宮古島の宿こんにちは。宮古島の「海の前の宿 ポークランチョンミート（PLM)」です。
北海道からのゲストさん。まだまだ北海道は朝は寒いそうです。
短い滞在でしたが、暖かい（？）宮古に移住したい～～～とおっしゃっておられました。お天気が良くて良かったですね。
お土産の「さんまじゃーきー」をありがとうございました。
私はこれを何回見ても「さんまじゃけんのー」と読んでしまいます。広島じゃなくて釧路のお土産だっつーの！！
今朝も素晴らしく爽やかな朝です。ポークランチョンミートの「静佳キッチン」で海を眺めながらコーヒー、紅茶の準備をどうぞ！！朝食の準備は万全です！！
静佳キッチンの正面では、桟橋で朝釣りを楽しむ人。
お隣のパイナガマビーチではワンちゃんが水浴びをしています。
ポークランチョンミートの「海が見えるカフェ HELL’S KITCHEN(へルズキッチン）」の朝食の一例です。
「我が家」のミックスサンドも作りました。（勿論家族三人前です）
静佳日記 ＊＊＊＊＊＊＊＊
お客さんが全員外食の夕べ。時間に余裕のできた私は、夕焼け空を眺めながらストレッチをするべく宿の前の桟橋へと向かった。
９月に遊びに来る予定の同級生の奥さんが「貸してほしい」と言っていたので、倉庫を探しまくって見つけた「ヨガマット」。ストレッチをするのにちょうど良い。
いつも座るところより少し広い塀の上に陣取った。そういえば、以前ここで早朝にヨガをしていたお客さんがいた。凄く気持ちがよさそうだと羨ましかったことを思い出す。
視界を遮るものがないこの場所は、空を３６０度独り占めできる。
正面には綺麗な夕日。
北を向くと桟橋が滑走路のように見えた。このまま空へ飛んで行きたい。
すると、本当に飛行機が真上を通り過ぎて行った。凄いタイミングだ。
友達の喫茶店でお茶をしていた夫が帰って来て私を見つけ、歩いて数秒の距離を車でやってくる。
「気持ちがいいね～～」二人で空を見上げる。「私達、なんて素敵なところに家を建てたんだろうね～～～」相変わらずの自画自賛夫婦は、自分たちの幸せを褒め合い、宝物の宿（我が家）を振り返る。
ほどなく空を眺め「ご飯を用意してくる」と主婦・・じゃなくてシェフの夫は宿に帰り、新作のメニューの試作品の仕上げに取り掛かる。
「別に、ビールを持って来てくれてもいいよ～～」と後姿に声をかけておくと、またまた車で登場の夫はそ～～～っとビールを塀に載せた。
何も言っていないが、お言葉に甘えて暫く独りの時間を楽しむことにする。
ぷは～～～～っとビールを流し込み、横になって大の字で空を見上げると、いつもとは違う空がそこにある。月が満月に向かって頑張っている。
ビーチを見ると、見覚えのあるワンちゃん。お隣さんの「クロ」だった。黒い犬だから「クロ」。放し飼いにするといつも一人で砂浜に降り、海で泳いで遊ぶ。
沈んだ夕日の残り光で反対側の雲がピンク色に染まっていた。
大自然の美しい色彩の中で、リゾートホテルのライトアップもコラボレーションしている。
ひとつ向こうの桟橋では、地元のおじさん達が集まっていた。酒盛りかな？
と思ったら、みんなで釣りに来たようだった。遊びは子どもも大人も一緒。
楽しそうに準備をしていた。
私と同じように寝転がるおじさん。気持ちがいいんだよね～～。
オヤジ繋がりか・・・。
お向かいのイラブティー二のイルミネーションが浮かび出し始めると、
伊良部大橋のライトもつき始めた。
暗くなってから橋を渡る車は何故かみんな猫バスに見えてしまう。
この伊良部大橋に使われている電球はLED。「この電球は明るくていいなあ～船に丁度いい」と、佐良浜の漁師のおじぃ達が根こそぎ持って行ったという笑い話を聞いたことがある。本当かどうかは別として、おじぃパワーには誰もかなわない。