ライジングサン。

夕日と逆の朝日は、宿の後ろ側から昇ります。

時々、それはとても美しく空を染める日があるんです。

こんな日はお客様たちもみんな部屋から出てきます。

早起きはやっぱり得がありますね。

こんな空の日は、朝食の時間も奇麗な空が広がります。ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン」で、爽やかな空と海を眺めながらブレックファーストを召し上がりませんか?

夕食も同じく海と空を眺めるテラスのカウンターでどうぞ。

この時期、日が落ちるのが早くなってしまったので、桟橋や2階のテラスで夕日が落ちるのを眺めてからお召し上がりください。

新型タコスの試作品。

ハンバーガーの試作品。

かき揚げそばの試作品。

試行錯誤は続きます。

静佳日記 ***********

夏の間、毎日のように夫と二人で通ったクリーンセンター(島のごみ捨て場)。

いつも通りの受付のお姉さんたち。そして、途中から参加の受付のおじさん。

「何のゴミですか?」

と必ず聞くおじさんに、

「燃えるごみと女房」

と必ず応える夫。

それには終始無反応だったおじさん。

そして、忙しくていよいよ私が行けなくなった頃、夫が一人で訪れて初めておじさんがこう言ったらしい。

「いつも夫婦仲がいいよねえ~」

いくらゆっくりしている島でもあまりにも反応が遅い。衛星放送かと思った。

そして、宿で待つ私にごみ捨て場からのお土産は・・・。

「目が悪いお前に文字盤が大きな電卓を拾ってきたよ」と夫。昔からなんでも拾う癖がある。

確かに数字が大きくて使いやすそうだけれど、所詮捨てられたものは捨てられたものだ。いざ使おうとすると数字が0以外表示されない。

これでは計算ができない。

そして、最近ようやく私もまたクリーンセンターへついていけるようになった。

それまで受け付けのお姉さんたちに、「奥さんはどうしたの?」と聞かれる度に「女房は出て行った」とか「喧嘩して内地へ帰っちゃった」などとくだらない冗談を夫が言っていたせいか、久し振りについていくと妙に温かく迎えてくれた。

それにしても、ごみ収集の自作改造車には恐れ入ったな。

日よけはまるで家の軒先のようだった。