宮古島の宿こんにちは。宮古島の「海が見える宿 ポークランチョンミート（PLM)」です。
今朝は昨夜の雨も上がり、いいお天気になりました。
いつも思います。夜中にい～～～～っぱい雨が降ればいいのに・・・と。そういう時はいつも朝が快晴になります。ゲストさん達は皆さんチェックアウト。飛行機までの時間をそれぞれ有意義に使うため、朝早くから出発しました。
昨夜、我が家のテラスのリビングで雨越しにビーチを眺め乍らお酒を飲んでいると、どこから来たのか４匹のワンちゃんが公園で飛んだり跳ねたり大はしゃぎ。そして、最後に現れたのはお隣の「くろ」。黒い犬だから「くろ」と名付けられました。でも天邪鬼な夫は彼をいつも「しろ！！」と呼びます。「くろ」のお友達なのかな？暗闇の中暫く５匹で遊んだあと、４匹のお友達は帰って行きました。「もう帰っちゃったの～～淋しいよ～」と、「くろ」はク～ンク～ン。
翌日の明け方。野花を摘みに数キロ離れたところまで車を走らせると、なんと！！商店の前であの４匹のワンちゃんが飛び跳ねていました。しかも道路の真ん中で・・(私の車は暫く通せんぼ）・・宮古では犬も比較的自由人です。
あんたたち！！こんなに遠くから遊びに来ていたのね～～～！！
放し飼いが当たり前の宮古では、人間の子供も犬もおおらかに育ちます。
帰り道、少し港に立ち寄ります。朝日が綺麗でした。そして、朝日を浴びたイラブティー二島もグリーンが浮かび上がっています。
ポークランチョンミートの「海が見えるカフェ HELL’S KITCHEN(へルズキッチン）」の朝食の一例です。宿泊者限定・完全予約制・お任せメニューです。連泊の方は毎日メニューが変わります。
バケットパンのフレンチトースト。
チキンピラフ。
揚げナスの冷やしそば。
そして、新メニューの「プリプリエビカツバーガー」の試作品です。間もなく登場！！
静佳日記 ＊＊＊＊＊
ドライブをしていて泳いだことのないポイントを見つけ、どうしてもその海の中を見てみたくなった私は、早速翌日夫に申し出た。「今日は仕事が早く終わるから（終わらせるから？）あの海へ行こうよ！！」出不精の夫は私が言い出さない限り外へ出ない。若い時に散々いい加減だった彼は、年と共に恐ろしくまじめな仕事人間へと進化した。１日中厨房で働いている。食べ物屋でもないのに・・。
年と共にいい加減になっていく私は「お前は退化している」といつも夫に言われている。まあ、ポジティブな私は、退化も進化の一つと認識しているけれどね・・・。
そんなことはどうでもいいが、目的の海に着くと、すぐにシュノーケルを装着。夫は釣竿を取り出した。
沖へ沖へと進んでいくと徐々にサンゴと魚が増えていき、目的の場所までたどり着いた瞬間、息をのんだ。
こんなに綺麗な青の珊瑚を見たことがない。何種類もの「青」「藍」「蒼」そして「空色」・・・・。宮古ブルーの海はこの珊瑚が映って青く見えるのではないかと錯覚してしまう。
「青いサンゴ礁」って言葉はこの場所で生まれたんでしょ？？
とても天然の色彩とは思えない。ダイバーさん。もしかして夜中にこっそりカラースプレーしていませんか？
宮古島の宝物を見つけた後は、そばを食べに食堂へ。海からあがった後の宮古そばは格別に美味しい。
テラスの席が足りず、同時に入ったお客さんと「相席にしましょう～」ということになった。すると、隣の席の母娘が「こっちのテーブルの方が大きいから・・」と交代してくれた。ところが他の席のお客さんが帰り、お店の人が「ここが空いたからお二人はこっちにどうぞ～」
そこにいた全員がグルグルグルグルと「椅子取りゲーム」の様に廻っていた。
注文から帰って来た夫が不思議な顔をしていたので説明すると「世の中の人がみんなそうやって譲り合ったら平和な世界になるのにね」と言って笑った。
私はゆし豆腐そばをチョイス。夫は浮気をせずにいつも普通のそばを食べる。ゆし豆腐とそばにのったお肉が私好みで美味しかった。
ひまわり畑の前を通ると、ひまわりが変わり果てた姿になっていた。まるで疲れたサラリーマンのよう。
そういえば、宮古にはスーツを着たサラリーマンがほぼいない。通勤の満員電車もない。だからあまり疲れている人を見ないのだろうか・・。東京では「社長」は偉～～いイメージだが、自営業の多い宮古では社長だらけ。別になんてことはない。
貰った名刺にも「代表取締役」などではなく「経営者」と書かれていて笑ってしまう。素朴な感じがいいね。
さあ、最近よく立ち寄る無人の野菜販売所でゴーヤとオクラを買って帰ろう。
帰りの道路で二度見した看板。一般的に高価買取が当たり前の看板だが、宮古は恐るべし！！「安く買って安く売ります。」
宣伝効果は別として、正直で宜しいと思います。