Daily Archives: 2017年3月29日

初夏の気候

こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。

一人旅のお客様。今回で4回目のご宿泊です。

オープン間もないころからいらしていただいているので、当初の「懐かしい話」にも花が咲きました。懐かしいといってもまだポークランチョンミートの歴史は2年しか経っていませんが・・・。

ブログに載せた「ニューヨークチーズケーキ」が食べたい!!とおっしゃっていたので、特別に夫が作って差し上げました。

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4回目の特権と、特に仲良くしていただいているお礼の気持ちを込めて。

今回もダイビングが目的の旅でしたが、後半は風が強くて断念。でも、代わりに初めての大神島へと渡ることができました。

最終日、あまりのお天気のよさに後ろ髪をひかれたことでしょうが、また、仕事に疲れたころにお待ちしています。

昨日の朝もパイナガマのビーチはすこぶるご機嫌がよかったです。テラスでの朝食タイムは気持ちがいいこと200パーセント!!

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観光で訪れた人たちも朝から泳いでいました。

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パイナガマの「チームおじぃ」達も、こんなに気持ちがいい日は集まりがいいようです。

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ちなみに今朝は少し曇り空。海の色もグリーンで湖のよう。真ん中だけが白く、スケートリンクのようです。

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おじぃ達の代わりに鳥が遊びに来ていました。

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食後にテラスでまったりしていると、桟橋へ海を見に来た知り合いのお兄さんが話しかけてきます。朝のお喋りタイムは「外で」が気持ちいいです。

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今日も今から急に日が照ってきました。

宮古島はいい季節になりました。初夏の陽気です。

ポークランチョンミートの「海が見えるレストラン HELL’S KICHEN(ヘルズキッチン)」は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。

朝食の一例です。

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潮風を感じながら、テラスのカウンターでお召し上がりください。

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我が家のお昼ご飯は、宮古そばのケッチャップ味の焼きそばを作って食べました。

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静佳日記 *******

忙しかった一日のご褒美は美しい夕日。

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有難いことに、家の中からそれを窺えることができる。チラッとでも見てしまったら無視することがどうしてもできない。いつものようにカメラを持って目の前の桟橋へと出ていこうとすると、カメラがない。

ふと、お隣りの公園を見ると、夫が私のカメラを持って撮影している。近くまで行ってみると「新しいアングルを発見したよ」と楽しそうに撮っていた。この美しい情景は誰でもをカメラマンに仕立ててしまう。その証拠に、たくさんの若者がビーチに集まっていた。女優のように凛とした夕日を自身のカメラに一番美しく収めようと必死にレンズを覗き込んでいる。

私も夫に倣って少し下に降りてみた。波の動きに合わせようと夢中になる。

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楽しい。

そして、夫と何となく桟橋の塀の上を歩いた。高所恐怖症の私も、この塀の上だけは何とか大丈夫になった。だって、落ちてもいつも泳いでいる海だからどうってことはない。そんな安心感からだろうか。

上から覗く海は相変わらず透明で、恥ずかしげもなくレントゲン写真のようにその内部を全部さらけ出していた。

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カメラを奪い合いながら夫とシャッターチャンスを競っていると、

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もう一人カメラマンが登場した。宿のお客さんだった。

「ウミガメがもうすぐ顔を出すよ」と夫が教えてあげると、塀の上に座り込んでじっと待つ。

「出た~~~~~!!」名カメラマン達のシャッター音が響き渡る。

ちょっとタイミングがずれた私は可愛いその顔をうまく捉えられなかった。

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そんなことより私を見なさい!!と言わんばかりに大きく丸く朱々と燃える夕日。

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その下では釣りをする子供たち。

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間もなく夕日が雲に隠れようとしているちょうどその時、「夕日が奇麗だから見に来たよ~」と島の友達がやってきた。一足遅かったようだ。

しばらくお喋りをしてそれぞれの家に帰る。

「ウミガメを生れて初めて見れて嬉しかった~!!」とお客さんは言い、「たまに桟橋に出るといいね~~。凄く気持ちがいい」と夫は呟いた。

私の大好きなこの場所はみんなをHAPPYにしてくれる。

自分のものでもないくせに、何故か鼻高々になってしまう。

「でしょう~~~??」という私の顔は世界一のどや顔になっていたに違いない。