 

静佳日記 ********

宮古では毎年「十六日祭」というものがあり、旧暦の1月16日にあの世のお正月を祝う。

それはそれは大事な行事で、近づくとみんなが最低1回はその話題を出す。「じゅうろくにち」「じゅうろくにち」とあちこちで飛び交う言葉の意味を宮古に住み始めて最初はわからず、2年めは何となく実際の「16日」にやる行事ではないんだなと理解し、3年めの今年でやっと把握できた。どれだけのんびりしているのかと自分でも笑ってしまう。とにもかくにも、この日は絶対にうっかり忘れてしまうということはない。何故かと言うと、日が近くなるとどこのスーパーも「じゅうろくにち」に染まり、何より宮古のおばあひでちゃんが「お墓の掃除に連れていけ~~」と騒ぎだす。毎年恒例のこと。上地家のお墓は田舎の方にある為、お墓掃除というよりも、ほぼ草と木の伐採作業。かなり大変な重労働となる。夫との作戦会議で、そろそろ今年から“草むしりのプロひでちゃん”は置いて行こうということに決まった。

そうと決まればまずはメイクマン。「なんでも楽しくやる」がモットーの私達。形から入るのが大好きで、道具を新調すると使うのが楽しみになる。何より「ミセスメイクマン」の異名を持つ私はこのホームセンターへ行くだけで、もう楽しい。

料理人が調理台の上に包丁を並べるように、テーブルの上に道具を並べて「よし」とうなずいてから出発!!

一年ぶりのお墓の周りは予想通り荒れまくっていた。タイルなどのごみを投げ捨てている人までいる。人のお墓の前にごみを捨てるなんて、罰当たりな人もいたもんだ。そんな人は、「大人なのに寝しょんべん」の刑だ。

数時間かけて植物と闘い、毎度のことながら「開拓民」に対して尊敬の念でいっぱいになる。こんな比じゃないけどね。

この作業は心身共に男にならないとできない。「おりゃ~~!!どりゃ~~!!」と掛け声高く、切り倒した樹を放り投げる。男になりきっているから、虫やバカでかいミミズなんかも怖くない。刈った草の間からカエルが出てきて「うわ~~っ」と夫が叫んでも、「ああ、カエルね」で終わり。

すっかり見晴らしがよくなったところで、作業は終了。

次なるお楽しみは買ってきたお弁当。

前々からやってみたかった道路での食事。職人さんがやっているのを見ていつも憧れていた。

車が全く通らない道路の真ん中に陣取り、お弁当を広げる。アスファルトではあぐらが一番座りやすい。

「気持ちいいね~~~!!」と、次回に買い足す道具を相談しながら文字通りの「青空弁当」をほおばる。

誰も通らないと思っていたら、おじぃが歩いてきた。・・「まち子はいるか?」・・・??・・・初めはボケているのかと思ったが(失礼っ!)よくよく話すと、義母のことをよく知っているという。以前、義母が住んでいたところのそばで商店をやっていたそうだ。な、な、なんとも狭い宮古島。さすがにこの偶然には驚いた。

いつの間にかおじぃもあぐらをかいて座り、道路の真ん中での座談会はなんとものどか~~なものだった。

のどか過ぎて、その翌日、恐ろしいほどの筋肉痛に全身が襲われることになるとはまだ気が付けずにいた。