おとといもいいお天気だった宮古島。でも島の半分は曇りだったようです。小さな島ですが、場所によってお天気は変わります。昨日も今日もいいお天気が続いています。
先日、新しくできた古着屋さんへ行ってきました。昔のアメリカ映画に出てくるようなものがいっぱいで(店主はヨーロッパをイメージしていると言っていましたが)私たちにとっては夢の世界でした。「奥様は魔女」的なワンピースとグラスを購入。
グラスフェチな私は、早速夜に使ってみました🎵
もっともっと宮古にこういったお店が増えてほしいです。
ポークランチョンミートの「海を眺めるレストラン HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」では、朝食と夕食をご提供しています。
最近の私たちのブームはハムトースト!!絶妙な触感のイギリスパンと、ちょうどよい焼き具合のハムのコンビは、私の中の「いつまでも食べていたい」枠に仲間入りしました。朝も夜も食べたくなっちゃって困っています。
そして、お蕎麦の日もあります。私たちが大好きな蕎麦を信州から取り寄せています。宿で提供している料理は、すべて、自分たちが美味しい!!!!と思うものが基準です。皆さんのお口にも合うといいのですが・・・。
海と空を眺めながらテラスのカウンターでお召し上がりください。
連泊の方は毎日メニューが変わりますが、メニューだけでなく、お食事中に眺める景色も毎日変わります。
ある日の夕刻の景色。
淡い空の下、海に天の川が出現しました。それはそれは美しかったです。毎度のこと、写真でうまく伝えられずに残念ですが・・・。
静佳日記 **********
お天気がいいある日。
「せっかくだから」と「今のうちに」が口癖の私は、これから続くであろう夏の忙しさに少々怯えながら、時間が作れる時を逃さぬように理由をつけて海へと繰り出すことにした。
この島に住み始めて初めの年は宿(家)の横のパイナガマビーチで1年のうち200日くらいはシュノーケリングをした。
冬の寒い日でも海に入りたいとウエットスーツも通販で買った。
そして2年目は「いつでも入れる」と「忙しさ」を理由にして少しペースダウン。
今年になってまだ数回しか海に入っていない。
その日のその時間帯はかなりの干潮だったため、場所を選んだ。
ハンバーガーショップでお昼を買って出発。
遠出するのも久し振り。
「考えられない!!樹の上に海があるよ」夫の言葉に前方を見ると、確かにそうだった。なんという景色なんだ。
車はどんどん下へと進んでいるのでシャッターチャンスは「樹の下に海」になってから・・・。
お気に入りの漁港でお昼を食べていくことにした。
待ちきれずに車内で食べてしまった為、半分の量のランチ。念願の「パパバーガー&ママバーガー」はとても美味しかった。パパとママも満足満足。
そして、次の場所へ移動。
草むらの短いトンネルを抜けると雪国ではなく「ブル―の国」であった。
そこには「何ブルー」と表現しきれない透き通った「青」が広がっていた。
すぐにその中にバカでかいウツボを見つけ、両手いっぱいに石を拾って岩の上から狙いを定める夫。海を前にすると瞬く間に島の少年に戻ってしまう。
私は海の中へ・・・。
久し振りに見るその世界は、初めて見た時の「感動」をものの見事に再現してくれた。
時間を忘れるというのはこのことをいうのだろう。自分が一体どこにいるのかさえ忘れてしまいそうに夢中になった。
釣り人があまり歓迎しない「ボラ」さえも、海の中では美しく見える。海面から差した光を受けて透き通って見えるその体、何故か青く光るヒレの淵に魅せられて、偶然通りかかった4人(魚?)衆を追いかけて泳いだ。
あまりの楽しさに、海から一度あがったものの、すぐにまた入る。
宮古は観光客のリピーター率が40パーセントだとテレビで言っていた。それはきっとこの海の楽しさも大きな比重を占めているのだろう。何度見ても毎回新鮮な驚きを感じずにいられない宮古の海。そして、そのワンダーランドは島中どこに行っても出現する。
この美しさがいつまでも失われずにいて欲しいと心から願った。