宮古島・・・夏です。
こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
本日から快晴の宮古島。半袖の復活です。
久し振りの更新ですが、ここのところ忙しくしております。パソコンに向かう時間がありません。棟梁静佳が目覚めてしまってから、恐ろしい勢いで物造りに励んでおります。
静佳キッチンの「壁づくり」と同時進行で「棚づくり」。こちらは島で唯一のホームセンター「メイクマン」にて材料を購入です。
10個以上の作品を作るのに、何日間「メイクマン」に通ったことか・・・。
わたくし、「ミセスメイクマン」と呼ばれております。
お客様がいない時を見計らっての作業。
気が遠くなるほどの工程は、楽しみながらするのが嫌にならないコツです。時々宮古ブルーの海を眺めて休憩しながら、BGMの曲で一人カラオケを楽しみました。通りすがりの皆さま、お見苦しい歌を失礼いたしました。
もう一つの楽しみはお昼ご飯。料理担当の夫が毎日、一生懸命ご飯を作ってくれます。
牛スジカレーに、
牛肉焼きそば
マグロカツに
イカスミソーセージのフライや
ヒレ肉のカツ丼は敢えて宮古風に・・・。
こちらはゴーヤチャンプルー
似ていますがこれはトーフチャンプルー
信州蕎麦と松茸風味の炊き込みご飯。サーモンとアスパラの天ぷらで・・。
心のこもった美味しいご飯は仕事の励みになります。島中の建築現場にうちのシェフさんを出張させてあげたいです。移動食堂ってどうでしょう~~??
そして、椅子の張替えも人生初チャレンジ!!
センター張替所静佳支店を名乗るにはまだまだまだですが、なかなか満足の出来栄えです。
さてさて、大工仕事もそろそろ終盤。これからペンキ屋さんに職業替えをする予定です。お天気が続きそうなので・・・。
ポークランチョンミートの「青空レストラン HELL’S KITCHEN(へルズキッチン)」は宿泊者限定・完全予約制・完全お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。宿泊予約時にお申し込みください。
朝食の一例です。
宿から眺める昨日の空も綺麗でした。久し振りに前の桟橋まで出て撮影。
静佳日記 *******
宮古島冒険隊朝焼けの部。
宿から歩いて10分ほどの高台の公園から街を見下ろす。津波の際の非難所になっているこの場所は、平らな島の中でも特に高い位置にあり、360度島を見渡すことができる絶景の場所。
裏道を進んでいくと、商店の看板にマダマ通りと書かれている。何故宮古の通り名はカタカナが多いのか・・?
また、漢字の読み方も難しい。この看板、普通になんて読むのだろうと考えた時に想像もつかない答えだろう。
や・ま・と・が
側にある井戸の事を指すと思われる。井戸は島の言葉で「ガー」。だから「ヤマトガー」が正解だけど、詰めが甘いのか、ゆるいのか・・・。
お店もオリジナリティー溢れるネーミングをよく見かける。
「あんよ」
可愛い名前だ。
「美容室」は昔は「パーマ屋さん」だった。そのままの名残りか・・。
そして、裏路地を歩くと昔ながらの商店にそそられる。
お家を観察していると、付け足された手造り風の階段がいい味をだしていた。
こちらは手作り風のテーブル。
手造りではないけれど、何かを付け足すお家は非常に多い。特に洗濯干場・屋上のプレハブ。
付け足しは植物の世界でも蔓延し、色々なところからおまけで生えてくる植物達。
こんなところからもひょいっと。
こんなところにも・・。
電線には付け足しの大量のスズメたち。
パーマ屋さんの男番は「床屋さん」。こちらも昔ながらのレトロな「グルグル」をよく見かける。
そして、通販がなかった時代に流行ったであろうガラスのシール。みんな同じお店で同じものを買っていたせいなのか、同じ柄が非常に多い。面白いくらいに・・だ。
でも、これには本当に恐れ入った。
床屋さんの「アイパー」の写真。