Monthly Archives: 11月 2017

冬に向かって・・。

近くの平良港に毎日のように入って来ていた海外からの豪華客船。11月になると少し減ってきました。それでもまだまだ入港する時はPLMの周りの道路が大混雑する日もあります。タクシーが並び、観光バスが前の道路を沢山通過していきます。

もうすぐそんな風景もなくなります。

お隣りのパイナガマビーチでも、人の姿が減ってきています。

おっと!!欧米人の方は、散歩しているだけで絵になりますね。体型の違いでしょうか・・・。

欧米人といえば、夫の親友の日本人離れしたかっこいい「のりひで」。遠方から帰ってきているハズなのですが、あまり会いません。・・と思ったら、マッドデーモンの映画に出ていました。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、朝食と夕食の準備がございます。宿泊者限定で事前の予約が必要です。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

私達も、毎日テラスのリビングで朝食を食べています。

静佳日記 *********

そろそろ観光シーズンも落ち着いてきたので、少しづつでき始めている「冬になったらやりたいこと」

その中の一つに「料理」がある。

夫と結婚してから20数年、家庭のご飯はすべて私が作って来た。外で料理の仕事をする彼は、家ではキッチンに立たなかった。人が作るご飯を食べたくなると言う。

結婚するまで卵焼き一つ作れなかった私は、この間に料理をすることが大好きになった。口うるさい夫にケチをつけられればつけられるほど、負けず嫌いの性格が逆にやる気を出させたのかもしれない。

ところが、宮古に来てこの仕事を始めてから料理をする時間なんか微塵もない。キッチンに立つのは洗い物の時だけ。つまらない。

そうだ!!久し振りに作りたい!!

献立はいつも「自分の食べたいもの」。その日は餃子か妙に食べたくなった。子供の頃に母親が作ってくれた家庭の餃子。母は当時、食べ物を冷凍するということをしなかった。電子レンジは放射能を発すると信じていた彼女は、新しいもの好きの父が買ってあげる数々の最新調理機器を全く使わなかったのだ。冷めたご飯は蒸し器で温めなおしていた。

なので、当然餃子を作る日は大量に作った餃子を全て焼いてしまう。

「今日のご飯は餃子よ」

その言葉を聞くと意気込んだものだ。白いご飯に餃子だけ。何度も焼きあがる餃子がフライパンごとテーブルに並ぶ。次から次へと・・・。それがまた非常に美味しかった。

レシピを伝授するといことを知らない母の味は、自分の舌の記憶だけが頼り。

取り合えず、久し振りなので50個作ってみた。気持ちがいいのでテラスで皮を包む。  楽しい!!!

夫が作ってくれたしょうゆラーメンと一緒に頂く。

テラスでの作業を目撃していたお客さんが翌日の自分達の夜ご飯を「餃子」と思い込んでいたらしい。期待させてごめんなさ~~~~い。

 

 

 

 

 

 

鶴の恩返しならぬ??

いつもこのブログを読んで下さっている方は覚えておいででしょうか?

あの、一瞬にして「はく製」になってしまった小鳥ちゃんのことを・・・。

あれ以来、彼女(?)はいつもPLMにやってきます。それまで中に入ってきたことはなかったのに。

ある朝、一階で作業をしていると、すぐ近くから綺麗な声が聞こえてきました。振り向くと仲間たちを引き連れた彼女が・・・!!

甲高いソプラノの大合唱が響き渡ってそれはそれは美しい歌声でした。これが「鳥の恩返し」だったんですね。と、いうことにしておきましょう。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」で朝食を召し上がる時に、あなたも彼女に会えるかもしれませんよ!!

朝食の一例。

夕食の一例です。

我が家のお昼は「宮古風かつ丼」を夫が作ってくれました。

まだまだ宮古はシュノーケリングもバッチリです。

静佳日記 *********

少し時間に余裕が出てきたある日。

「ちょっとゆっくりしようよ」

悲しいかな。ゆっくりするのに思いつくのは食べること。改装が終わったレストランにお昼を食べに出掛けることにした。

一番の目的は勿論これ。運転手は呑まない。

宮古は大抵車で来るので、グラスは一つしか出てこない。

そして、これ!!

後はおまけだ。

そして店を出て駐車場で見つけてしまった。お約束の品。

何故、宮古の人は駐車場に色々と脱ぎ捨てていくのだろう・・・・。

その日の夜は呑まずにおとなしく寝た。

次の日のために・・・。

翌日はお休み。

この日をどれだけ待ちわびたか知れない。万歳を三唱したほどだ。

お昼はあえて少なめにして、夜は呑みに出ようということになっていた。宿の看板造りなどで日中は過ごし(やはり仕事癖が抜けない)、いよいよお楽しみの夜。

気分がノリノリだと何を見ても楽しい。街に出た田舎のネズミのようだった。

ブティックの看板がコンクリートの柱に直書きされているのを見て笑い、

無理やり樹を抜こうとして地面が盛り上がっちゃっているのを発見しては爆笑。

そして、3軒のはしごで調子に乗りすぎた。

翌朝の朝食は夫を休ませるためにマックへ・・・。

そういえば、前回呑みに行った時も翌朝はマックだった。その時は店内で食べたのだが、前夜に道で偶然会った夫の先輩と呑みに行った深夜のお店で隣にいた女の子が偶然にも来ていた。

その女の子は「昨日の夜に居酒屋で隣にいた人が今隣の席にいるから驚いた」と話している。こっちの方が驚きだ。私はその子を覚えていない。というかやっぱり宮古は狭いな。

そして、今回は物凄い二日酔いに見舞われ、楽しみにしていたお休みの後半全てを

「吐き気」と闘うことになり、その日から私はお酒が大嫌いになった。

「もう飲まない!!!」と一人確約を掲げる。

・・・・・一日だけね。

 

 

お客さん以上。恋人未満。

今朝は雨です。

そろそろ11月も終わろうとしていますが、PLMにはハローウインの名残りがまだあります。

このまま来年のハローウインまで頑張りましょう~~。

さてさて、お客様の物干し場を、今まで何度造り替えたか知れません。

今回の条件は・・・・景観を損なわない。導線が便利。突然の雨が降っても大丈夫。人数が多くてもOK!どんな強風にも耐えられる。象が踏んだら壊れますが、とにかく今までの失敗を踏まえて、最強のものを造りました。・・・のつもりです。どうぞご利用ください。

これを造るにあたって、久し振りに使ったコーキング剤。忘れていたことを思い出しました。私はこれに弱かったということを。その昔、家のキッチンの作業台にDIYでタイルを貼った時のこと。手のひらにコーキング剤をベタベタつけてしまい、洗い流そうとして呼吸困難になり倒れ込んだことがありました。「私はこのまま一人で死んでしまうのね~~~~」と、救急車を呼ぼうとしました。

仕事中の夫に電話をかけて「恥ずかしいから救急車は呼ぶな」と笑い飛ばされ、大事には至らなかったのですが、それ以来、コーキング剤恐怖症になってしまいました。

長い年月でそのことを忘れてしまい、今回も素手で作業。やはり洗い流そうとした時にあの恐怖が蘇ります。

まさに命がけの作業でした。

手袋をつけて作業すればいいという学習能力の欠如です。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、妻の体の異変を全く心配しない夫が料理を担当しています。

朝食の一例です。

夕食の一例です。

我が家のお昼は「中華屋さん風あんかけもやしそば」。お腹が温まります。

静佳日記 **********

ポークランチョンミートができて最初の頃に来たカップルのお客さんがいる。

その時は1泊だけの宿泊だった。

「また、来ます」

帰る際によく聞くセリフだが、「また、来たよ」と続くことは少ない。それはそうだろう。地元の居酒屋ではないのだから、宮古なんてそうそう来れる所じゃあない。なのでいつも期待はしないことにしている。

だが、このカップル。それから頻繁に「ただいま~~」とやってくる。

しかも宮古から一番遠い遥か彼方の北海道から時間をかけて・・・。

今回で5回目。4回目の時にすでにお客さん扱いされなくなり、今回の「お前、面倒くさい女だなぁ~」という夫のホイッスルで一線を越えた。

ゆっくりと時間をかけてお互いを知り合いながら築いていった関係は永く続くと思っている。

回を重ねるごとに、過ごし方がのんびりになってくる彼らは、ポークランチョンミートを我が家のように使ってくれる。寛いだ姿を見るのが嬉しい。

どんなに理想を描いて造っても、それを心地よく使ってくれる人がいなければ意味がない。

でも、彼女は知っているのだろうか。一度いじられキャラになった人は、ず~~~~~~と夫にいじられるということを・・。

次回来た時にどんなに「おすまし」してももう遅い。

そして、彼女が知らないことはもう一つある。

宮古でポロシャツを着る人は大体決まっている。

彼女がサプライズで作ってきてくれたPLMのポロシャツを着た私達は、レンタカーの送迎のおじさんと、ホテルの清掃のおばさんに間違えられている。

 

もう少しで晴れそうな宮古島

雨から始まった本日の宮古島。

昨夜の強風はどうやらおさまってきているようです。

友達の息子が内地へ巣立って行く際にくれた可愛い流木。今回は洗面のタオル掛けへ変身しました。

タオル掛けのために連れてこられてきたかのようにピッタリです。

さてさて皆々様方。宮古へいらしたら、桟橋で羽休めをする小鳥の姿を眺めながらポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」で朝食を召し上がってみませんか?

夕食は、空と海が暗闇に包まれていく様を眺めながら、お召し上がりください。

申し訳ございませんが、HELL’S KITCHENは宿泊の方限定のレストランです。

ポークランチョンミートにお泊りになると、このパノラマの海と空が付いてきます。

但し、いつもお天気がいいとは限りません。あしからず・・・・。

静佳日記 **********

11月に入り、島で見かける観光客の層が変わってきている。

夏の爆発的な若さから、少し落ち着いた年代へと移り変わり、個人より団体さんが増えてくる季節。

宿から見えるビーチや桟橋にも、朝の散歩に来る団体さんの姿がチラホラと・・・。

沖の方では毎朝のように漁をする船の姿が見られる。何が捕れるのかな?

そんな風景を眺めていると、ご近所のお父さんがお誘いに来てくれた。

「網を下ろすよ~~~~」

島のおじぃは言葉が簡潔。「地引網漁をするからおいでよ」という意味だ。魚の大群が入って来ているようだった。

早速、2年ぶり2回目の地引網漁体験へ行ってきた。行ってきたと言っても歩いて数秒の場所。

網を下ろしてみんなでヨイショヨイショと引いていく。

網から魚が飛び跳ねて逃げていく。それを釣りあげようと桟橋で釣りをしていた少年が近づいて来た。

大きな海鳥もおこぼれにあずかろうと、近くまでやって来てじっとこちらを見ている。

後ろのホテルの工事現場では、2階のテラスのステージに全員が集まって並んで眺めている。(仕事は大丈夫?)

通りかかった観光客も興味津々に集まってきた。

沢山の傍観者が見守る中、大漁~~~~~!!だった。

さあ、これからが大変。みんなで魚を取り分けて行く。

私が見逃さなかったのは、イカが3匹入っていたこと。

「イカを貰っていい??」

遠慮せずに頂いた獲れたての透明なイカはその日の夜のおつまみに・・・。

やっぱりこれは熱燗でしょう?

単純な私の欲望を先読みしていた夫が作ってくれた晩酌セット。

肌寒くなったテラスで頂く晩酌の美味しいことといったらもうっ!!!!!!!

やめられまへんなぁ~~~~。

 

宮古島を満喫

一人旅のお客様。

いらした時から終始笑顔の彼女はほぼノープランでいらっしゃいましたが、アクティブに動き続け、海も夕日も星空もカフェも・・・沢山の宮古を堪能しました。人の優しさにもいっぱい出会い、帰る時にはもっと笑顔になっていました。

また来ます。

そう言って握手の手を差し出してくれた彼女のかわいい笑顔を忘れません。

また、いつの日か・・・・・。

ポークランチョンミートのテラスのカウンターからは、海を挟んで正面に伊良部島が臨めます。端っこに見えるのは佐良浜の集落。夜には街灯りがイルミネーションとなり見る人を楽しませますが、朝日があたる時間帯は家々が真っ白に見えます。(本当の家々はカラフルなのですが・・)

これが、私がここを「イラブティー二島」と呼ぶ由縁です。

サントリー二島の街並みと似ていませんか?

こんな景色を眺めながら、ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」にて朝食を召し上がりませんか?

夕食は夕日を拝んだ後、星空へと移り変わる空を眺めながら・・・。

そういう私もいつもテラスの我が家のリビングにて食事を頂いています。サントリーニ島のイルミネーションを毎日眺めています。

先日の朝、「久し振りにいいカツオが入ったよ~~」と、お隣の魚屋のおじさんがカツオを一匹持って来て下さいました。宮古で捕れるカツオは本当に美味しいです。

静佳日記 ************

目の前の桟橋にはバイクや自転車に乗った少年たちが沢山遊びに来る。

島の子供たちの遊びは、都会の子供の遊びとちょっと違う。

ある日の夜。夫とテラスで呑んでいると、テラスの横の道路をエレクトリカルパレードが通って行った。

「なになに何~~~~~~???!!」

暗闇で光るそのパレードが桟橋まで行って戻ってくる時、夫が声をかけた。

「おいっ!!ここで止まれ~~」

パレードの主は子供達。島の子供達は知らない大人の言うこともちゃんと聞く。

「写真を撮らせてね」と私がカメラを向けるとポーズをとるでもなくただ止まっている。

カラフルな光を放つ自転車集団はどこへ行くでもなく、ただひたすら夜の道路を走り回っているようだった。

これも島ならではの光景と言えるだろう。

楽しいねっ。