結婚式のため来島のお客様。
友人の結婚式で・・・という方はよくいらっしゃいますが、ご本人の結婚式でいらしたのは10本の指に納まるくらいでしょうか・・・。
しかも下見無しの初来島!!まさにバージンロードってやつですね!!
お仕事の関係で滞在中の中国から遥々やって来て下さいました。
初めて見た宮古の海の美しさにビックリされて、シュノーケリングも十分楽しまれました。
人としゃべるのが好き!とおっしゃる彼らとは、最後の夜に美味しいワインを頂き、楽しいお喋りに花が咲きました。
その夜のテーマは・・・・・
『沖縄で主流の金ちゃんヌードルは本当は徳島のものなんだ!!』
徳島の人はこんなに美味しい金ちゃんヌードルをあまり食べないそうです。
可愛い奥様ととても気のいい旦那様。お似合いのご夫婦です。いつまでもお幸せに!!またいつの日か、宮古の海を見にいらしてくださいね。
ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KITCHEN(ヘルズキッチン)」では、お泊りの方限定で朝食と夕食をご提供しております。
朝食の一例です。
焼きトマトのトーストを試作品で作ってみました。
夕食は、和・洋・中・島料理・・・・と、豊富なメニューで連泊の方を飽きさせないよう努めております。
飲食店一筋32年の夫は様々な国の料理を作るのが得意です。ちなみに、言語は日本語と、宮古ふつ(方言)と、うちなーぐち(沖縄の方言)の3か国語が喋れます。これも国際色豊かというのでしょうか・・・・?
海と空を眺めるテラスのカウンターで、のんびりと景色を楽しみながらお召し上がりください。
お食事の後、我慢できずに目の前の桟橋まで走って行った私に触発されてお客様もカメラを片手に追いかけてきました。
帰り際、絵になる後姿を撮らせてもらいました。
自然が相手ですのでいつも同じではありませんが、私が自信をもってお送りする「空と海のダイナミックディナーショー」に皆様も是非ご参加ください。
心が豊かになった気がしますよ。
静佳日記 ***********
テラスで朝食を・・・。
それは、随分と永い間夢見ていたこと。その目の前に海があるのは更に夢の夢だった。
今、毎朝この夢の世界が現実になっていることに、感謝しない日はない。たとえそれが残り物のご飯の日であったとしても・・・・。
私がこの場所を好きな理由の一つに、「景色が毎日変わること」がある。
それは、眺める海だったり、
街側の空だったり、
正真正銘海の前に陣取った天然のテラスで喋るおじぃ達だったり、
夏休みの部活に現れる高校生たちだったり、
前を歩く観光客の人の可愛いバックだったり、
海に浮かぶ、漁をするサバ二だったり
お休みの日は地元の人たちがジェットも浮かべる。
そして、木漏れ日(こもれび)という言葉があるが、私は「くもれび」という言葉をこのテラスで造った。漢字にすると雲漏れ日・・・かな?
雲の間からこぼれるお日様の光は様々なものを変化させる力を持っている。
例えば、深緑色だった植物が
雲の流れと共に左から右へさーーーーーーっと鮮やかなグリーン色に染まっていく。
まるでドミノ倒しのように流れていく彩の変化の瞬間を見た時に、「緑のカーテンが開かれていくよ~~」と夫が言った。
まさにオープン・ザ・カーテン!!
こんな些細なことで歓んでいる私達って、ちっぽけなのか、馬鹿なのか・・・。
それでも、20年後も二人でここに座って朝ごはんを食べたいという気持ちにきっと変わりはないだろう。
その時になっても夫は「お前が宮古に帰りたいって言わなかったら今頃俺は東京で優雅に暮らしていたんだ!!」と愚痴り続けているのが目に浮かぶようだ。