スコール
こんにちは。宮古島の「海を眺める宿 ポークランチョンミート(PLM)」です。
3回目のリピーターゲストさん。格安航空での1時間以上遅れのフライト。
なんと、乗り継ぎができずに、那覇で1泊することに。
翌日いらっしゃる予定だった、同じ職場の方も全く同じ状況に。
皆さん、JAL同士の乗り継ぎ、ANA同士の乗り継ぎが安心ですね。せっかくとった休日がもったいないです。
それでも、災い転じて・・宮古でラッキーなことが続き、大満足で笑顔で帰って行かれました。最初のズッコケは、宮古でのHAPPYのプロローグだったんですね。
また、10月にお待ちしています。
☆彡我が家の朝ごはん☆彡
ダブルツナ
ダブルベーコンエッグ
トリプルエッグ
からのトリプルエッグ
静佳日記 *****
ここのところ、暑い日が続いている。宿じゅうの枕という枕、タオルケットというタオルケットを天日干し。お日様の香りが心地よい。
だが、忘れていた。
夏の雲は相当意地悪。どうしてこんなにいいお天気なのに、雨を降らせるのだろう。どこを見ても雨雲なんかなかったのに、いきなりのスコール。南国特有のスコールは夏の間、当たり前のようにやってくる。たった2~3分のこの雲のワンラウンド攻撃に、人々は走り回る。
かくいう私も、走り回って干したものをしまうが、もう遅い。家じゅうの洗濯機と、家じゅうの乾燥機、除湿器をフル稼働させ、かかりきりとなる。
この「意地悪な雲」をブッ飛ばしてやりたいが、手が届かない。
こうして夏の間、私は雲とにらめっこをすることが多くなる。干すのか干さないのか、毎日究極の洗濯でなく選択を迫られる。
それでも夕方になると、ブッ飛ばすはずだった雲が仲直りの握手を求めて誘いをかけてくるで、まんまと乗っかてしまう私。桟橋まで出ていくと、鳥が休んでいた。もう、お腹がいっぱいなのだろうか・・。
定位置の塀によじ登り、海のじゅうたんを踏みしめる。
小さな鳥が小さな羽をパタパタパタと忙しく動かしながら、高い空中で停まっていた。なんだろう?と見ていると、いきなり海面へ落っこちた。スト~~ンではなく、ストンッ!と。
「えっ?えっ?えっ?!死んだ??」
そう思った瞬間、海中から蘇った小鳥ちゃん。更に空高く舞い上がる。
そうか、落っこちたと思ったのは、素早く魚を捕食するための急降下だったのだ。石が落ちるよりも早く感じる。
初めて目の前で見る小鳥の航空ショーを暫くの間愉しんだ。
それに気をとられているうちに、夕日は雲の下に隠れてしまう。
さあ、これからが「雲の主張」の時間だ。
いつもここに来ると、どこか外国に来たような気分になるのは、この景色のせいだろうか。
いや、そばで酒盛りをしている佐良浜(伊良部島)のおじぃ達が発する「異国語」のせいかもしれない。